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産休中に読んだ本〜Vol.1〜

最近の生活

出産予定日まで残り15日となりました。
8/3、会社に最終出社してから早いもので41日が過ぎました。
もう1ヶ月とっくに過ぎてる!色々とできたこともあるような、なんとも生産性がなかったような…。では早速読んだ本の記録と簡易レビュー。

1.一分で話せ /伊藤羊一

記念すべき1冊目のレビューはこちら。
様々なランキング総なめで増刷してますこちら。
「1分で話せ 」著者はヤフーの伊藤洋一さんです。
プレゼンする機会はあるけれどいまいち自信がない方に「論理的に伝える力を伸ばすことができる」この本をお薦めします。
本を読みすすめていく中で、ああ私これやってしまっていると反省することが多々有り大変勉強になりました。

ここからはちょっとダラッとした書き方になりますが、この本の中で印象に残った部分をいくつかメモ書きで残します。

・何が大事なのか、どうしたら相手に伝わるのかを考える。聞き手のイメージに基づいて伝える。人は相手の話の8割聞いていない。
・右脳と左脳に働きかけ、相手を動かす。
・結論とは相手に動いてほしい方向を表したもの。結論の勘違いをしない。
・相手の頭の中に伝えたいことの骨組みや中身を移植していく作業。
・50名32pt。100名54pt。
・SDS prep pcsf。
・1つのキーワードの重要性。
・視線、手振り、声、間合い。
・ピラミッドストラクチャーの意識。
・意見を述べる時に配慮はしても遠慮はしない。どこまでが同じ方向性で共有できているのかを見定める。
・営業の仕事は売り込むことではない。相手の課題を共有すること。
・プレゼンも練習をして準備する。
・ファシリテーターは会議の中でピラミッドを作る意識で臨む。

自分が拾ったところはこのあたりです。
詳しくは実際に手にとって読んでみてください。

【感じたこと】
マッキンゼーの考え方にも通ずる構造立ての話と、伝え方の部分が絶妙なバランスで記載されていて、自分もこのやり方を取り入れてみようと思える話が多かったです。
手にとった翌日から意識をすれば1つずつ自分でも実践できそう!と思わせるのがとっても上手な本だと思いました。

仕事だけではなく、人に伝えるという行動は毎日必ず行っている作業なので、産休&育休中にも取り入れられそうだなと感じました。

この本と合わせて「マッキンゼー流入社1年目 問題解決の教科書」を読むとより構造についての理解が深まると思います。学ぶことが多く、良書でした。

このペースでレビューしていくと、本読む時間よりも時間がかかりそう。
さくさく記録していきます。

2.残業の9割はいらない /本間浩輔

今後IT業界で働いていこう!と思うのであれば一度は読んでおいてよいと思った1冊。働き方そのものを今一度問うのに良い機会となるはず。
いまや学生時代までに学んできた知識で社会人人生の大半を過ごせるわけもなく、伝統工芸でもないのでただ積み重ねだけがきいてくる職業でもない。常に勉強して習得していくこのフローをどうしていくか。成果主義のあり方なんてところを考えさせられました。そして初めて私はフランスにバカンス法があるということをこの本でしりました。

読んでいて感じたことは、1つの会社だけに従事する1人という考えではなく、1人のプロがその仕事をするためにその会社に属してる期間があるという変化がおきているということ。1人のプロとしてどう食べていくか自分で自分をマネジメントしキャリアプランを考えていく必要がある。そしてそこも含めて自己プロデュースできるのがプロである。だから「副業」ではなく、「複業」の時代なんだなと。

で、この本を読んで真っ先に思った感想は、
なぜ産休中の今まで通っていた副業申請を理由もなく却下したんだ!という私事。笑
申請継続理由としては
「1年のブランクは知識も技術もこの業界では大きな差となり、間違いなく技量の低下につながる。より現場の近いところと同じ感覚を持ち続けることで復帰したときの自身の負担を減らしたい」
その返信が、
「副業は禁止となっています。産休・育休中はお子様のことだけに専念していてください」だけが理由。
まぁ体を労ってあげてくださいって言ってくれる優しい会社なのはわかるけども。その先続く長い長い社会人人生を本気で心配してくれるなら何が優しさなのか。。そして強制的にやらされてるわけでなく本人の希望なわけで。

人生の中で会社勤めの女性が一番職から離れキャリアプランを見失いがちになる産休、育休の期間。社会的にも「マミートラック」が問題視されている中まさかの本人の希望があってもこれだけの回答ってもう少し考えてよー!ってこの本を片手に言いたかったです。もちろん、おやすみ期間は子供のことだけ考えて向き合いたいってママも沢山いると思うので強制ではなく、希望している限りは考慮してほしいなぁ。

目標管理制度 mbo
Show me the outcome
公益資本主義
資本主義の限界。株主のためだけに会社は存在するのではない。
人生100年時代の働き方。
教育、仕事、引退といった3ステージではなくなる。
松下幸之助 はじめて週休2日制を取り入れる。
1日休養。1日教養。
フランス バカンス法がある。
頑張っているは成果ではない。努力は成果に繋がるとはかぎらない。見返りを求めない。
達成感があっても成果にならないものメールも1つ。星野リゾート社長未読がたくさんある。
日本人はルール遵守は得意だがなぜ?を考えるのは苦手。子供に信号機の渡り方をどうおしえるか?赤でも突っ込んでくるかも知れないから気をつけろ。
日本人は青はわたれ。赤はわたるな。の教え方。
マネージャーこそが自分のミッションを知る。
悪かったことは注意するが、良かったことはあとからフィードバックしない。アドバイスしたことに対して客観的にどうだったかをフィードバックしてあげる必要がある。
雇用の関係がかわる。メンバーシップ型からジョブ型の正社員をふやす。
キャリアにじぶんで責任をもつためにキャリア自立が必要。
人に仕事を結びつけない。組織にひも付かせる。
社会人の学びは効率とスピード

