こんにちは。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
自己成長マインドセットのKAWANOです。

本日は、私が特に意識している数字、〇〇率について紹介させていただきます。

整体院や整骨院で〇〇率というと、「リピート率」や「離反率」を思い浮かべると思います。

もちろんリピート率や離反率を把握しておくことは経営において大切ですが、
それ以上に大切なことがあります。

それは、A率です。
あまり聞きなれないワードだと思いますが、それもそのはず。
私が勝手に作った名前ですから。

まあ名前なんてどうでもいいです。
大切なのは中身。
このA率を高めることができれば、自然とリピート率は向上しますし、自分自身の成長にもつながります。

ではA率とは何か？
解説していきます。

A率とは

A率とは自己評価のことです。
患者様1名ごとに”変化を出すことができたか”、”施術の質は良かったか”などA・B・Cの３段階で自己評価をしています。

↓こんな感じで来患表に赤字でABC評価を付けています。

１カ月間に自己評価Aを付けることができたお客様の割合はどのくらいだったかをA率と呼んでいます。

自己評価の基準は５つ。

①身体に変化を出すことができたか。
施術前よりも疼痛の軽減や可動域の改善など、変化を出すことができたか。
その変化を患者様にも感じていただけたか。

②患者様は心からの笑顔で帰られたか。
変化を感じていただけなかったり、ニーズを満たせなかった場合など、施術に少しでも不満があったら、患者様の心からの笑顔は見ることができません。
本当に満足していただけたら、心からの笑顔や喜びの声を見ることができます。
長年施術をしていると患者様の表情や口調で、心から満足されているかがわかると思います。

③施術フローに入れたか
フロー状態(集中力MAX)で施術ができたか。
施術フローについては過去のブログで解説していますのでご興味がありましたらご覧下さい。

④能力を出し切れたか
自分の持っている知識や技術などの能力すべてを施術で出し切れた。
施術は能力を発揮できるチャンスです。

⑤課題が無いか
施術の中で、課題になる部分が無かったか。

以上の5つの基準を設けています。
５つ全てクリア出来たらA判定。

３つ４つクリアでB判定。

２つ以下はC判定です。

あくまで自己評価なので甘く評価することもできますが、
自分に甘く評価を下しても成長にはつながりません。

私はめちゃくちゃ厳しく自己評価をしています。
A評価を出せるのは稀です。

また、施術記録には、お身体の状態や施術の内容だけではなく、ABC評価と良かった点、悪かった点(課題)を記入するようにしています。
課題を記入しておくことで、次回施術前に見返したときに、前回の課題を意識して施術に入ることができます。

私の今の目標は１カ月間のA率を20％にすること、C率を0％にすることです。

この自己評価制度を始めてから、施術への向き合い方が変わり、患者様の帰り際の心からの笑顔を見れる機会が明らかに増えました。
と同時に、「患者様の帰り際の心からの笑顔の為にこの仕事をしているんだな」と自分の仕事の意義を確認することができました。

ちなみに、このABC判定の自己評価を始めたきっかけは、とある1冊の本です。
アメリカの一流の外科医の先生の本で、手術ごとに自己評価をして自分の課題を探しているというお話をヒントにしました。
一流になるために大切な考えがたくさん載っており、私の整体師としての在り方にかなり影響を与えてくれた1冊です。
ご興味のある方は、是非ご覧下さい。

皆様もぜひA率を施術に取り入れてみて下さい。
きっとリピート率も売上も上がります。
何より患者様の心からの笑顔を見れる機会が増えると思います☆

最後までご覧いただきありがとうございました。

KAWANO

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