求められる従業員はどのような人か。
自分で考えて行動できる人だと思う。具体的にいうと

1.成果が出る
2.人が付いていく
3.軸がぶれない
4.会社の理念の理解がある

この4つがあるとできる人と認定される。
成果が出る人には人は自然とついていく。軸がブレる人は何を言っているか信用されなくなるのでブレない人だからこそ2が成り立つ。
4が企業側からすると非常に重要だ。
仕事ができて人望があるが会社の目指すことと真逆のことをしてしまう人は逆に組織にとって最悪の結果を生む。
人を巻き込んで会社を否定し始めてしまうからだ。

4が同じ人を採用することが企業側にとって最も重要なことになる。
そして4がある人が応募してくるためには企業理念をわかりやすく公開しなくてはならない。

また会社がこういうことをやりたいんだよという指標を社員、パートアルバイトさんにも伝えなくてはならない。
一人ひとり伝えていくことができればベストだが、組織が大きくなればなるほどそれは難しくなる。
また組織としては経営者が全員に伝えるというより、経営に近い役割の人から流れて伝わっていくことが理想だ。
そのためにもトップの考え方の発信量を増やしていく必要がある。
情報が増えればそれに共感する人が当てはまる確率が上がる。ただ採用サイトに情報を掲載するだけではなかなか理念に合う人の採用は難しいだろう。

働く側も自分自身どのようなことがやりたいのか考え、またそれを実現できる環境の会社がどこにあるのか見極めなくてはならない。
個人の理念と会社の理念が合致したときに物凄い高いパフォーマンスになるだろうし、充実した人生が送れるはずだ。
自分自身何がやりたいことなのか言語化を徹底していくことが良い職場を見つけることにもなるし、会社としても良い人材が取れたという結果になる。
「やりたいことの深掘りと言語化」、これこそが個人も会社もお互いに必要な存在になるためのできる唯一の方法だ。