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ギルティと小児科医 〜映画感想〜

デンマークのサスペンス映画。1時間28分。

【あらすじ】
深夜の緊急通報司令室。男に誘拐された女性(イーベン)から一本の電話がかかる。彼女は娘への電話を装って電話をかけてきたのだった。電話を受けたオペレーターのアスガーは電話番号から彼女の住所を割り出し、自宅に電話をかけると6歳のマチルデと赤ん坊のオリバーがとり残されていた。「ナイフを持ったお父さんがお母さんを連れて行ってしまったの」と泣きながら話すマチルデ。イーベンにとっての蜘蛛の糸になったアスガーは警察や消防と連携をとりながら電話だけで事件を解決しようとする。

地域の中核病院に勤める者として、関係機関との連携の大切さを学びました、、

というのは冗談ですが、面白かったです。あらすじを読むだけで痛烈なACEsを負ったマチルデやオリバーのことを思って胸が痛み、母親の行方が心配になります。アスガー自身も過去のトラウマを抱えており、彼の魂の解放が事件の行く末につながる構成に納得させられました。事件の真相やいかに。終盤に父親が放った一言は私に強く刺さったのでした。
ACEs:Adversed childhood Experiences(小児期逆境的体験)

ラストのどんでん返しが面白いです。


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