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短歌とか日記とかつれづれ


ずぶ濡れになった私をからかってもらうつもりで傘を忘れた


秒針に月明かり降る秋が来る 私も好きにしていいかしら


駅前のおにくやさんのコロッケが今も恋しい東京暮らし


「寂しいね」寂しくないといえなくて「うん寂しいね」心に驟雨


鈴虫が合唱すればきみはまた別の次元で爪切りをする

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こんばんは、笹塚です。11月22日(日)の文学フリマ東京に向け、現在歌集を制作しています。案の定(?)推敲沼にドはまりし、終わらないったら終わらない。毎日詠んである歌と向き合って、「いやこのほうがいいでしょ」とか「うーんこれはいまいち」などと推敲に推敲を重ねて、結局迷子になりかけてます。ボスケテ。

でもそこは私。表紙デザインを進めて気を紛らわそう! という劇的ポジティブモードで表紙を作成しています。今日時点での表紙はこんな感じ。前回からがらっと変わりました。

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枠線がホワイトアウトしていますが、A5サイズ仕様の予定です。短歌がいっぱい。短歌だらけだよ。悪戦苦闘の形跡が見えてきっと楽しいよ(?)。

心身ともに体調はそこそこ安定・良好で、やっぱり長い文章が長時間読めるようになってきているみたいで(嬉しい~)、今は森とーまさんの「ゾンビつかいの弟子」(早く読破したーい!)、上田聡子(ほしちか)ちゃんの「金沢 洋食屋ななかまど物語」(3周目、紺堂愛が止まらない)、與那覇潤さんの「知性は死なない 平成の鬱をこえて」(やや苦戦気味←それみたことか)を並行して読んでいます。スピードこそ遅いのですがじっくり読ませてもらっています、ふふふ(* ̄▽ ̄)

実はもう一冊、noteに連載していた「コトノハ」という中編小説に加筆・修正した書籍を11月の文フリに出そうと思っています。回収しそびれた伏線とかあるんで……(あぁ……)。果たして間に合うのか? もう9月のしっぽが見えているけど。

と、今日もこうして自分を追い詰めるスタイルでのびのび朗らかに過ごしております。俳句、短歌、小説……いろいろチャレンジできる、本当にありがたいことです。あらためてnoteという場所に感謝です。

まだまだ残暑が厳しいですが、あっという間に秋になるのでしょう。真冬の北海道生まれ民としては早く涼しくなってほしいけれど、そうなったらなったで「寂しいなー」とか言うんだろうな、間違いない。

皆さまも穏やかな晩夏の夜をお過ごしくださいね。

記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *)