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嫁ちゃんとストレス解消法

私は基本的に怒りっぽい。

他の人に比べて沸点が低いのだろうか。
小さいことでも“カッ”となってしまう。

一度そうなってしまうとしばらくはイライラ。
やることなすこと集中できなくなってしまう。

学生~二十歳が最も感情の制御ができなくて
大きな声を出したり、壁を殴ったりしていた。
感情に振り回される自分が嫌でしょうがない。

そんな当時の私のストレス解消法は

・ゲーム
・ドカ食い
・限界まで夜更かしして寝る

自分ではどうにもできないイライラを
このようにしてなだめるばかりの日々。
特に、気絶するように眠りに落ちると
かなりストレスが無くなるので効果的。

でも、今になって考えると、これらは

・ゲーム→ 爽快感やストーリーで感情を上書き
・食べる→ 食べる快感、満足感で感情を上書き
・寝る → 強烈な睡眠欲の解消で感情を上書き

ストレスの元の根本的解決にはなってはいない。
平たく言ってしまうとその場しのぎのごまかし

「受けたストレスをどうやって小さくするか」
という後手後手の対応ばかりしていたようだ。

事実、解消されないストレスは心の奥でくすぶり
その後長い期間私を苦しめることになった。
(これは別の話なので深掘りはしないけど)

当時の私にはそれが精一杯のすべ
自分を守るためにはそれしか思いつかなかった。

・・・

月日は流れて、嫁ちゃんと結婚。

めちゃくちゃ好きな人と生活をすることで
悪いストレスよりも楽しい、嬉しいが勝つ状態。

たとえ嫌なことがあってイライラしても

・嫁ちゃんと一緒にご飯を食べる
・嫁ちゃんに触れる、触れられる
・嫁ちゃんと一緒のベッドで寝る

たしかにイライラの感情はあるんだけど
なんというか、ばかばかしいというか
そこまでイライラが大きくならない。あたかも
スイッチを切り替えるようにストレスを忘れる。

これも一見その場しのぎのごまかしに見えるけど
一人でドカ食いするのとはワケが違う。

おそらく嫁ちゃんそのものが癒し

癒しの対象がすぐそばにいるという現実は
思っている以上に自分を落ち着かせてくれる。
そして嫌なストレスに心が向かなくなる。

好きな人がそばにいるというのは最強だ。

・・・

こうなってきてはじめて
自分に余裕が生まれたのを実感した。
周りが見えるというか
自分が見えるようになったというか。

(ああ、私はストレスへの向き合い方が
まったく分かっていなかったんだなぁ…)

尊敬できる人から話を聞いたり
そういった書籍を読んだりできるようになった。

個人的にストレス解消の礎となったのは
アドラー心理学。
「課題の分離」を知って私の世界は変わった。

今までストレスになると思っていたものが
実は、自分で勝手にストレスにしていただけ。

そういったことをインプット&アウトプットして
ブログとかnoteとか実践とかを繰り返すうちに
私の悪いストレスはほとんどなくなった。

今でもイラッとはするけど、学生時代みたいに
ずっとイライラを引き摺らなくなったというか

根本的な原因が分かっているので
ただそれを解決すればいいじゃん!
と思うようになって心が軽くなった。
おかげで今はかなりストレスフリー。

やっぱり学ぶことは大事。人生で超役立つ。
でもこのことに気付くのは一人じゃ無理だった。

嫁ちゃんという癒しの存在がいてはじめて
それができただけ。自分だけの力じゃない。

・・・

長くなってきたのでまとめると

「好きな人そのものがストレス解消」

なんじゃそりゃ、と思うかもしれないけど
やっぱりどうしてもこの結論になるんです。

ちなみに、嫁ちゃんに聞いてみました。
「君のストレス解消方って、なに?」と。

ええっ、と少し驚き
うーん、と結構考えて答えてくれたものは

・夫くんとお出かけする
・夫くんと美味しいものを食べる
・夫くんと映画とかアニメを観る
・一人だけの時間でYouTubeをダラダラ見る
・ちょっと高い入浴剤やパックを使う
・ちいかわグッズを集める、布教する(ちい活)
・夫くんにセクハラする(つねる、叩く、揉む)

へぇ、なるほど、なるほど・・・ん?最後?


この記事は「#仲良し夫婦サークル」の
企画参加記事です。

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