見出し画像

芥川賞受賞者と最終学歴⑦

⑦ 第103回~第122回(1990年~1999年

 第103回(1990上) 『村の名前』 辻原登→文化学院専門課程卒業

 第104回(1990下) 『妊娠カレンダー』 小川洋子→早稲田大学第一文学部文芸専修卒業

 第105回(1991上) 『自動起床装置』 辺見庸→早稲田大学第二文学部社会専修卒業(Wikipediaの冒頭に、「この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。」と明記。)

            『背負い水』 荻野アンナ→慶應義塾大学文学部仏文科卒業、フランス政府給費留学生としてパリ第4大学に留学、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了

 第106回(1991下) 『至高聖所アバトーン』 松村栄子→筑波大学比較文化学類卒業、同大学院教育学研究科中退

 第107回(1992上) 『運転士』 藤原智美→明治大学政治経済学部政治学科卒業(Wikipediaの冒頭に、「この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。」と明記。)

 第108回(1992下) 『犬婿入り』 多和田葉子→早稲田大学第一文学部露文学科卒業、独ハンブルク大学大学院の修士課程修了、チューリッヒ大学大学院博士課程修了

 第109回(1993上) 『寂寥郊野』 吉目木晴彦→成蹊大学法学部法律学科卒業

 第110回(1993下) 『石の来歴』 奥泉光→国際基督教大学 (ICU) 教養学部人文科学科卒、同大学院修士課程修了(博士課程中退)

 第111回(1994上) 『おどるでく』 室井光広→慶應義塾大学文学部再入学、哲学科卒業(Wikipediaの冒頭に、この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。)と明記)

           『タイムスリップ・コンビナート』 笙野頼子→立命館大学法学部卒業

 第112回(1994下) 該当作なし

 第113回(1995上) 『この人の閾』 保坂和志→早稲田大学政治経済学部卒業

 第114回(1995下) 『豚の報い』 又吉栄喜→琉球大学法文学部史学科卒業(Wikipediaの冒頭に、「この存命人物の記事には、出典が全くありません。)と明記。)

 第115回(1996上) 『蛇を踏む』 川上弘美→ お茶の水女子大学理学部生物学科卒業(Wikipediaに、「この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。」と明記。)

 第116回(1996下) 『海峡の光』 辻仁成→成城大学経済学部中退

           『家族シネマ』 柳美里→横浜共立学園高等学校中退

 第117回(1997上) 『水滴』 目取真俊→琉球大学法文学部卒業(Wikipediaの冒頭に、「この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。」と明記。)

 第118回(1997下) 該当作なし

 第119回(1998上) 『ゲルマニウムの夜』 花村萬月→都立高校退学

           『ブエノスアイレス午前零時』 藤沢周→法政大学文学部卒業

 第120回(1998下) 『日蝕』 平野啓一郎→京都大学法学部卒

 第121回(1999上) 該当作なし

 第122回(1999下) 『蔭の棲みか』 玄月→大阪市立南高等学校卒業

           『夏の約束』 藤野千夜→千葉大学教育学部卒業

 早稲田×4人(Wikipedia冒頭に注意文あり×1人、日本での最終学歴×1人含む)、慶應義塾大学×2人(日本での最終学歴×1人、Wikipedia冒頭に注意文あり×1人)。
 だんだん賞というより、受賞者の個性が強くなってくる印象がありますが、私が読んだ受賞作は、川上弘美の『蛇を踏む』、「三島由紀夫の再来」と言われた平野啓一郎の『月蝕』のみ。
 あとは、小川洋子、奥泉光、笙野頼子を数冊、辻仁成、柳美里は何冊か読んだけど何を読んだか殆ど覚えていない、藤野千夜は新聞連載小説(朝日新聞夕刊)と単行本を一冊くらい読んだと思います。
 よく知られた受賞者だと、辻原登、小川洋子、辺見庸、荻野アンナ、藤原智美、多和田葉子、奥泉光、笙野頼子、保坂和志、川上弘美、辻仁成、柳美里、花村萬月、藤沢周、平野啓一郎、玄月、藤野千夜あたりでしょうか?

よろしければ、サポートお願いします。もっと良い記事が書けるように、使わせて頂きます。