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心がよめるひとへ

今回の記事は、ワタシと同じように他者の心がよめてしまうことにより
生きにくさを感じられている方に発信させて頂きます。

近年、よく耳にする心理学用語のHSP(Highly Sensitive Person=ハイリー・センシティブ・パーソン)というものがございます。

このHSPは生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」を表す言葉なのですが、登場は新しくアメリカの心理学者エレイン・アーロンによって1996年に出版された本の中で提唱されました。

HSPは5人に1人という割合で存在しているとのことですから、自分がそうであったり、または身近の方にいらっしゃったりする可能性は大ですよね。

HSPは生まれつきの気質と考えられているので病気ではありません。
個人差があるので、こういうものだと断定はできないのですが、HSPの方は様々な刺激への感度が高く繊細なため、生きにくさを感じられている方が多いようです。

心理学者エレイン・アーロン博士は、HSPの特徴を4つの頭文字をとってDOES(ダズ)と定義しています。

Depth of processing:物事を深く考える
Overstimulated:過剰に刺激を受け取る
Emotional reactivity and high Empathy:共感力が高い
Sensitivity to Subtleties:鋭い感覚を持つ

敏感すぎる私の活かし方

HSPの方は情報を深い部分まで受け入れることが出来きて、感受性や共感力が高いですが、それにより情報からの刺激を過剰に受け取ってしまって心身に疲労を感じやすくなってしまうという傾向があるわけです。

ですから、他の方がへちゃらで流してしまうことでも、なかなか流すことが出来ない。。。う~ん生きにくいですよね。


さて、今日のこの記事のタイトルは「心がよめる人へ」なので、HSPだと心がよめてしまうのね~と思われたかもしれないのですが、(確かにHSPの方は超敏感で繊細な部分も見逃さず受け止めるので、ある程度は他者をよめると思います)今回はちょっと違う視点から、ワタクシが自分のために心理学を学び資格受験勉強に勤しんでいる時に「心がよめる人」についてわかったことを綴ろうと思います。


私が心理カウンセラー&アニマルペットロス療法士(悲嘆療法士)のライセンスを取得しようと思った理由は2つ。(2つとも自分のためが基本ではあります)

ひとつは、自分の心のケアを自分で出来るようになりたかったから。
もうひとつは、最愛の毛の多い家族ドーベルマンズを立て続けに失ったときの深い深い悲嘆を自分でどうにかしたかったから。

そして、それが自分以外の方々にもお役に立てれば尚嬉しいことだ。と思ったのが資格取得に向けた思いでした。


自分の心のケアが必要だと思ったのは、対人関係において自分以外の他者と歯車が嚙み合っていない状態が、歳を重ねるごとに酷くなっていたからです。
結婚2度の破局後に自分は社会不適合者なのだと知りました。

社会不適合者とは、自分の見方、価値観、性格などの理由で、自分が社会に溶け込んでいないと感じている人のことです。

Kikankou

そしてそれが今回のタイトルである「心がよめる人へ」に繋がります。

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