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【コラム】新しいブローチが届きました。


新年早々、イギリスのアンティークショップからアクセサリーが届きました。(受領時にはアルコール消毒を行いました)ユニークなデザインのフレームで装飾された青いガラスのブローチです。ブローチは1930年代のチェコのものです。

最近チェコのアクセサリーが気になっている

以前もnoteで書いたのですが、私はクリアアクセサリーが好きで、その中でもガラスのアクセサリーに興味があります。その関係上、チェコのガラスアクセサリーがとても気になっていて常にリサーチをしています。というのも、チェコは伝統産業の1つであるボヘミアガラスをはじめとするガラス産業は有名であり、チェコで生産される高い透明度と硬度のガラスや、そして高度なガラス加工技術は大変美しいのです。

今回購入したのは、リサーチ中に見つけたもの。ボヘミアンガラスの切子のようなガラス加工技術があるものでもないし、透明度もない加工ガラスですが、(勿論、狙っているアイテムはありますので、近い将来はここで紹介することになると思いますが。)、この真っ青なガラスと昔ながらのフレームのデザインに一目ぼれしてしまったのです。

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このブローチをつけて着ようと思った服をご紹介

このブローチを見つけた際、これを着よう!と思った服を紹介します。

1:アンティークのブラウス

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アンティークの刺繍が施されているパフスリーブのブラウスに合わせようと思っています。古き良き時代の雰囲気が出ていい感じです。ボトムスは、青地ベースのインドコットンパッチワークスカートなんかに合わせてみようかな・・

2:着古した赤いリネンTシャツ

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赤いリネンTシャツに合わせたら、赤が可愛く見えました。これにブルージーンズを合わせてもいけそうですね。

3:ボウタイの水色シャツ

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シンプルなボウタイの水色シャツに合わせると、高級感が増して雰囲気が出てきました。このブローチで、シャツの水色がよりきれいに見える気がします。これに赤いジーンズと白のコンバースで合わせようと思います。

時代の変わり目に存在を放つブローチかもしれない

もう1つ特記すべき事項は、このブローチは1930年代のアクセサリーだということ。1930年代というと、日本では昭和5年~。大正時代が明け、第二次世界大戦に入っていく頃、満州事変や2.26事件など戦争の布石となる争いや事件が多い時代です。

また生産地チェコの1930年代は、スロバキア共和国がチェコスロバキアから脱退、と、やはり歴史的に事件が多い時代でした。そんな中でも女性の中ではオシャレは存在し、こんな素敵なブローチが生まれていたのですね。

大戦中も生き延びて、誰かの手元で大事にされていたこのブローチ。約90年経った今、私がこのブローチを手にしました。世の中はCOVID-19や不景気な経済など、時代や潮流は大きく変わろうとしています。このブローチは、そういう時期に存在を大きく感じさせるブローチなのかもしれませんね。大事につけていこうと思っています。

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