僕はコンビで「働く」ことがしたい

こんにちは。長田(@SsfRn)です。

昨日、Wasei Salonのプロジェクト「あっ、なんの話だっけ?」の活動日でした。メンバーである、キリン デジタルマーケの平山さん(@t_hirayama0227)、サイボウズ式編集長の藤村さん(@saicolobe)、フリーライターの阿部さん(@Fu_HEY)、Wasei代表の鳥井さん(@hirofumi21)の4名でテーマに沿って語り合い、その様子をFacebook LIVEで放送するというもの。

昨日で3回目の放送となり、テーマが「働く」について。

誰しもが身近に感じる「働く」。

そこには、喜びや楽しさを感じる人もいるけど、苦しさや辛さみたいな感覚を抱いている方が多いのかなと思っています。

SNSでは、「起業家やフリーランスが正解!」みたいな風潮があって、僕自身もフリーランスをやっていますが、それって本当にそうなのか?と足を止めて考えてみたい。

鳥井さんが書いたこちらの記事では、そんなことより「納得感」を持つことの方が重要であると伝えてくれています。僕自身もそれはめちゃめちゃ同意で、フリーランスやっているのは、それが一番納得感を持つことができるからに過ぎません。

そんなことを前提に、本日は改めて「働く」について考えてみたいと思います。



「働く」ことに向き合い独立した先に見えたもの

僕が、学生を卒業したのは2014年3月。

新卒でユニクロに入社し、半年後にスポーツイベント会社に転職。2年半の年月を経てIT企業に転職し、その1年後にフリーランスとして独立して今に至ります。

様々な業界で働いて、その企業が持つ文化や色を体感しつつも、その都度多くの葛藤と戦ってきました。今目の前の仕事が、この先何に繋がっているのか不安になるし、プライベートの活動の方が最高に楽しいし、先輩から受けるパワハラまがいなことにストレスを強烈に感じる時もあったし、仕事関係者からの電話やメッセに一切反応したくなくなる時もありました。

社会に出たばかりの自分は右も左もわからず、その時抱えている感情や悩みに対して、しっかり向き合うこともできませんでした。ただただ悶々と過ごしている日々。そんな時期には、いつも以上人と会う時間を増やし、活発に活動していくことを意識していました。じゃないと、この負の感情に押しつぶされそうになってしまうから。

今は、フリーランスとして活動していて、当時抱えていた悩みはほとんどなくなり、冒頭に話していた『納得感』を持って仕事ができています。それはフリーランスになって働いていることに対しての納得感ではなく、一緒に仕事したいと思える人と仕事ができていることに対しての納得感。今目の前の仕事に対して、しっかりと向き合える自分自身に対しての納得感です。

ただ、その納得感もすべての仕事に対して抱いているわけではなく、中にはモヤモヤしながら働いている時もあります。その原因はなんなんだろう?と、もっと細分化して考えてみると、ひとつわかったことがあったんです。



僕は「コンビ」で走りたい

その気付いたこととは、ひとりで働きたくないということ。もっと言うと、コンビで働きたいということ。

僕がモヤモヤを感じる時は、「これやっといてね、あとはよろしく」みたいな投げっぱなしにされる時や、ひとりで淡々とする仕事の時なんですよね。めっちゃ孤独を感じてしまうし、なぜだか辛さすら感じる。

今振り返ると、僕はずっっっと誰かと一緒に、これまでの道のりを歩んできた気がします。

小学生の頃からやってきたテニスは、シングルスよりダブルスがメインで頑張ってきたし、フレスコボールはペア競技だし、ユニクロでは同期のペアがいたし、スポーツイベント会社とIT企業ではペアとなる先輩がいてくれたし、過去にやったスポーツコミュニティは2人で立ち上げて走ってきたし、Wasei Salonではコミュニティマネージャー2人体制だし、、、常々誰かと一緒に併走してきました。

だからこそ、1人で走ることに慣れていないのかもしれません。

人によっては、それを甘えだと言われても仕方のないことだと思いますし、それに対して反論しようとも思わない。ただ、僕自身、「働く」ことにおいて、誰かと一緒に走ることはとても大切なことなんです。

シンプルにひとりって辛くないですか?



「働く」ことに何を求めているのか?

そんな僕が「働く」ことに対して、一体何を求めているのか?

そんな問いに対して答えは「外との良好な関係性」なのかもしれないなぁ、と考えています。

働くことは、外と関わらないと成り立たないし、その結果いただける対価は他者へ貢献した証。そう考えると、働くことで「接点」を見出していくことは、とても自然です。ただ、接点があればそれでいいのか?ということではなく、接点を持った結果、良好な関係性を築きたいんだなぁと思います。

だから、1人では仕事できないし、一緒に何かをつくっていきたい。それは、その結果関係性を築けると思っているから。

過度なストレスを嫌うこと
楽しむという気持ちを持っていたいということ
強制することされることを嫌うこと

これらの価値観も、きっとここに繋がっているような気がしています。コミュニティを生業にしていてそこに納得感があるのも、きっと繋がっているなぁと。だから、僕は「働かないこと」を望むことは、今後もないかもなぁと思っています。



最後に

「働く」ことの経験値を積んでいくことで、解像度が上がっていく気がします。昔は「やりたいことベース」だけで仕事を考えていたけど、今はそれだけじゃなくて「どう働きたいか?」「どう在りたいか?」みたいなことも考えているし、そこを総合的にバランスをとっている気がします。

放送の中でとても共感した内容が「自分が楽しむことをまず大事にしないと、周囲に貢献することは難しい」ということ。

周囲に貢献することももちろん大事なのですが、自分自身も大切にできないと、いつかエンジンが切れてしまう。自分自身が楽しんだ結果、周囲に貢献すること。きっと、僕はこのバランスがちょうどいいんだろうなぁ、と感じています。

皆さんの「働く」ってなんですか?


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