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B革新するなら、こんな世界随一で型破りなBワン(B.LEAGUE ONE)チームが観たいっ!

【この記事のねらい】
・プロバスケ・Bリーグの新リーグ構想(B革新)へのひとりごと
・前置き省略もあるので、多少の国内サッカー&バスケの基本知識推奨かも

前にこんなこと書いたんですよね。
ぼんやりと自分のなかで、「たぶん自分、Bワンのチーム好きになりそうだなあ」と。

(誤解を恐れずに話しておくと、個人の嗜好としてBプレミア寄りではないだろうということであって、今応援しているチームを確実に応援しなくなるだろうという表明ではありませんので、あしからず…)

最近、「なぜ」そう思うのか、解像度が上がってきました。
なぜってわたくし、ここでも書いたのですが、育成寄りのチームが好きなんですよね。

特に、県外のチームをわざわざ応援していると、周りのひとから「なんでわざわざ好きなん?」って訊かれることもあって。

ふと考えるとやっぱり、

「どんどん若手が出てきて、どんどん活躍していく。いなくなってもそれはそれで彼の決断として送り出すし、そしたらまた若手が出てくる。そういう循環のなかで気づいたら長く応援してる。そのカルチャーが好き」

って答えている気がします。

振り返ってみると、競技関係なく基本的に応援しているすべてのチームに共通しているのは、「若手がステップアップする可能性を感じるか、ポジション争いが激化するか」なので。
逆にいうと、スタメンが固定な感じになっちゃったり、活躍する選手が固定化すると、「つまらんなあ」ってなって、いつの間にか興味なくしてしまっていること多数記憶にあり…汗

とはいえ、応援しているひとそれぞれの想いはあったとて、「育成系」ってやっぱりイメージが「お金ない」とか、「仕方なく」感があることも払しょくできない側面もあり。
そうはいっても、アカデミーのあるクラブチームってもともと「育成前提」のはず。
だから、別におかしいってことはない(はず)。

最近のまともな「育成系」ってことで、ちゃんとJ1昇格という結果を出してる東京Vにぞっこんですけども(笑)
(別競技のはなしですみません…)
彼らも確かに、強化費を潤沢に補強へ回せない事情ってのもあるけども、それでも名門アカデミーは他所が簡単に真似できるものでもなく、生え抜き選手が主力を張ってます。

時たま出てくるチームの平均年齢なのですが、結構衝撃的で。
昨シーズン最終戦(J1昇格プレーオフ決勝)でも城福監督が触れています。

このチームは非常に若いチームで、今日のスタメンの平均年齢が25.09だったと思います。時には24歳代になる、非常に若いチームです。もちろんポテンシャルがあり可能性があってこのチームで出場機会を求めて来ていますが、彼らが自覚を持つようになったのは、…

えーっと、今シーズンはスタメンというよりも、スカッドの平均年齢自体が24.2歳なのですよね…。
個人的には、トップリーグであるJ1チームでこの平均年齢って、相当チャレンジングな気がしているのですが…。
たいていは27~8歳で落ち着くことが多いので。

そうすると、こういう平均年齢が低いチームの「中堅」というのは25歳くらいからと、他チームと比較しても若いイメージ。
その上はもはや「激レア」な30代の選手たちが見守る感じで、なんとも可能性に溢れたチームです。
選手の新陳代謝も盛んで、キャンプの様子を観ているとポジション争いも盛んになりそうなので、こういうチーム、大好物です。
(仮に、自分が応援している選手のポジションが危うくなりそうになっていても、逆にそれはそれで面白い、「ガッツをみせてレギュラー死守してくれい!」ってなるのですよね。はい、変態です汗)



そんなこんなで、前置きが長くなってしまいましたが汗、新B1リーグにあたるBプレミアではなく、新B2リーグにあたるBワンチームでこんなところがあったらいいなの妄想劇場、開演です(笑)

ちなみに、B革新の最新情報はバッチリキャッチアップできているわけではないですが、Bワンは少なくとも現行B1のイメージで大丈夫なはずなので、その前提でお話します。

ロスター平均年齢23歳

ちょっと訊いたことないような数字…。
若・す・ぎ・る。
均したらみんな、大卒ルーキーみたいな感じ(笑)
でも、なんか現実的じゃないと思っています。
ざっくり、12名ロスターとしたときに、どんな構成になりそうかどうかだけは書いておきます。

