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真似たい気持ち/2007.06.25

古いデザインに憧れた世代として時々ビックリ。
もちろん機能は今の製品と比べ物にならなくても
それでも凄くよくできてる。
美しい。
もちろん使うことを想定しての視点で。

当時に知り合いが持っていたクルマのレバー。
今は使わないしそもそもパワーウインドなので
無いですね。
でもあの美しさ。
これは自転車にもあった作る側の哲学かな。
よく言われている

機能を増やすのは技術
減らすのは哲学

本当に。
どうやって減らすか。
そこには製品に関する哲学がないとダメ。
減らすといっても別に機能を廃するわけでないけど
必要最低限にするとそこには美しさがあります。

自転車の世界でもこういう製品を沢山見てきました。
もちろん、時代によっては無駄なものが
欲しい、そんな時もあったけど。
でもやはりそのデザインには哲学がないと
ずっと使う気にはならない。

そういう部分も仕事の中では大事に
しています。
減らす方がとっても大変だけど
それは誰にとっても使い勝手を考えると
その道が見えてくるのです

そんな工業デザインを商品化する仕事には
つけていませんがそれでも
デザインという価値には今もその哲学が
あるんだと信じて仕事を進めます

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