状況とは、あなたが作るもの?それとも外側の要素条件などによってできあがるもの?

状況?何が状況だ。俺が状況を作るのだ。
-ナポレオン・ボナパルト

かの有名な、ナポレオン皇帝の…
言うことは、まあ少々強硬的意味があるやも、わかりませんが。


しかし、あなたは、あなたの今の身のまわりの状況、あなたの今いる身を置いている環境は、
「周りが」すべて作ったと、思いますか?

確かに、あなたが今座っている椅子も、部屋のテーブルも、窓も、何もかも、あなたが直接手で作ったわけではありませんよね。

あなたと会話する人たちも、あなたの職場も、学校、所属する団体なども、あなたが作ったわけではありません。

しかし、実は、
「あなたが今見ている状況」「あなたが身を置きながら感じているその環境」は、
あなた自身が作り出しているものなのです。

まさに、「状況」とは、「私」が作るものなのです。

そして、それがわかっていなければ、今いる「状況」「環境」は変えられない、私にはどうにもならない、という潜在認識が入っていたら、あなたの今いる状況や環境は、決して変わりません。寧ろ、状況や環境に振り回される自分を更に作り出すので、どんどん呑まれて行くことになります。

客観的に見て同じような成育歴、同じような環境、同じような状況に置かれていても、自分の運命に負ける人とナポレオンのように切り拓いていく人がいますよね。例え兄弟でも。
これは、まさに「私が」状況を作っている、か、どうかの違いなのです。


これは、例えどんな環境に置かれていてもひたすらポジティヴ思考でいることとは、全く違います。

あなたは、今、あなたの目が色を識別できる人であれば、恐らく今見えている身のまわりの世界は、ある程度色がついて見えますよね。
これを、無理やりどぎつい鮮やかな色に見る(何でもかんでもポジティヴ思考に変える)ということでは、ないのです。

ただ、状況は自分で作るものであって実際に状況を自分で作っている人とそうでなく状況環境に呑まれている人の違いというのは、
例えば今あなたはある程度周りが色づいて見えているのでしょう…が、これが実は、既に、デフォルト状態として周りを黒系統にしか見えない色眼鏡をかけている状態と同じなのです。ただ、ずっとずっとそれをつけていたので、もはや今のその視界の状態が当たり前だと、思ってしまっているのですね。
この色眼鏡を、はずす、もしくは、ちゃんと世界をあなたの目に合わせた見え方ができる度数の眼鏡にするだけなのです。
それによって、あなたは世界を見ることができるようになり、自分自身の状況や居場所などを、しっかりと選び掴み取っていくことができるようになります。
そして何より、眼鏡をちゃんとすると、「状況」とは、実は自分で作るものだったのだ、自分で作らないと自分の状況はないのだったと、はっきりと”わかる”ようになります。
だから、自然に自分で状況を作り出すようにもなれるのです。

少しだけ、逆の立場のことをいいます。
時々、「私はなんだか運が良いんだよね」と良く言う人も、いますよね。
こういう人も、実は自分で気付いていない場合があるのですが、実は、外側から運気が流れてきているわけでも(もちろんそういう「言い方」はできますけれどね)、外側からこの人にとって偶然ラッキーなことが引き寄せられたりしてくるのではなく、実は「自分で」状況を切り拓き、作っているのです。そこにある世界をちゃんとした眼鏡で「ちゃんと見えているから」こそ、ちゃんとそこにあるもの、可能性を、自分で手を伸ばして掴み取ったり、切り拓いたりすることができているのです。

それでも、もしかしたら今は、
「そんなわけがない。だって実際自分の状況や環境は自分にはどうしようもないもの。あの人のせいで、環境のせいで、私はここにいるんだ、いさせられているんだ。見え方だけの問題ではなく実際そうなんだ。可能性なんかない。他の人のところには運気が流れていっているように見えるけど、私は運がないし私の周りの可能性は閉ざされている、切り拓きようもないし良いことが来ようもないんだ」と、
思いますよね。
そう感じてしまっている。実は、それも、よくわかります。

私は、このメカニズムと、しっかりと自分の色眼鏡を修正して世界がちゃんとあなたの目に合って見えるようになる方法、そしてそれを対人支援として周りに提供もできるようになっていく方法をも、お伝えしています。

これらがどういうことなのか、知りたくありませんか?
そして、いくらこの状況はどうせ変わらない、どうせ私は動けないと例え思っていたとしても、それでも、その中でも、いずれにせよ世界がしゃんとピントが合って実はもっとはっきり心地良く鮮やかな世界として見ることができるようになるならば、少しでも楽しい可能性があるならば、そちらも選んでおきたくはありませんか?
ちなみに、実際に心の色眼鏡が”あなたに合った、あなた本来の”ものに置き換わると、本当に身体の五感(目)としての、視界や、目の前の色も、鮮やかに明るく心地良くなります。感覚もすっきりとアップデートされるのです。


私自身も、この環境・状況はもう変わらないんだ、私は身動きできないのだ、ならこの器を早々に終わらせるしかないな、と、そんな状況環境にいた身です。
それどころか、その環境状況がもはや当たり前過ぎて、それにすら気付いていなかった、ただ私は幸せなんだ、何不自由なく満ち足りているんだ、と思い、それと同時に、ああ、ここを(中学の時も、高校の時も、大学の時も)卒業したら、器を終わらせよう、それしかないんだと、さも当然のように思っていた身です。
それでも、自分で状況を作ることができるようになるのです。
私が上記のようなことを言っているのがどういう意味なのか、ご自分の身を以てわかるようになります。
そして、もし、本当に世界をあなたにフィットした鮮やかで楽しい世界に見えるようになるなら、人生で一度はそうしてみたくはありませんか。

また、運が良いと感じている人も、あなたのその理由、実はあなたの潜在意識の計り知れない力のほんの突端。しっかりと知って見たくはありませんか。そして、更に更にそれを保持し、また引き出して、もっともっと自分の人生、確実な形で好転・向上させてみたくはありませんか。自己実現までの道を効率よく、心地良く、してみたくありませんか。


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