【外国籍枠】前提:200cm以上
C:28歳 ※ザ・インサイド系(欧米豪経験3年以上)
PF/C:25歳 ※オールラウンダー系(欧米豪経験1年以上)
PF:23歳 ※スピード・テクニック系(大卒ルーキー)

【アジア/帰化枠】前提:200cm以上
SF/PF:23歳 ※そこそこフィジカル系(大卒ルーキー&アジア枠)

【日本人選手】
SF/PF:30歳(大卒・他チームから移籍)
SG/SF:25歳(大卒・他チームから移籍)
PG/SG:22歳(ユース昇格&キャプテン)
PG:21歳(高卒)
SG:21歳(ユース昇格)
PG:20歳(ユース昇格)
SG:19歳(高卒)
PG/SG:18歳(ユース昇格 ※飛び級)

おー。
つじつま合わせじゃなくて、「まー、こんな感じじゃない?」って年齢当てて行ったら、ほんとに平均年齢22.9歳になりました(汗)

ふわっとした感覚で、

【外国籍枠】
・日本人選手と比較して体格のアドバンテージは必須のため、身長は200cm以上
・PF寄りのスコアラー系は、プロ経験が少なく若干プレーの雑さはあっても、メンタル負けしない自信に満ちたプレイヤーが欲しい
・一方でセンターにあたるゴリゴリのインサイドプレイヤーは、日本の競技環境にフィットさせる必要があるので、メンタルの波が少なく、プロ経験も重ねているプレイヤーが欲しい

【アジア/帰化枠】
・日本人選手と比較して体格のアドバンテージは必須のため、身長は200cm以上
・帰化枠は市場価値が高いため、Bワンクラスでもどの経営規模のクラブを想定するか読めないのでパス
・とはいえ、アジア枠でどの国籍の選手を呼ぶのか、大卒を取るにしてもどの国の大学を卒業した選手になるのかは未知数(持論なくてスマン)

【日本人選手】
・ガード以外のポジションは希少価値が高いため、他チームからの移籍で獲得する
・一方でガードポジションは、体格よりもスキルでカバーできるため、自クラブのアカデミーで育成し、要所で高卒を獲得したり、他チームからの移籍で補強する
・ユース昇格でプロ経験も重ねてきた22歳(以下でも述べるピークキャリアの選手)がキャプテンを担い、一方でチーム唯一の30代メンターは若手への模範性と「厳しさ」を兼ね備えた超重要ポジション

なんてことを考えながら組んでみました(笑)
(ポジションは勝手な妄想で失礼…汗)

特に、30代選手の役割は結構重いですね。もしかしたら、今のBリーグにいるかどうかすらもわからないです。
というのも、皆さん模範性はあるし、人間性に優れているとしても、「叱る」ことのできる30代って結構少なくなってきているのではと思っているからですね。
プロスポーツの世界は違うのかもしれないですが、少なくとも一般社会では適切な「叱り方」を見出すのが非常に難しい世の中になっていますから。

この方、申し訳ないのですが「優しく見守るメンターな先輩」ではダメで、コーチ陣よりも先に、選手自らが考え、解を出し、トライアンドエラーする集団に導くために必要な、ある意味での最重要ポジションだと思っています。
キャプテンではないので、前面に出ていくわけではないけど、言うときは言う、むしろ「この人が口を開いたら一番怖い」くらい、存在感ある感じ。

選手の成長曲線を圧倒的なスピードで上げていくには、スタートアップ企業みたいに、いかにトライアンドエラーし続けられるかが重要そうな気がしているので。
ということで、ちょっと次の話に被せていきます(笑)

22歳がチームでのキャリアのピーク

これってどういうことかというと、プロ選手として世界随一の圧倒的成長曲線を描けること、なんだと思うのですね。
しかしながら、わけわからん発想ですよね(汗)
だって、バスケの世界だったら大学生だし、特別指定選手レベルってことですよね。

ただここには、着想に至った「元ネタ」があります。
それが先の東京Vということですね。
こちらの2024シーズンの新体制発表会で、選手の成長のピークを25歳に持ってくるみたいな話をしており。

10年以上サッカー観なくなっていましたが、久しぶりに観たら、どの選手も相当に海外志向なのですよね。
実際に当たり前のように海外移籍ができるようになりましたし、日本代表の選手も大半が海外組ですから、競技者として日本代表をトップの目標と持つなら、当然海外ルートというのも視野に入ってくるわけです。

