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絶品インドマンゴー、夏の暑さを吹き飛ばすおいしさ

北インドはこれから夏本番!
夏の風物詩といえば、やっぱりこれ「マンゴー」です。
インドのマンゴー生産量はなんと世界No.1
日本では馴染みが薄いのですが、インドはマンゴー大国なんです。
4月以降、マーケットに続々とマンゴーが並ぶ様子を見ると、
今年も夏がきたか〜、と、うきうきした気持ちになります。

マンゴーとの出会い

学生の頃、バンコクのあの有名なスイーツショップ「マンゴータンゴ」で食べたのが、生マンゴーとの初めての出会いでした。
日本ではせいぜいマンゴープリン、カットマンゴーをちょろっと食べたことあるくらいだったので、初めて食べた時は衝撃的でした。
マンゴーって、なんて濃厚で甘くて美味しいんでしょう〜

その後、マンゴーのことが忘れられず、日本のスーパーでも買おうとしましたが、学生の分際で1玉1000円を越すマンゴーは超贅沢品。
マンゴーを山盛り食べたい!!と夢みながら、
マンゴープリン、ハイチューマンゴー味などで、欲求を満たしていました。

デザートは毎日マンゴー

北インドでは4月〜7月頃までが、マンゴーの旬です。
この時期ほぼ毎日、
夜のデザートはお皿山盛りのカットマンゴー。うれしすぎます!
一人何粒まで、、、のルールもなく、とにかく好きなだけ食べられるという夢のような生活を送っていました。
それもそのはず、最高級のアルフォンソマンゴーでも1個100円ちょっと。
日本と比較すると、これは破格ですね。

「昔はバナナが高級品で、病気になった時にしか食べれなかったのよ〜」
という話を、母親(60代)から聞いても、全くピンとこないのと同じように、
「マンゴーは贅沢品」と言われても、もはやそうだったけ?と思うくらい、
マンゴーはすっかり日常的なフルーツと化しました。

インド在住中、デザートにアイスクリームや、スイーツを食べることはほぼなく、毎日マンゴーはじめフルーツをたくさん食べていました。
今思うと、インド在住時代は、たまにくる謎の腹痛を除けば、肌も体調も良かったです。

スタバのマンゴーフラペチーノ


5月になると暑さもピークを迎え、気温は連日40度超え。
休みの日、家は暑くエアコン代金もかなり高いため、ショッピングモールへ避難することもよくありました。
オートリキシャーに乗って移動すること20分。
ものすごい熱風を浴び息が苦しくなり、到着した瞬間、大量の汗に見舞われます。。。

そんなふらふらな状態で、まず駆け込むのがオアシス、スターバックス。
注文するのはやっぱり「マンゴーフラペチーノ」
マンゴーソースが濃厚で、酸味とクリームの甘さのマッチがたまりません!
カロリーのことは気にせず、ラージサイズをオーダー。
至福のティータイムです♪

成田空港での緊張感

「一時帰国の際、マンゴーをお土産に持って帰ったら喜ばれた」という話を、駐在員仲間から聞き、ちょうど7月に帰国予定があったため、両親へマンゴーを食べさせてあげよう!と思い立ちます。
※注意:フルーツの持ち込みは禁止されています。
が、この時はまあ大丈夫だろう、、、と甘い考えでした。

アルフォンソマンゴーを箱に詰め、緩衝材を入れ丁寧に梱包し、
私のスーツケースの片方はマンゴーでいっぱいに。
これは絶対、喜ばれるな〜と、わくわくしながら成田空港に到着。

荷物をピックアップして税関を抜けようとしたところ、
麻薬探知犬がクンクンしながらこっちに近づいて来ている!
やばい、これはまずいかも、と焦ります。

もし、ここで私が捕まるようなことがあれば、、、
デリー日本人会に一気に噂が広まり、大使館経由で注意勧告され、
私のせいでデリーから帰国する日本人の荷物チェックが厳重になり、
インド日本人社会から村八分な目に遭うかも、、、
と色々なことが頭をよぎりました。

ドキドキすること数十秒、幸にもわんちゃんは私の前を立ち去って行きました。
ほっ。マンゴーの香りには反応しないのね。

二度と持ち込みは辞めようと心に誓いました。


夏の暑さを吹っ飛ばすくらい美味しい!インドマンゴーのエピソードでした。

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