見出し画像

女子旅2023夏2 - アルカション/ボルドーの日本人バレエダンサー

フランスのアルカションとボルドーを巡りました。
2023年の夏、フランスのレ島、アルカション・ボルドー、そしてフィンランドを旅してきました。その旅日記の第2回です。

ボルドーのオペラ座では素敵な日本人ダンサーの方に出会いました。「Danseur Étoile」(スターダンサー)。宝塚ならトップスターに当たる称号です。ダンスのキレもジャンプの高さも段違い!!日本公演があれば絶対観に行きます。


1. レ島からアルカションへ

7月9日、レ島を後にしてレンタカーでアルカションへ。手前のスーパーGrand Fraisで食材を確保しました。

夕刻にアルカションのアパートメントに着きました。バルコニーもついて良い感じのお部屋!

夕食の海の幸を求めて、街のはずれにある鮮魚店「La Poissonnerie de l'Aiguillon」に行ってきました。おいしそうなエビやカニがいっぱい!もちろん有名なアルカション産の牡蠣も並んでました。それにお惣菜コーナーもあって、お店はめちゃくちゃ混んでいましたよ。
牡蠣を買うつもりだったけど、この素敵な景色に心変わりしちゃうんですよね〜♪

そんなわけで、今晩のディナーは牡蠣の代わりに買ってきたエビ、サーロインステーキ焦がしバターソース、ルッコラのサラダ、🍉、そして近くのLidlで買ったグラーブの🍷💖

2. サイクリング

7月10日朝、ここアルカションでもレンタサイクルを借りました。料金表はこちらです。

アルカションの海岸をレンタサイクルでぐるっと。ここにはレ島のような絶景サイクリングロードはないけれど、ビーチの一部は自転車でも走れるようになっています。

アルカションから自転車で20分ほど走って、La-Teste-de-Buchという町まで来ました。ボートやクルーザーがたくさん停まっててすごい光景でしたよ〜。

3. La-Teste-de-Buchで牡蠣ランチ!

ランチはLa-Teste-de-Buchの「Chez Jejhene」へ行きました。
メニューには牡蠣6個、12個の値段が書いてあるんだけど、「6個はできません!!」と言われちゃいました。夏のバカンスシーズンのためか、お店も強気です。なので12個注文しました。牡蠣だけでなく、ツブ貝Bulotsや自家製パテもおいしかったですよ!牡蠣12個、ツブ貝、パテ、ワインで25ユーロでした。

6個は注文させてもらえません
右のツブ貝は、日本と同じようにくるくるっと取り出します

港にたくさんいたクルーザーが頻繁に出入りしています。

4.「アルカショネーズ」

アルカションは超有名なリゾート地!上流階級の人たちがたくさん別荘を持ってて、その特別なヴィクトリア朝風の建物は「アルカショネーズ」と呼ばれてるそうです。私のアパートメントの近くにも、おしゃれでかわいい家がいっぱいありましたよ♪

5. 穴場(?)レストランで素敵なワイン!

夕食はちょっとがんばって、私の職場の先輩おすすめのレストラン「Le Cabestan」へ行きました。このお店、ミシュランガイドにも載っていないのですが、地元では大変人気なのだそうです。

予約は電話でしか受け付けてなくて、フランスってそういうレストランが結構多いんですよね。実際に話をして、お客さんがちゃんと歓迎できる人かどうかを確かめてから予約を受け付けるみたいな。お店の品位を保つための、フランス人なりの工夫なのかな。

私にとってはフランス語を鍛えるのにぴったり💦

「Le Cabestan」

料理はどれも期待以上でした!フォワグラもステーキもおいしかったけど、私の一番のお気に入りはこの日の日替わりのグラスワインでした。「ゼデ・ド・ラベゴルス」という、マルゴーのセカンドラベル。名前の響きはいまいちですが、無格付けとは思えない香り、それも間違いなくフェミニンなマルゴー!

帰国後に探してみたけどアマゾンとか楽天にはなくて、Yahoo!ショッピングで見つけました。送料込みで5000-6000円ぐらい(@2023年8月)だから、興味のある方はぜひ試してみてください!
やっぱり地元のお店は安くていいワインを知ってるな~~✨✨ とあらためて思った瞬間でした。

お店のひとはフレンドリー。一人で少し緊張していたのに、お店に着いて目が合ったらすぐに「あーこんばんは~、待っていましたよ~」。すぐに緊張がほぐれました。おすすめのお店です!

