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【1,054日目/1,095日間】9か月間のプロジェクトを終えて浮かんだ言葉は…

 離島生活をはじめて1,054日目、令和6年2月下旬。

 令和5年6月から、プロジェクトの一員として9か月間、仲間とともに走り抜いて、ひと段落したタイミングに感謝を込めて記録します。

 このnoteが誰かの『挑戦してみようかな?!やってみよう!』へちょっとした後押しになれば、、、自分はスキップしちゃいます♬

令和5年6月2日、プロジェクトが誕生した日のホワイトボード

 本業はそれぞれありつつ、「今、農業立島 喜界島の農業者減少に何かできるアクションをしないと将来が危ないのでは!?」と自分を含めたメンバー7名が作戦会議をスタートさせたのが、令和5年6月2日。

 『具体的に何をするのか!?』何も決まっていない中、もがきながらもひと段落を迎えたプロジェクトを是非、ご覧ください!

自分を含めた7名のプロジェクトメンバー(喜界島のKポーズ)

 7名だけでなく、写真やパンフレットのデザイン等を担当してくれたTOBA TOBA COLAトバ トバ コーラの2人を併せた9名で9か月を完走!

TOBA TOBA COLAのキース(右)とナオさん(左)

スケジュールと概要

 9か月間に及んだ『就農促進に向けた情報発信強化プロジェクト in 喜界島』のスケジュールは ↓ のとおりです。


6~8月 プロジェクトの検討・資金調達

 6~8月にかけて検討を重ねて決まったプロジェクトの概要は ↓ のとおりです。

概要
位置づけ

 行政による就農促進の支援はありつつ、問合わせや申し込みが少ないのは、興味・関心のある方へ情報が届いていないからでは!?
 情報を届けることが課題解決の一歩になるのでは!?という仮説を立ててメンバーでアイディアを発散・収束されながら企画書を作成。

 企画書を作成したのち、noteは有難いことに無料で使わせてもらっていますが、パンフレットの制作費や島外への配布には旅費が必要なので申請書を作成して資金調達。

 資金の目途もついたところで・・・

10~11月 島内就農者インタビュー等取材

 喜界島内の農家さんに御協力をいただき、農家さんのインタビューを通じて、喜界島の農業や生活を感じてもらいたい!と令和5年10~11月の1か月間に実施。

 インタビューに御協力してくださったのは、喜界島で農業を営む4戸の農家さん、5名。

畜産業を営む先輩農業さんの永井さん(左上)、農業だけでなく商品開発にも挑戦する園田夫妻(右上)、脱サラでサトウキビとカボチャの生産に取組む田口さん(左下)、会社員兼週末は農家を営む嶺さん(右下)

11~12月 就農促進WEB記事制作&パンフレット作成

 喜界島の農家さんの御協力のもと、インタビューのWEB記事は、note内の『喜界の農家に触れる機会』で公開中です!

  WEB記事をギュッとして制作&就農以外にも『私のおススメする喜界島』も掲載したパンフレットは『島っちゅ農Life』
 デザインや編集を担当してくれたTOBA TOBA COLAトバ トバ コーラさんがいてくれたからこその出来栄えだなぁと思っています。

パンフレットの表紙は御協力いただいた農家さんと喜界島のサトウキビの一本道(左)
複数枚の写真は『喜界の農家に触れる機会』で使用した写真(右)

 何より、農家さんと心の距離が近いメンバーが取材してくれたことも見逃せません。


1~2月 島内設置&関西・関東等へ遠征

 作成したパンフレットを小脇に抱えて喜界島から飛び出して島外へ遠征に行ったのは、↓ のイベントです。
 作成して置きっぱなしは、もったいないです!

第1弾 新・農業人フェア 農業EXPO 2024年1月20日(土)
第2弾 Farmers Market @UNU(ファーマーズマーケット)        
    1月27日(土)、28日(日)
第3弾 博多FARMERS' MARKET 2月7日(水)~12日(月・祝)
第4弾 東京喜界会 新年互礼会 1月28日(日)
第5弾 関西喜界町郷友会 新年互例会 2月11日(日)

遠征の一コマ

 イベントレポートについては ↓ こちらです。

 週末に島外遠征へ。喜界島に戻ったら即、仕事。
 メンバーが手分けしながら東京、福岡、関西へ仕事のお休みの日を使って遠征に行ってくれたことには正直、頭が下がります。

 喜界島に戻ってからは『行ってみると意外と…』、『実際に手渡してみたら…』など、体験談を楽しそうに話してくれたことが個人的に印象に残っています。


2月 オンライン報告会

 メンバーが島外で躍動している間、自分が準備を整えていたのがオンライン報告会。

参加者募集のチラシ(※既に報告会は終了しているので申込先などは割愛)

 オンライン報告会は題して『就農促進プロジェクトの舞台裏@オンライン』

 プロジェクトを立ち上げた背景や想い、途中はハプニングもありつつ、島外遠征へ行った結果など、表面的には見えてこない舞台裏を喜界島と同じく奄美群島で活動している方々を対象に開催。

オンライン報告会の様子
参加者の活動場所と属性

 発表やバックヤードはメンバーと手分けして、無事に終了!
 お忙しい中、参加してくださった35名の皆様、ありがとうございました!

 オンライン報告会後、色々な感想をいただいたのでいくつかご紹介。

・実施された事業内容はもちろんのこと,皆さんの発表時の雰囲気や,モチベーションへの工夫など,チームで仕事をする際のヒントもたくさんあって,面白かったです。連携の輪が広がるといいですね。

・今回の研修へのお誘い,ありがとうございました。
農家人口がこんなに減っているとは,知りませんでした。
活動だけでなく,色々と考えているところが良い。
楽しそうに,でも,質の高い広報活動にビックリです。
写真の感じが良い。被写体も良い。絵になって,印象に残ります。
誰かのハートをつかむと思います。

・特に参考になった点は,組織作りや作戦会議における普遍的な原理原則(メソッド)を本などで勉強されて取り入れていた点と自分たちのなかでのルール作り(具体≠具体など)をされていた点です。
 こういった話は,ともすれば意識高い系などと揶揄されがちな所もありますが,目的達成の手段として非常に有効だなと感じながら受講しておりました。

 正月明けから1か月半。
 チラシ作成から当日のスライド作りまで準備の疲れが一気に吹き飛びました!

 オンライン報告会が終わった日の夜は開放感で、爆睡すること10時間!
 翌朝の目覚めはもちろんスッキリ!!


さいごに

 9か月間。
 メンバー、TOBA TOBA COLAトバ トバ コーラさん、インタビューに協力してくださった農家さん、イベントでパンフレットを受けとって下さったみなさん、オンライン報告会に参加してくださったみなさんなどなど、すべての方に感謝!

 色々な方との関わりの中で最後まで完走できましたし、自分にとってかけがえのない経験になりました。

 noteを綴りつつ改めて振り返ると海外のことわざが頭に浮かびました。

「早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め。」

 これからも色々な方と協働しながら、より遠くへ行けるような挑戦を続けていきます!

 もし、このnoteを読んでくださった方と将来、一緒に遠くへ行くことになったら、運命 or 宿命かもしれません(笑)

 最後までご覧いただきありがとうございました!!

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喜界島の農業に興味が湧いてきた方はぜひ、こちらから!!


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