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いつもイライラしていた私が、暮らしを見つめてSNS発信を始めるまで。

はじめまして。corori(コロリ)と申します。
ご覧いただきありがとうございます!

私は、InstagramやYouTubeなどで、日々の記録を投稿している28歳(2022年11月現在)です。
投稿のテーマは「お腹と心を満たす日常」と「ひとりごと」で、日々の暮らしのアイテムや、作った料理やお菓子の写真などをアップしつつ、ぶつぶつと思ったことを書き留めています。

▼Instagram
https://www.instagram.com/corori_life/

▼YouTube

はじめに

私の職業は、会社勤めのグラフィック/webデザイナーです。
いろいろな業界分野のビジュアルやロゴマーク、コーポレートサイトなどを作ることが私の仕事。

現代を生きるクリエイターならではの「仕事以外でも何か新しいことをしないといけない!」という呪文を唱え続け、5分後には「やりたいことがわかりません…」のループに陥り、早5年が経っていました。

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そんな私ですが、2021年11月〜日常系のSNS発信を始めて1年が経ちました。
フォロワーや登録者数もまだまだ少ないのですが、さらにまたnoteで「文章を書くこと」を増やすってどうなんだろう?やってみたいけれど自信もないし、フォロワーが1000人を超えたら始めようかな・・・なんて本当に本当にどうでもいいことに悩んでこれまた早1年。1000人行ったら自分が生まれ変わるわけでもないのです。「自分は何者か?」探しはもうやめます。

InstagramやYouTubeの形式では、どうしても書ききれなかった、伝えきれなかった感情や思い出話がたくさんあります。明日には忘れてしまうような日常を、まずは自分のために残すつもりで書き始めることに決めました!
今回は初投稿になりますので、今までの経緯を話します。




「生き続けてる私ってすごい」という発見

新卒当時は、都内住みにも関わらずなかなかの低収入なお給料で一人暮らしをしていました。悩みはいつもお金のこと。残業も多かったので、ほぼ眠るだけの家と会社の往復が私の全て。デザイナーとして商品が売れるために貢献することが私の仕事なのに、消費者としてその商品を買う余裕なんてない…!なんという皮肉でしょう。(そして、ぎりぎり生きていけるくらいのお給料なのがまた憎いところ!笑)
ショッピングモールや都内の街を出歩くことにさえ腹が立っていました。そんな私が生きていくためには、転職や副業するという発想の前に、どうやっても目の前の生活に目を向けるしかない。節約のためのお弁当作り、断捨離、今ある物を使い倒して浪費しない、遊び以外の財布の紐はガッチガチ。そんな毎日は苦しかったけれど、続けていくと少しずつ楽しさも感じられてきた頃、私の暮らしっぷりに対して会社の同僚が言った台詞は、なんと、「丁寧な暮らしだね」でした。

そう言われると聞こえがいいけれど…
こんなに余裕も選択肢もない暮らしを「丁寧な暮らし」というのは穏やかじゃないな…というのが本音でした。
ただ、同僚から話を聞くと、毎日お弁当を作れることや財布の紐の硬さも、自分には続かないからすごいことだと言うのです。
探し求めていた仕事以外のやりたいこと。輪郭はまだぼんやりとしています。けれども、この時、“既にしている”ことに気づき出しました。
そして「生き続けてる私ってもしかしてすごい…?」と認めてあげることができた気がします。



今の部屋との出会い

2019年3月〜新型コロナウイルスの影響によりフルリモートが導入されました。開始当時は都内1K(18㎡)築40年、オートロックもモニターホンもない部屋が、私の生活の全て。女性が住む部屋ではなかったですね。そこで、はじめて平日の昼間を過ごしてみると、セールスや宗教の勧誘の多さに驚きました。扉一枚隔てた先で誰かが私を呼んでいる…。このストレスはかなりのもので、宅配便の指定時間にピンポンされるとうっかり扉を開けてしまい勧誘に遭う…なんてこともしばしば。そして、私はまんまと悪質な契約をさせられてしまいます。
「このアポートのネット工事が終わったので、こちらのWi-Fi契約に切り替えてください。」典型的な回線の訪問販売です。にも関わらず、私は契約してしまうんですよねー…(んー自分、殴り飛ばしたい!)契約から1週間後に約束のサポートの電話が来ないことで詐欺だと気づき、急いでクーリングオフをしました。おそらくあと一歩遅かったら解約金15万くらいかかっていたと思います…。ばーか!
引っ越そう。はじめて重い腰をあげました。

次のお部屋はトントンと決まります。1LDK(28㎡)、セキュリティ完備でありながらも、都心から離れたことで家賃を抑えられました。そして引越しの閑散期だったためデザイナーズ物件に空きが!
え、私なんかがデザイナーズ物件に住んでいいのかな?と少し遠慮しそうでしたが、とても運が良かったと思います。(詐欺に遭っといて何言ってんだ)


日差したっぷりの明るい部屋で、目の前が真っ暗になる

新生活はとても穏やかに感じられました。
家具もほとんど断捨離したので、一からのスタート。もともとインテリアのセンスは皆無でしたが、3Dのスキルがあったので部屋のスケッチを起こし、家具の大きさやテイストを確認。少しずつ部屋づくりの楽しさを知ります。

右の本棚は結局作らなかったけれど・・・

広いキッチンで作る料理も楽しい。けれど、相変わらず「何かをしなければ…」の呪文を唱える日々。長く続いたフルリモート生活は、油断すると今日がいつだか忘れかける無人島のような生活になっていました。
本を読んだり、勉強したり、世の中から取り残されないための行動はしているものの自分が成長できているのか分かりにくい。
自分の時間は止まっているけれど、自分だけが歳を取っていく。
そんな矛盾した世界に感じられ、日差したっぷりの明るい部屋で一人、私は目の前が真っ暗になりました。



「ひとりごと」から「誰かに届ける言葉」へ

毎日書いていた日記には、苦しい、誰もわかってくれない、と不満だらけ。
「デザイナーってすごいね!と友人は口を揃えて言うが、こんな未完成で不恰好な私を褒めないでほしい」とか書いてます。本当にひどい!

そんな日記を読み返して、気づいたこと。
自分が怒ったり、不安になるときは、見えない先の未来に目が向いて肝心の今を生きれていない時だと気づき、今を記録するためInstagramの投稿を始めました。
あの時言われた「丁寧な暮らしだね」はやっぱりちょっと腑に落ちないから写真がメインのInstagramでも「ひとりごと」とタイトルをつけて、感じたことを呟く。我ながらポエマーです。でもそれがとっても楽しい!そして、ありがたいことに、写真よりも投稿内容を楽しんでくれている方がいることを知り「言葉が誰かに届く」経験をはじめてさせてもらいました…!とは言っても、文章なんて学んだことはないし、見切り発車です。でも行動したことは絶対いい経験になると信じて!



おわりに

初回からたくさん書いてしまいました。・・・いやむしろ、書けるじゃん私!って驚いてます。
日頃の思ったことをこれからも綴っていこうと思います。
明日、明後日、何年後に読み返したとき、過去の自分に励まされるようなそんな場所にしたいです!

おわり

【 Instagram 】https://www.instagram.com/corori_life/

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