砂浜の地図

少しズレた答え
私はいつも斜め
的を射た質問をいつも
はぐらかしてた

逃げたかった訳じゃない
言い訳が口をつく

泣き喚いてももう
誰も居ない

砂に書いた地図は
宝の地図じゃなかったの?

こんな大人になった
近影写真

いいことを思いついた
旅の終わりに飾ろう

見つけた
等身大の自分は
笑っちゃうくらい歪で
笑えないくらい何もなくて
それでも
私しかいなくて
諦められなかった

そこらじゅうに
私が散らばっていた
波がかき消していく

私の未来は
私にしか描けない
何度だって

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