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企業理念に対する考え方

こんにちは。
山崎です。

今回は、CRMから離れて「組織づくりにおいて企業理念は大切」というお話。
日記のような感じでラフに書いています。

私の所属先企業の話です

私は株式会社E-Grantという、いわゆるsaasモデルのシステムを開発している企業に勤めています。

コーポレートサイト
https://www.e-grant.co.jp/

もしかしたらEC通販に関係する仕事をされている方はご存じかもしれませんが「うちでのこづち」というCRMツールのベンダーです。

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ここのコンサルティングチームのマネージャーが私。

今日はツールやサービスの話ではないです。

この会社がどういう未来を描いているか、ちょっとふわっとしたお話しです。

サービスにご興味がある、という方は、私に個別にご連絡いただく(Twitterやってます)か、上記のコーポレートサイトに問い合わせてみてください。

「想いやり」に溢れた社会を実現したい

↑これは企業理念の一部です。

全文はこちら。

「和の心」を世界に広げ「想いやり」に溢れた社会を実現する

なんかすごく抽象度が高くて、テクノロジー感がない理念だなと思う時があります。

でもこの理念が、組織づくりにとんでもない効果を発揮しているのです。

E-Grantの魅力は人

今E-Grantは社員が50名程度の組織なのですが、すごいのがお世辞抜きに「嫌な人」「馬が合わない人」というのが一人もいません。

これは私だけでなく管理職も含めて大多数の社員がそう語っています。

日本の中小企業といえば、、、みたいなところもある中で人間関係が良好で1つにまとまっているのは大きな武器なんじゃないかと言えます。

もちろん、ちょっと「なあなあ」になったりする部分もあるので、100%これが良いかとは言えないかなと思うのですが、少なくともプラスの要素が多いのは間違いありません。

これは企業理念が浸透しているからこそ生まれた環境だと思っています。

社員が理念に紐づいた行動指針を基に考え行動し、部署や役割を超えたアクションが多く生み出されています。


企業理念を体現しやすい仕組み
企業理念
 └行動指針
 └EGOS(E-Grantの基盤になる考え方のようなもの)

これって絶対に社員の「意識」だけじゃできないです。

一定の強制力は必要。

理念をベースにしたアクションを毎日設定し、振り返る仕組みがあります。

こうやってPDCAを繰り返しているからこそ、定着するのが理念なのでしょう。

理念は採用活動にも

こうした理念定着の秘密は採用活動にもあると思っています。

私も今年初めて採用活用に携わり驚いたのが、採用基準がまず「理念共感度」ということ。

理念に共感している考え方だったり、経歴がある方にだけご入社いただくというのを徹底しています。

これが代表や役員だけではなく、現場の人事担当者や各部門長が同じ基準を持っているというところがすごいなと思うところです。

人間性の土台がだいたい全社員同じだから、どんな方が入ってきてもすぐ馴染めるし、枝葉の考え方が違っても擦り合わせや修正が容易にできる点はとても素晴らしいです。

この採用活動の成果と言えるエピソードがあります。

ちょうど7/21が上期の社員総会だったのですが、今年3月入社の方が「理念体現賞」という全社員が投票で選ぶ表彰の「大賞」を受賞しました。

これって本当に企業理念への共感度が高い方を採用して、入社後もそれを維持できる環境があったからこそなんじゃないかと思います(もちろんその方自身の人間力がベースですが)

そしてこの社員総会を企画・運営した主体が今年の新卒社員の子たち。

E-Grantは社員総会を割としっかりやる方で、懇親会も含めると8時間。

今回は過去に行っていた役員からの発表などは一切なく、全てが社員参加型のコンテンツで、これだけの企画を考えるだけでもかなりのパワーがかかるのに、その企画1つ1つがちゃんと企業理念に基づいていたので素晴らしい。

企業理念を理解して主体的に動く新卒の子たちと、忙しい業務の中でフォローする先輩社員たち。

文章だと表現できない感動がありました。

理念を一貫して発信、体現してきた会社のここまでの集大成というか、進んできた方向性は間違っていなかったというのを可視化できた瞬間だったと思います。

散らかった話を整理します

まぁ事業などビジネス面には結構大きな課題もあるのですが、企業の土台となる「人」が良く、それを育てる仕組みができてきているというのは大きな強みだと思っています。

恐らくどんな会社でも企業理念をお持ちだと思いますので、どうやったらそれを全社員が体現して仕事ができる会社になるか本気で考えるのは良い取り組みになるのではないでしょうか。

・理念に基づいた行動指針づくり
・行動指針を業務に落とし込める仕組みづくり(プランニングとフィードバック)
・理念ファーストの採用活動

この取り組みに1つの正解はないので、試行錯誤しながらその会社・組織としての答えをつくっていけると仕事がただの作業ではなくなるはずです。

【ちょっとお知らせ】
E-GrantではCRMコンサルタントを募集しています。
経験有無は問わず応募可能ですので、会社に興味をお持ちいただいた方は気軽にご応募ください。

https://www.e-grant.co.jp/recruit/recruit_top/recruit_info/recruit_career1#________

それでは。

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