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学生のうらやましいところと会社員のしがらみ

興味のあるイベントに申し込むとき、会社の一員としてではなく個人的に学びたいと思っている場合でも、所属名の欄に会社名を入力することが求められる。人材開発や組織開発に関連するイベント・ワークショップの主催団体は大体、競合他社さんなので、スパイだと思われないか不安で、申し込むときにいつも躊躇してしまう。わたしが気にしすぎているだけかもしれないけれど。笑

学生のときは会社同士の利害関係なんて関係なかったので、自分が興味あるイベントやワークショップに好きなように参加できたし、大体の場合、「学生さんか〜、がんばってるね」と歓迎してもらえた。今、どこに行っても会社の名前を背負っていて、会社の一員と見られて、会社同士の利害関係を少しは考えないといけないことに、ちょっと不自由さを感じる。

学生だったときの方が自分の参加したいイベントやワークショップに何のしがらみもなく自由に飛びこめていたように感じる。「中立な立場である」「応援してもらえることが多い」という点は学生の特権かもしれない。

十分、たくさんの経験をさせてもらえたけど、学生時代にもっともっといろいろな場に飛び込んでみればよかったなとも思う。

でも、学びのチャンスはあらゆるところに転がっているものだし、いろいろな人と手を組んであえてお互いの利害を利用してチャレンジできることもあるだろうし、自分の手で学びの機会をつくり出すことだってできるので、それは社会人ならでは特権かもしれない。

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