よかったことは感謝、わるかったことは抽象化
「毎日しあわせを感じながら、少しずつ成功に近づいていく」
そんなささやかな積み重ねが、とても難しく感じることがあります。
足りていることを忘れ足りないものにばかり気をとられたり、ひどい一日を過ごしただけなのに「最悪の人生だ」と勘違いしたり。
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一日のできごとをふりかえると、
・よかったこと
・わるかったこと
が思い浮かびます。
「今日はなにもなかった」
という日でも、小さなことまで注意を向ければ何かしらあるものです。たとえばこんな風に。
よかったこと:
・道端の花がきれいだった
・同僚がやさしかった
・店員さんが笑顔だった
わるかったこと:
・ごめんねって言えなかった
・ありがとうって言いそびれた
・少しだけ言い過ぎた
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よかったことは、「感謝ノート」にメモしておくといいです。これは幸せを感じるために効果がある、と化学的にも証明された方法だとか。
わたしも、1日の終わりに2、3コ「よかったこと、感謝したこと」を書き出しています。
感謝しながら終える一日は、できごとにかかわらずいいものです。
続けていくと、
「毎日しあわせを感じながら、少しずつ成功に近づいていく」
の前半部分、
「毎日しあわせを感じる」
が、少しずつ実現されていきます。
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わるかったことは、できごとをそのまま書き出すだけでも多少すっきりします。
でも、さらに手を加え少しだけ抽象化しておくと、後で使えるツール集に生まれ変わらせることができます。
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わるかったこと(ネガティブな結果)の活用法については、以前「別れる理由と負けたワケ」という記事でこんなことを書きました。
ポジティブな結果は、偶然性によってもたらされることが多い。一方、ネガティブな結果からは明確な理由が抽出できる。
成功の理由には偶然の要素が多いですが、失敗の理由はいつでもはっきりしています。
つまり、多くを学べるのは失敗のほうなのです。
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わるかったことを抽象化するのは、
・いやな思い出はぼんやりさせて
・後でつかえるエキスだけを残す
ためです。
抽象化というと難しそうですが、要約でもOK。たとえば
同僚のAさんから頼まれたことに時間がかかってしまった。3日経っても終わらず、催促され、しかも怒らせてしまった。せめて所要時間を伝えたり途中経過を報告しておけばよかった。
というできごとは、
見通しと途中経過はこまめに伝えること
という教訓に要約できます。
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自分の体験から生まれた教訓は、パワフルです。
続けていけば、
「毎日しあわせを感じながら、少しずつ成功に近づいていく」
の後半部分、
「少しずつ成功に近づいていく」
が叶うかもしれません。
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よかったことは感謝、わるかったことは抽象化。
一日の最後に、よかったらお試しあれ。
今日は以上です。読んでいただきありがとうございました!
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