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何度も何度も、同じ言葉が書かれたおみくじを引く時。大切にしたいものは変わらない。

金をためたら慈善をするという人は

ためるお金に限度がないから

なかなか慈善が出来がたい。


物がなければ力で

力がなければ言葉ででも

人を慰め、人の力になってやれ。


なさけは人のためならず

慈善をすれば心が明るくなって

まず自分が救われる。



神社やお寺に行ったときは必ずおみくじをひくんですが、心にくる言葉があったときは持ち帰って集めていました。

ある時整理をしていると、同じ番号で同じ言葉が書かれたおみくじがあることに気付き、それは別々の場所でひいたもの(絵柄などが違う)だったので、調べてみました。

おみくじの製造シェア7割の女子道社というところがあり、そこでは一番から百番までおみくじがあり、好きなデザインで注文できるそうで…

同じメッセージを何度もひくというのは、特別なことではありませんでしたが、自分が大切にしようと思うものはずっと変わっていないのだと気付かされました。


冒頭のおみくじのメッセージから思い出すのは、高校時代のこと。私は高校時代が一番苦しく、自傷行為や自殺願望がありました。そんな時、スクールカウンセラーさんが会わせてくれたのが、かつて不登校であったが現在は教室へ通えている先輩でした。

その先輩に言われたのが、「よく聞くつまんない言葉かもしれないけど、今自分が辛い思いをしているのって、誰かに優しくなるためだと思っているから、しんどい分、誰かに優しくなれると思って頑張ってる。」という言葉でした。

それ以来、今自分が感じていることや、体験してきたことは、無駄なことではないと思えるようになったのでした。

今でも彼女の言葉は、私の心の中で一番星のように道しるべになっています。