餅は餅屋へ『デザイナーにも種類がある』~立体編~
『デザイナーだからイラストも上手いんでしょ?』
というような認識をお持ちの方が多いと思いますが、実はそうでは全くないですね。(笑)
『餅は餅屋』と言いますが、イラストはイラストレーターだからこそできるお仕事です。
『この企画の素材は誰に頼めば良いのか!?』と悩んでいる方がいればこの記事を参考にしていただければと思います!
・プロダクトデザイナー
プロダクトデザイナーまたはインダストリアルデザイナーは、製品の外観、機能、製造プロセスなどを考慮して製品を設計する専門家です。
主に工業製品などの立体的な商品のデザインをしており、雑貨・家具・家電・モビリティなどのデザインをしています。
企画に対して市場調査やユーザー調査を行いユーザーのニーズを満たすよう機能的・感性的にデザインし、尚且つそのカタチが製造可能かなども含めた上で開発を行います。
メーカーに勤めていることが多いので、フリーランスのプロダクトデザイナーはあまりみたことない方が多いと思います。
サービス設計をする人のことを最近は『プロダクトデザイナー』と呼ぶことが多くなりましたよね。
筆者は『弊社ではプロダクトデザインも行っています』と説明した際に『サービスデザインもなんですね』と言われ『いや 工業製品の…』と説明するのが大変面倒に思っています。
サービスデザインのことを『プロダクトデザイン』と呼ぶ様になった方が後なので、実に違う言葉で広めてほしかったと多分全プロダクトデザイナーが思っているはずです。(笑)
・3CGデザイナー/モデラー
3DCGデザイナー/モデラーは、コンピューターグラフィックス(CG)を使用して、3次元空間内でオブジェクトやキャラクターをモデリングする専門家です。
主に、ゲーム・映画・広告・テレビなどに使われる3DCGを作るデザイナーが一般的に想像されやすいですが
車などのデザインをクレイモデルといった粘土で作るデザイナー(モデラー)もいます。
最近は3Dスキャンを専門に行う仕事もvtuberの活躍と共に認知されてきて、筆者の知り合いに日本の3Dスキャンのパイオニア的な人がいるのでiPhoneでもできる3Dスキャンの方法など学んだりしてます。
・スペースデザイナー/建築デザイナー
スペースデザイナー・建築デザイナー空間を創造し、機能的で美しい環境を提供することを目指すデザインという意味では同じ分野ですが、微妙な違いがあります。
:まとめ:
制作物が『立体』か『平面』かで大きく分かれると思います。
平面がデザインできるグラフィックデザイナーならUI/WEBのデザインもできることも多いですし
立体物がデザインできるスペースデザイナーならプロダクトデザインもできることが多いです。
なので、スペースデザイナーでUI/WEBに関しても得意という方がいたらかなり稀有なのではないでしょうか?
グラフィックデザイナーでプロダクトデザイナーの様に、設計や金型のことまで考えて雑貨などの開発ができる人がいたらそれもかなり稀有な方です。
なので、依頼が『立体』か『平面』かでどの業種のデザイナーに相談するかを決めるのかを一番初めに考えて見るのが良いでしょう。
そして、自社の方向性に合っているデザイナーやデザイン会社をお選びいただけると、デザイナー側も十分な力を発揮できお客様の満足いく提案ができると思います。
ちなみになんですが、サハンジデザインは幅広くカバーしていまして。
上記の中では『グラフィック』『UI/WEB』『プロダクト』『3DCG』『スペース(展示会場ブース)』のデザインを承っています。
『立体』も『平面』もできる稀有な例ですね。(笑)
SAHANZIデザインにはソフトウェアエンジニア・ハードウェアエンジニアどちらもメンバーがいまして、IoTの試作開発も可能です。
工業製品の中量生産までに関しましては葛飾区の工場様とつながりがありますので、信頼できるお客様であればご紹介させていただきます。
もし『立体』も『平面』どちらのデザインも必要という方がいましたら、ぜひSAHANZIデザインにお気軽にご連絡ください。
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