6. ボルドーのシャトーめぐり

7月11日。アルカションを出発してボルドーワイン銘醸地に向かいます。私のような素人が有名シャトーを訪問して中に入れてもらえるはずがない(たぶん予約も🙅‍♀️)ので、外から有名どころをいっぱい眺めてきました~。

「シャトー コス・デストゥルネル」
「シャトー モンローズ」
「シャトー ラフィット・ロートシルト」
「シャトー ポンテ・カネ」
「シャトー ランシュ・バージュ」
「シャトー ラトゥール」
「シャトー ピション・ロングヴィル・コムテス・ド・ラランド」
「シャトー ピション・ロングヴィル・バロン」
「シャトー マルゴー」(見えてない!)
「シャトー パルメ」

ボルドーの近郊でガソリンを入れ、先にホテルにチェックインしてから中央駅のEuropcarへレンタカーを返しました。

7. ボルドー国立バレエ団の日本人ダンサー

今夜は舞台を予約しているので、夕食を軽く早めにとるために街へ出ます。もう夜の6時を過ぎてるのに、開いていても「食事は7時からだよ~」というお店ばっかり。フランスの特に西側は、日本と2時間ぐらいの生活時間差がある感じ。

ボルドー市庁舎近くのビストロをのぞいていたら「食べ物?んーー作ってあげるよ」😭🙌🙌 よほど恨めしそうな顔をしてたんでしょうね・・・👻

時間前に食事を作ってくれた「Bistro Cheverus」

ボルドーの国立歌劇場に着きました。今日の夜は「ドン・キホーテ」のバレエです。去年スペインのラ・マンチャの荒野を車で走ってたくさんの風車も見てきたから、めちゃくちゃ楽しみ!

ステージが終わりました。
素敵なステージ!・・なんだけど、私的にはやっぱりセリフがないとなんかドン・キホーテらしくないというか・・どちらかというと、エレガントなドン・キホーテよりも泥臭いドン・キホーテを期待してたかも。(まだまだ芸術を分かっていない!→自分)

その中で、男性のプリンシパルのダンスがキレッキレでひときわ輝いていたんです。東洋系の人だったので後から調べてみたら、日本人ダンサー太田倫功(おおた りく)さんという方だったことが分かりました!

太田倫功さんは、2020年にボルドー・オペラ座バレエ団で初の日本人プルミエ・ダンスール(第1舞踊手)となりました。そして今年(2023年)7月、このドン・キホーテの舞台で最上位のダンスール・エトワール(スター舞踏手)となりました。

太田倫功さん、おめでとうございます!!

8. ボルドーで泊まったホテル・市内交通

7月12日、フランス最後の朝です。
ボルドーではサン・ジャン駅(中央駅)近くの「MEININGER Hotel Bordeaux Gare Saint-Jean」に泊まりました。駅から歩いて行けて、部屋は17平方メートルと私には十分な広さ、朝食ビュフェがついて二けたユーロでした。

私の高評価ポイントは、朝食にボルドー名物カヌレがあったこと!

ホテルを駅近にした理由は空港バスに駅から乗りたかったからなんですが、なんと今年の4月末にトラム(A線)が空港まで延伸開通していました!!スマホで買える市内交通のチケットで空港まで行けちゃうんです。
これ、ちょっと感動しました!

ボルドーの地図はこちら(「Plan du tram」がトラムの地図)

ボルドーの市内交通のスマホアプリはこちら

ボルドーのアプリチケットは車内でValidate(有効化)するのですが、このときQRコードとかでなく「ブルートゥース」で車内の機械と通信します。スマホを機械に近づけて「Validate」をポチると完了!

ボルドーの空港に着いたトラムA線

空港に着いてエール・フランスのチェックインをしてみたら、何と知らぬ間に昼便が夜便に無断で変更されていました!こんなんじゃパリで乗り継げないってことで、激しく抗議して元の便に戻してもらいました。

前日にちゃんと昼便のオンラインチェックインを済ませてもこれですよ!エールフランスって前にもプレエコをいきなりエコにダウングレードされかけたことがあるし、もう本当に信用できない。皆さんもエールフランスには気をつけてくださいね!

パリ乗り継ぎで夜12時前にフィンランド・ヘルシンキ空港に着きました。フィンランドキャンプ旅の始まり!

「フィンランドキャンプとカウスティネン民俗音楽祭」に続きます。


この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?