だから、おそらく東京Vは25歳をピークに選手を育てたら、あとは高価値で海外なり他クラブへ移籍してもらっても、育成の循環をまわしていけばいい。それをあえて是とする考え方を取った、逆転の発想なんだろうなあと。
私はこの考え方を聞いたとき、目から鱗でした。
たぶん、こういう考え方なら変にファンを悲しませたり、選手がステップアップすることを躊躇ったりすることもないし、クラブが無理に交渉する必要もなくなるので、理にかなっているのかもしれないです。

ちょっと他競技に逸れちゃいましたけども、じゃあ「22歳がピーク」というのはバスケの世界だったらどうなんだというと、それって欧米豪リーグへ「プロ経験を積んだ」ルーキーとして行ける新しいキャリアパスなわけですね。
おそらく、NBAですらも大卒から上がっていくのが当然とはいいつつも、考えてみたら大卒うんぬん関係なく活躍しているNBAプレイヤーって皆無ではない。
ルカ・ドンチッチ選手や、最近でいうとビクター・ウェンバンヤマ選手なんかは、ユーロで活躍して大卒ルーキーよりも前にNBA入りしていますからね。

日本人選手の半数はユースからの昇格

先の成長曲線の話を踏まえると、結局のところ高卒レベルを鍛え上げるのが現実的になってくるわけですが、おそらくは高校から連れてくるよりも、自前のユースから昇格させるのが望ましいんじゃないかと思っています。

理由としては、アカデミーの練習環境がトップチームと同じクラブというのもあるなかで、ユース時代からトップチームの雰囲気に触れることができるのは高校プレイヤーよりもアドバンテージがあるのではと。
選手登録しないまでも、例えばトップチームの練習参加することもできますし、練習参加しなかったとしても、トップチームを間近で観れる環境はそれだけで大きいのだろうなあと。

あとはシンプルに、競技人口が減っていくであろうなか、有望な学生プレイヤーはBプレミアのクラブに持っていかれるかもしれません。
考え方として、BワンのクラブはBプレミアから試合に出られない若手をレンタルすればいいだけの話なのですが、それは「勝つ」ためであって、「育成」という観点では直接的な解決策ではないのですよね。あくまでも彼ら、Bプレミアの若手は間接的に「勝つ」ためのカードなわけで。
そう考えると、やはりアカデミーの選手を囲い込むというのはひとつ、大きなクラブとしての資源になります。ただ、Bワンクラブでも、自アカデミーの選手がドラフトで別クラブへ行ってしまう可能性もあるので、ちょっとこのあたりが不確実性が高くてなんともいえませんが…。





という感じですね。
こんな「型破り」のチームはBプレミアじゃなくて、Bワンが為せるワザ。
ある意味、B革新で注目されがちなBプレミアではなく、Bワンの魅力かもしれないです。

なぜって、降格がないので、チームづくりが相当チャレンジングにできる。
そして、昇格も意思がないと上がれない。だから、意思なき昇格という偶然は起きないので、エレベータークラブになるリスクがない。
Bプレミアだと、降格リスクはないけども、こういうチームを中長期で確立していくとなるとトップリーグでやるのはつらいものがある。
(もちろん、その成長過程でCS行っちゃったり、優勝しちゃったりしたら激アツではあるけど…)

ただ問題なのは、こういうスタンスでつくったチームっておそらく、Bプレミアに参入するタイミングでどういう変化が必要なのか、オンザコートルールなどの違いから謎なところ。
とはいえ、乱暴なはなし、経営規模を上げて外国籍or帰化枠ポジションでちゃんと投資できれば、たたき上げの日本人選手が通用する可能性もあるので、これはこれで面白そうだなあ。

うーん、今さら波に乗り遅れている感あるけど、新リーグ移行であえて最初っからBプレミアじゃなくて、Bワン前提の新設チームできないかしら…。
(チラリ。どこへの目線かしら…汗)
という、いちファンの謎の要望を貼っておきます(笑)
ひとりごと、ひとりごと(汗)

こういう型破りなBワンチームがいつの日かBプレミア参入したら、通用するかどうかは別として相当面白いチームになりそう…。
(というか、このチーム全力で応援したい!笑)

以上、とほほ妄想でした!
ふぁ~、ちょっと興奮してしまいました。楽しかったなあ(笑)
(あくまでもひとつの観方として、大目に見てくださいね~!汗)

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