notoオススメ本1

オススメの本は…!!

12月になりました。

新しく再就職した会社での業務も研修が7日経過して土日の休日です。まだまだ7日しか経っていません(笑)

慣れない環境ですが、少しづつ慣れていこうと思っています。

39歳で単身赴任で地元から県内ですが別の市で7畳の1Kのアパート暮らし。中々寂しいものです。実際に入社した職場でもイメージしていたこととはかなりギャップもありました。

5年前に入社した9人の新卒社員のうち、現在では7人が退職しているとか。ホームページのイメージとは違っていたり、面接で説明された話とは違っていたりと色々とあります。

周りに比べて給与水準の高い会社だと言う上司もいれば、違うと言う方もいる。求人を出せば人が結構応募してくる、給与体系が良いからと言う上司もいれば、社員の出入りが多くて人も中々集まらないと言う人もいる。

その様なあまり良くない部分だけではなく、当然良い部分もあるわけでその全てを総合的に判断して普通に頑張っていければ良いと最近は思うようになりました。

前職での経験も踏まえてあまり深く人間関係を構築しないように勤めようとは思っているのですが、ある程度のコミュニケーションも必要。難しいですね。

そんな新しい環境に飛び込んだ自分だからこそこの本をオススメ…

「置かれた場所で咲きなさい」

私が別に運営しているブログにもこの本のことを書きましたが、もっと早く読んでいたかったと言うのが正直な気持ちです。

前職を退職し、知人と起業をする予定でしたがそれもダメになり。家族問題も重なって本当にこの先どうしようか本気で悩んでいました。

いっそこのままいなくなってしまえば良いのではないか…

などと思うようになることも多かったです。

今でも少しその様に思うことはありますが、だいぶ落ち着いてきてはいます。

退職をし起業もダメになり、自分を見つめなおすためにたくさん本を読んで過ごしていた約5ヶ月間。そのたくさん読んでいた本の中の一冊がこの「置かれた場所で咲きなさい」と言う本でした。

この本を読んだ時の気持ちとしては、正直に言うと身も心も痛かったです。なぜって、置かれた場所で咲くのが嫌だったから前職を辞めたわけです。置かれた場所で咲くのが嫌だったから、家族と別れようと思ったわけです。

正直、生きていると楽しい事や嬉しいことよりも辛い事の方がたくさんあります。誰もがそれを分かっているのでしょうが、分からないようにする、見ないようにするとしている人が多いのではないでしょうか?

この本を読んだ後は本当に辛かったです。置かれた場所で咲く努力をしなさい。花を咲かせられないなら下へ下へと根を伸ばしなさいと本に書いてある文章を読んだ時には、本気で悩んでしまいました。

それならば、約5年間勤めた前職で最初に入社した会社から会社が2回も変わり、給与も人も環境が全て変わってしまい、誰も自分を気にしてくれる人がいなくなってしまった職場でも辞めることなく咲ける様に頑張るべきだったのではないかと…

しかし、最後にはこの様にも書かれています。

もしその場所で咲けないのならば場所を変えてもかまわないと。転職をし離婚をして場所を変えて幸せになっている教え子もたくさんいると。

現在39歳になりました。来年は40歳です。人生の折り返し地点です。

その折り返し地点でこの本に出合えて良かった。本当に良かったと思っています。

自分がこれからどの様に生きていこうか定まったし、家族との仲、とりわけ妻の両親との関係もしっかり自分が変わってやっていこうと思えた。実際に妻の母親とは謝罪し語らう事が出来ました。

現在、新しい再就職先でもこの場所で咲いていこうと思えるようになりました。不思議なんです。この場所で咲く努力をしようと思うと、無理に気を張って頑張ろうと自分は思わなくなりました。自分を消耗するような事が少しづつ無くなってきたようです。

今現在の置かれている立場や環境に不満がある人には是非読んでいただきたい本です。きっとこれから生きていく考え方が変わっていくことでしょう。

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