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憧れのゲイシャ・コーヒー

みなさんはご存じでしょうか
“ゲイシャ”というコーヒー豆の種類を。

フジヤマ!テンプラ!ゲイシャ!でおなじみの
日本が誇る超人気コーヒー豆・・・ゲイシャ!
ではありません(強調)。

ゲイシャというのはエチオピアにある村の名前。
その村由来である品種をゲイシャと呼ぶのです。
(ゲイシャではなくゲシャと表記することも)

そしてこのゲイシャ。べらぼうに高い。
都会の洒落た純喫茶で飲もうとしたら
一杯1000円…いや2000円以上します。

どうしてそんなに高いのかというと
「希少性」+「美味しさ」です。

その相乗効果で需要が爆上がり。
しかし供給がどうしても少ない。
ゆえに仕方のない値段なのです。

・・・

そんな超高級豆であるゲイシャですけど
なんと先日買った福箱に入っていました。
(やった!これ飲みたかったんだよね!)
ニヤニヤとひとり、ほくそ笑んでいると

「夫くぅうううん」

嫁ちゃんが普段出さない声色で迫ってきた。
これは良くないきざし。あせるんじゃない私。

「どうしたんだい、嫁ちゃん」

「ゲイシャ、飲みたいなぁあ」

暴走ダンプカーの如く躊躇なしの嫁ちゃん。
いやまて、ゲイシャは85gしかないんだぞ。

「ゲイシャね、うん、今度飲もうね」

「夫くぅうん、私のブルマン一緒に
飲んだよねぇえ。美味しかったぁ?」

そうだった、そうだった。私は
この強運の申し子たる嫁ちゃんが引き当てた
ブルーマウンテンNo.1を先日堪能したばかり。

「ソウダネ、ジャ、今スグ淹レルネ…」

というわけで笑顔で仲良く夫婦で
一片の曇りもない感情でゲイシャを飲みました。
率直な感想としては・・・

甘く、豊かで、広がる、果実!

いやマジでこれ、想像の3倍は美味しかった!

えっ、ちょっとこれ美味しすぎるんですけど。
ブルーマウンテンが品行方正な生徒会長なら
ゲイシャは学園きっての愛されアイドルです。

「ふーん、美味しいねぇゲイシャ」

「だよね!嫁ちゃんもそう思うよね!」

「うん。チョコ持ってくるね。うひひ」

どうやら嫁ちゃんもゲイシャにご満悦。
チョコと合わせると更に美味しかったのは
言うまでもありません。

・・・

そうそう、コーヒーカップについて少し書きます。

私が普段使っているのは6種類
・雑貨店で買った小さめのカップ
・贈り物で貰ったスタバのカップ
・贈り物で貰ったniko and…のカップ
・夫婦でペアのサーモスのカップ
・夫婦でペアのIKEAのガラス製カップ
・夫婦でペアの竹を模した特製カップ

全部のカップが超お気に入り。
これらを気分に応じて使い分けています。
特筆すべきはカップによって味が変わること。

オススメはサーモスの保温効果が高いカップ。
熱さはコーヒーの美味しさと密接な関係アリ。
美味しさを長い時間保持できるのが良いです。

一番美味しく飲めるのは、愛する嫁ちゃんと
一緒のペアカップで同じコーヒーを飲むとき。

これは惚気のろけでもなんでありません。

もしコーヒーに魔力があるとするならば
魔力を内包するカップはさしずめ魔法使い。

自分が心から認めた魔法使いだからこそ
その魔法に酔いしれることができるんです。


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