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〈自己紹介〉小説家になりたくて足掻き続けています。


こんばんは。お仕事や学校はいかがでしょうか?
ぼちぼち始まっているというお話しも耳にしますが、まだまだ自粛が長引きそうですね。

今回、コロナの自粛による影響かnoteのフォロワーさんが凡そ8〜10倍の300人ほどに増えたので、改めて自己紹介をさせていただこうかと思っています。

僕がどうして小説を書いているのか、またどんな動機で小説を書いているのか、というようなことをご紹介させていただきますので是非一度ご覧ください!



1.小説を書き続けた11年間


さて始めにですが、簡単な来歴を。

1997年:福島県郡山市で誕生(現在23歳)
2016年:千葉大学文学部に入学(憧れのシティボーイにはなれず)
2017年:手書きの掌編小説の公開
2018年:映像作品『全き世界』を制作、上映会を開催
     10月より「自己体験作家」として中編小説をnoteで公開/販売
2019年:掌編・写真集『僕の月』販売
     執筆開始10年、学生としての最後を飾るとして『濾過』出版
     クラウドファンディングにより約50万円の支援を頂いた

ざっとこんな感じでしょうか。
まあ手広くやってきました。特に初出版作品となった『濾過』は、現在残り10数部しか残っていないほど、多くの人のもとに届けることができてとても嬉しく思っています。

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現在は就職し、自宅待機中ながらも社会人としての勉強を主に読書などから自主的に行いつつ、小説を書いています。
今年は具体的な目標のために計画立てて執筆をしていますが、その話はまた後半にさせていただこうと思います。


2.社会の犠牲者としての自己体験作家


さて、まずご紹介したいのは「自己体験作家」というワードについてです。

これを書くとよく「そもそも作家って皆んな自分の体験したことがどうきになってるでしょ?」とよくツッコまれます。

まったくもってその通りです。

基本的に物語を作る場合、実際に体験した「感情」や気がついたことなんかが題材になることが多いですよね。
それはそうなんですが、僕の場合はより自分が体験したということを打ち出すことで、深い共感を得たい、と考えました。

というのも、題材にしている出来事が例えばDVや両親の離婚に浮気、貧困など、現代の社会問題として考えられるような多くのことだからです。

たくさんの方が体験し、そして苦しんでいるそれらの出来事について語ることで、僕はそういった方々に少しでも救われて欲しいと考えています。
そういった背景から僕は、2018年より「自己体験作家」としての活動をしています。

こちらはその中でも特に閲覧数が多かった作品の「あとがき」です。

実際の体験を題材にした作品について、その体験した出来事を「あとがき」で語ることによって僕は、同じような苦しい体験をしている方に寄り添おうと考えています。

ここ暫くでは「あとがき」を書くことが少なくなっていますが、例えば出版作品『濾過』も、僕の体験が核となって形成された作品でした。


3.文学賞なんてクソくらえ


過去の話はこのくらいにして、現在の僕について最後に書かせていただきます。

学生の期間が終わった僕は現在、まず文学賞の受賞を目標に日々努力しています。
そのため挑戦的な作品を数多く執筆しており、その中には自らの体験をベースとしていない作品も多く存在します。
(現在執筆中の土日に公開予定の作品は僕の体験ベースなので是非ご覧ください)

文学賞が目標なんて当たり前じゃないか。
もしかするとそう思うかもしれません。しかし実はこれまで僕は、特に2018年の活動を始めてからは文学賞はいらないと考えていました。

それは一言で言えば、お金にならないからです。
小説家が単行本を一冊出した時、入る印税は本の定価の10%程度です。だから長い時間をかけて書いた小説でもお金の面で考えると驚くほど身にならない。

お金は全てではありませんが、お金がなければ生活はできないし、別に仕事をしなければならないとなれば業界としての質も落ちます。

嘘か誠か、日本のエンタメ小説で女性が多くヒットを出すのは、結婚した女性が旦那が働いている間に家で書けるからだ、なんて話もあるくらいです。

この話は少々眉唾物であるように思いますが、しかしそう思われるくらいの悲惨な現状であることは間違いない。
だから僕はずっと、編集者を介さずに小説家としてやっていく方法を考えていました。


4.小説家が小説に集中すること


じゃあ何故今になって、僕は文学賞を欲するようになったのか。
それは自らが『濾過』という作品を出版し、出版の大変さを身を以て知ったからです。

出版を個人でやるとなると、校閲はもちろんページの組み方なども自らやらねばなりません。業者にお願いするにしても、お金も手間も酷くかかります。

確かにお金にはなりにくいかもしれないけれど、出版社がいるからこそ小説家が集中して小説をかけていたのだと、ようやく理解できたというわけです。


そんな経験を通して今の僕は、出版社を通して小説を書くこと、そして今のようにnoteなどを通して自らマネタイズを模索することの両輪で進む作家が現代においてはベストだと、そのように考えています。
(実際に小説はお金にならないとテレビ番組でコメントしていた羽田圭介さんはYouTubeをやっていたりします)



5.日本で一番稼ぐ作家になりたい!

長くなってしまいましたがこれで最後です。

そんな数年間を通して、僕は新たに目標を立てています。それは、

日本で一番稼ぐ小説家になる

ことです。
また金かよ、と思われるかもしれませんが、一番稼いでいる小説家は単純に多くの読者を得ています。

つまり、お金を稼ぐことが実は一番小説を読まれている状態なんです。

そのために僕は今、文学賞を目指していることの他にも「文豪」と呼ばれる方々の作品を読んだり、学問としての文学を学んでいたりします。
note上では今後、短編だけではなく連載小説を公開していくつもりです。


そういうわけで多少無様かもしれませんが僕は日々足掻いています。
折角小説を描きたい気持ちが人一倍ありますから、これを存分に楽しんでいきますので、是非是非応援よろしくお願いします!

Twitterのフォローなんかもしていただけたら嬉しいです。。。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!!


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