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#67 街の新陳代謝

先日、大学の同級生で音楽アーティストをやっている友達がうちに遊びに来てお茶をしました。
(もし本人が読んでいたら「いいね」しといてね。)

「今度一人暮らししようと思うんだ。」
とその友達が話題を切りだし

私は
「やっとすんのか笑」と思いました。

色々と聞いたところ、『田舎にしようかととも思っていたが
やっぱり都内の方がいいよね』との相談内容だったのですが
この記事を読んでいる
地方の人から上京してきた人からすると

「なぜ、これから頑張る若手アーティストが地方へ行くんだ!」
とお思いになるでしょう。笑

インターネットが普及して地方からでも繋がれる時代とはいえ
リアルで人脈を広げられるのはやはり都会、特に東京
それは2拠点生活をしている私は身にしみて感じます。

相談した友達は東京生まれ東京そだち、祖父母も一緒に暮らしているので
「帰省で田舎に行く」も経験してないから
どれくらい都会と田舎で差があるのかがあまりピンとこないようで、相談したようです。

「そりゃそうだよな〜
逆に私の地元の友達が東京に住んだことないから
生活費や暮らし方がどんなのなのか検討つかないって言ってたもんな」
と思いその逆バージョンだと思い色々話をしました。

まあしかし便利な世の中になったものですから、正直地方でも全然都会と同じ暮らしはできます。
欲しいものはAmazonを使えば最新のものはほとんど手に入りますし、逆に自然を使った遊びは都会よりも確実にできます。
自分で楽しみを見つけ出して、遊べる人にとっては田舎暮らしの方が可能性が無限大かもしれません。

まあただ、都会でしか手に入らないものが確実にあるとすれば
「新しい人との交流頻度」です。

これは地方ではほとんどないです。
実際、伊勢市に戻るってスーパーや街を歩いているだけで知り合いに会う確率は1/2くらいなのですから笑

都市は人や流行、仕事の流れがとても早いので
「冷たい」という印象を持つのはよくある話ですが、
街の新陳代謝はいいということなので
いろんな人が交じり合います。

その街にいるだけで、新しい人とどんどん会うことができる環境というのは
都会が持つ非常に大きなメリットだということに
人に説明して自分も再度気づきました。

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