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全ての人が一人ひとり違うものを持っている。それは何だと思いますか?

皆さんは、良かれと思ってしたことが逆に相手を怒らせてしまったり、
迷惑がられてしまった経験はありますか?
「余計なお世話だったかな・・・」と思う一方で、
「せっかく親切心でやったのに・・・」と残念半分、
腹立たしさ半分・・・と思ったのではないでしょうか?
また、人間関係で「あの人とは気が合わないなあ」と感じることも
あることでしょう。
そもそも、日本だけでも1億人近い人間がいて、自分と気が合わない人が
いることは当然ですが、実は、
「良かれと思ってしたことが相手を不快にさせた」や
「気が合わない人がいる」のような事態が起こるには
きちんとした理由があります。

全ての人間が持っている○○

全ての人間は「観点」が違う


人間はなぜ、人間関係のトラブルに巻き込まれたり、他人を誤解したり
するのでしょうか?
それは大きく言うと、「人間一人ひとりの観点が違う」からなのです。
観点とは、辞書で調べると【観察・考察する立場。見地。見かた】と
あります。
要は、同じ事柄でもAさんとBさんでは見かたや考え方が違う、
と言うことです。
ここで言う「見かた」とは、「その事柄に対してどう思うか」を
指していて、「見る視点」とは異なります。


例えば、長距離バスに乗って旅行に行く計画に対し、
「のんびりバス旅行は楽しそうだ」と思うAさんと、
「バス旅行は時間がかかる、もっと早い乗り物が良い」と思うBさんは、
同じ事柄に対して感じ方(見かた)が違います。
Aさんは旅行計画を楽しく進めるのに対し、イヤイヤながら準備をする
Bさん。
結果、旅行中もAさんとBさんの楽しむ気持ちには大きな差が出てしまい、
お互いに気まずくイヤな気持ちを抱くことになってしまうのです。

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