彼の行動パターンまで考えなきゃ買い物ができない?
スッキリ暮らしたい、デザイン性重視な私と
機能性重視な彼との二人暮らしは
思わぬところでつまずく。
彼が料理をしていて
ものが落ちる、蓋が開かない、調味料が見つからない
などのトラブルが連続で起こると、たちまち癇癪を起こしてしまうのだ。
(このように書くと彼がヤバいやつに誤解されてしまいそうだが、あー無理だ!くらいのテンションです。)
(私が)調味料パッケージは隠したくて整頓する
↓
彼は調味料が見つけられない(※場所は教えてあるが少しでも変わるとつまづく)
↓
目に着くところに置いて機能性上げたい
のように私にも原因があることが言葉の中に見え隠れしているから、こちらも申し訳なくなる。
けれど、蓋が開かないなら便利グッズを買おう!のような提案をされると、今度は物を増やしたくない私の顔は苦い顔になる。
ここ最近、洗面台の下に置くゴミ箱を検討している。
サイズ、デザインがはまる物を私が探して、
買う前に彼に共有すると、足で引き出したいからキャスターをつけてくれと言うのだ。
もしくは代車の上にゴミ箱を置く案も提案された。
話を聞くと、ゴミ箱を手で少し引き出してからゴミを捨てるという、今までの些細なワンアクションも、彼にとってはものすごいストレスだったのだという。
そんな小さなところでストレスを感じるとは思ってもおらず、正直驚いた。
オブラートに包まず、本音を言うと
「そんなことも嫌なの?」だ。
足で引き出してゴミを投げ入れ足で戻す、これは楽チンで便利だと感じるのだが、どこか腑に落ちていない&意地を張ってしまった私には生き急いでるような違和感が残る。
それと同時に、この先、彼の行動パターンを予測して、対彼のユニバーサルデザインを考慮して物選びをしなければならないのか?と思ってしまったのだ。。。
彼は人に対してのストレス耐性は高いが
物に対してのストレス耐性がてんで低い。
だから、物自体の機能やアイディアでカバーしたいのだということがわかってきた。
一方私は、不便さすら愛着に変わったりするので
彼の思う障害を障害とすら感じていない。
意外なところで思い通りにならないモヤモヤが残る体験だった。
・・・・・
二人暮らしなのだから、お互いの心地よさを大事にしたいとnoteでも何度も書いているが、つくづくこれが本当に難しい。
ただ、お互いのストレスをうまく天秤にかけて
じっくり話し合うと、稀にデザインも機能も良いところ取りされた夢のような製品を2人で発明したりするから、その時間は少し好きだったりもする。
ゴミ箱のことはまだ解決していないけど「どうしてそんなことも我慢できないの?」などとチクチク言い合うことは回避して、2人で発明したアイディアに笑って「主婦が考えた100均アイテムが大ヒット!みたいな現象にならないかしら」なんて、ポリポリつまみながら話せているくらいで丁度いいのかもしれない。
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