3.「3か月」の使い方で人生は変わる /佐々木大輔

クラウド会計ソフトfreeeを立ち上げた佐々木さん著書の本。
googleでの経験が書かれていたり、時間の使い方や、ツールの使い方といったところも書かれていたので参考にしたいところ。
目標を実現させるためのhow to本的な扱いに私の中では位置づけられました。UX/CXと顧客第一主義で様々な手法が昨今出てきていますが、前々から感じていた「顧客の声はサービス改善には役立つが、革新する局面では必ずしもそれだけではない」と言ったところが明確に記載されていて個人的によく言ってくれたと思って読んでいました。もちろん大事なんだけどね顧客視点て。そこから発明や革新的なものはなかなか生まれにくいという話。

管理するツールは絞る。そこに時間をかけない。ツールに振り回されない。
ここも個人的にずっと思っていたこと。UIのフレームワーク作るにしてもツールの機能だとか、新しい情報ひろった人がもてはやされてる感ありますが、本質的に必要なのはツールが使いこなせるかじゃなくて、それを使って本当に革新的な良いものが作れているか?であってその辺少しずれてしまってることが多いよなとずっと思っていたので、この本では決してそのことを言っていたわけではないですが通じるものがあると感じました。

Google STEEL&シェア
3ヶ月サイクル
Google unlearn
常識を一度はずした中でどう成果を出せるか
顧客の声はサービス改善には役立つが、革新する局面では必ずしもそれだけではない。
誰の回りにもイノベーションはある。掛け合わせである。
3ヶ月でスピーディーに行動して成果を出す。
理想ドリブン。現実に縛られない。
目標は自分でコントロールできるもの。例えばTOEICの勉強であれば点数ではなく具体的に何をこなすのか。
人を動かすのは理論よりストーリー。結果ではなく意思決定の型をきめ、共有する。考え方。
メールはタイトルで判断する。すぐに読むべきものか。事務作業は達成感があるわりに生産性は低い。
管理するツールは絞る。そこに時間をかけない。ツールに振り回されない。
やることでなくやらないことを決める。
批判から入らない。意味のない失敗はしない。理由がわからない失敗。
ショーンメンデス
ジョンレジェンド

4.イシューからはじめよ /安宅和人

マッキンゼーで働いていた分析の経験が体系的に書かれていて大変参考になる1冊でした。今後復職した際に限りある時間の中でどうバリューを発揮していくかといった課題にぶちあたったときに真っ先にこの本を思い出すこと間違いなしといったところ。

分析の際にどういう答えを出したいかから仮設だてしないとだめですよって話を常日頃からしていましたが、こういう説明の仕方をしてあげればもう少し伝わったかなと思うところが多々ありました。
また自分でも詰めきれていなかった分析の手法が、この1冊を読むことでこれはやってみようと思うことが多々記載されていたので本当に勉強になりました。ビジネス書でも使えるし、世の大学生たちよ!レポート提出する前にこの本読んだほうが絶対にいいよ!!!と伝えたい。

バリューのある仕事とは何かという問いへの答えが分からなければ、生産性などあげようがない。
プロフェッショナルにとってバリューのある仕事とは何か?
自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ
イシューに対してどこまで明確に答えを出せているか。
仮説をたてる。
スタンスをとることで、自分がどのレベルのことを議論し、答えを出そうとしているのかが明確になる。
良いイシューとは本質的な選択肢である。深い仮説がある。答えを出せる
どんなデータがとれそうかではなく、どんな分析結果が欲しいのか
オウムのように同じ言葉を繰り返しても伝わらない。理解の経験を繰り返させる必要がある
アウトプット。どのような状態になったらこのプロジェクトはゴールなのか
1チャート1メッセージ
主語と動詞のないものは意味をなさない。
最近の動きとか業界の動向とか

5.0歳からの教育(NEWSWEEK) -番外編-

産休に入って今まで読みたかったビジネス書やWEB系の記事ばっかり見ていたのですが、他の産休中のママさんの様子をinstagramなどで見てみると、絵本の読み聞かせからはじまり育児書や教育、食育、出産までの流れなどしっかりお勉強されているようで。あれ、私何1つ読んでないし…やばいかも!と思って本屋に行ったところおいてあった唯一の育児書がこれだったので購入。すごい教育ママになった気分。笑

でも赤ちゃんの教育というより人間の大脳の構成であったり、発達メカニズムが知れて普通に面白かったです。大学時代ロボット研究で認知学とか心理学とか学んでいた旦那もこれは面白いと言って読んでました。

結局自分たちが面白く読んでいるだけ…もう少し育児らしい育児の何かを勉強しないとまずいかなと思いつつ今回はここまで。

kindleに沢山DLしたのでもっとハイペースで読んでいかないと、全然目標の冊数には届かなそうです。頑張れ私。

そして最後にスタバのコーヒー片手にどれだけでも好きな本読める恵比寿アトレの有隣堂最高です。本大好きな私としてはあそこに住みたい。

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