感想『超訳百人一首うた恋い。』(杉田圭)3巻
百人一首の歌人と和歌にまつわる、平安恋物語。 1巻ずつ独立した話になっているので、今巻の清少納言巻のみでもお楽しみいただけます。
才媛が才媛であることを、唯一許された後宮で、イキイキと泳ぎ回る清少納言!
才能を活かせる環境に足を踏み入れるまでのためらいと恐怖を、乗り越えるまでの姿と。
才能を活かし始めてからの、自信と誇りを得た姿に勇気を貰えます。
根っからのコミュ強ではなく、自信の根拠を得られたからコミュ強になれた、努力型のコミュ強。
そのコミュ力と文才を、定子への忠誠に捧げ