花と投票

大人のみなさん、投票よろしくね。

( 2019.4.4 wrote )

選挙に行った人(期日前投票)は、「行ったよ!」と。行くつもりの人は、「行くぜ!」と、投稿してほしい! 誰に投票するかはナイショでいいので(笑)。
「あら? けっこうみんな、行ってるやん」って空気を作りたい。空気こそ日本の真髄なので(笑)

世の中には、二種類の人間がいます。選挙に行かない人と、行く人です。
(↑このフレーズ、一度使ってみたかった 笑)

選挙に行かない人のほうが多いです。
前回(2017年)の衆議院選挙、福岡県の20代の投票率は31.5%、30代は41.8%、40代でやっと50.5%と半数を超えるかどうか。

選挙に行かない気持ちはよくわかります。
たった1票。行っても行かなくても同じだし。
議員なんて誰がやっても変わらんやろうし。
知ってる人も気になる人もいないし。
わざわざ投票所行くの、めんどくさいし。
行こうと思ってたけどハガキが見当たらん。
行こうと思ってたけど子どもが具合悪くてグズってる。
行こうと思ってたけどあまりに天気がいいから遠出しちゃおう…
行かない理由はいくらでもありますよね。

しかし、
世の中は、選挙に行く人に向けて制度設計されています。

自分に投票してくれそ~う な人たちに向けての政策。
自分を議会に送ってくれた人たちに向けての政策で、動いています。
まぁ そうなりますよね。

選挙に行く人の内訳を見ると
けっこうな割合で、なんらかの集団につながっている人だったりします。
身内や、職場や、地元や、信仰の関係で
「○○さんに世話になってるから」「うちはずっと○○さんを推しているから」その選び方も、立派な一票です。
どんな理由であれ、自由に選ぶ権利がありますから。

しかし、そうなると、
どこかの団体や職場や地域グループにがっつり属していない人
たとえば主婦
たとえば若者
たとえば非正規で働いている人・・・
そんな人は、所属のしがらみもない代わりに、つながりがなくて、簡単に棄権しがち。

棄権すると、政治家に無視される
無視されると、そんな人たちの生活は報われない
報われないから、政治不信
政治不信で投票に行かない
    …という、負のループにハマりがちになってしまいます。

支持政党は決まっていない
政治関係の誰かと強固につながっているわけではない
若者や主婦といった、有権者の中のマイノリティ
そういった方が選挙に行けば行くほど、世の中は変わるかもしれません。
ていうか、たぶん、変わります。

私は子どもが生まれてから、ずーっと怒りの票を投じ続けていますが
だいたい、投票数の中のマイノリティで、
開票のあとは ずーんと落ち込んでいます。
その怒りと落ち込みを覚えといて、また次も、祈る気持ちで投票に行きます。
そしてまた落ち込むのですが…
あきらめない。
子どもがいるから。

どこかの強力な団体や職場や地域グループに属しているわけではない、
投票に行く人の中のマイノリティ。
その仲間を増やしてゆきたいのです。


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