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ロシア兵死傷で消耗する地上戦からプーチン氏の原子力発電所を縦にしたミサイル攻撃へ

ロシア軍は兵士の死傷者が増え、兵力の増強で国内的にも若者の徴兵が進んでおらず、今回、国家総動員に向けた法律を通す運びです。

地上戦で苦戦する中、ソビエト連邦時代から作り続けていた大量のミサイルがあり、それらを惜しみなくウクライナ各地の砲撃に使用しています。

現在、西側諸国の性能の良い応撃ミサイルシステムが到着しつつあり、ロシア軍の攻撃基地が破壊されることを恐れ、占領した原子力発電所に基地を移しています。

核を縦にしたプーチン氏の戦略が、今後どのように戦況を変えてゆくのかに注目が集まっています。

ロシア軍、原発から攻撃か 欧米精密兵器に「核の盾」―ウクライナ

2022年07月16日に、ウクライナ南東部のドニエプル川の港湾都市、ニコポリの住宅地にロシアのミサイルによる攻撃がありました。

ニコポリの対岸に「ザポロジエ原子力発電所」があり、ここを占領しているロシア軍から、攻撃が疑われています。


 ウクライナ軍にアメリカから供与された高機動ロケット砲システム(HIMARS)で、ロシア軍の発射地点や弾薬集積拠点を正確に攻撃できます。

そのため、ロシア軍は、原発の敷地内に立てこもり、「核を盾」にウクライナの各地をミサイル攻撃し始めています。

「占領軍がミサイル・システムをはじめ(原発内に)機材を次々持ち込んでいる」との報道があります。

ロシア上空の戦略爆撃機からの攻撃か ウクライナ各地で被害相次ぐ

16日のウクライナからの報道では、全国各地でロシア軍による民間施設へのミサイル攻撃が続いているとのことです。

15日から16日にかけてだけで、キーウを含む25州のうち、11の州でミサイル攻撃があったと伝えられています。


14日、ウクライナのビンニツィア州の中心部ある複合ビルが、ロシア軍のミサイル攻撃を受け、少なくとも23人が死亡、100人以上が負傷したとの報道があります。

ビルの周辺で大規模火災が発生し、50棟以上の建物が被害を受け、死傷者が出ています。


ロシア軍のミサイルによる無差別攻撃はさらに激しさを増し、
16日、ウクライナ南部オデーサ州では、巡航ミサイルによる倉庫の攻撃がありました。

15日、中部工業地帯のドニプロペトロウシク州では、工場や市街地がミサイル攻撃を受け、翌日には住宅や学校が砲撃を受け、死傷者が出ています。

北東部ハルキウ州でも15日、住宅や学校、商店がミサイル攻撃を受け3人が死亡しています。


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