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いい人材はどこへいくのか

職業差別とかはするつもり毛頭ないですが

仕事ができる人とできない人は確実に存在していると思います。
これはもう世の常というか。
単に仕事との相性の問題で、適材適所が実現できていないだけかもしれませんが。

松山市、今年の採用試験の案内がされていました。

いま、優秀な人材は待遇面で公務員にはひかれず
稼げる民間企業の方へ流れたり、自ら起業したりするイメージがあります。

公務員と一口に言っても色々ですよね。
おそらく市職員の仕事の中にも、
比較的イージーな仕事と、
本当に大変で重要な仕事とが混ざっていることでしょう。

同一労働同一賃金、なんてききますが、
それが実際意味すべきところは、役職とか雇用契約形態によるんじゃなくて、
純粋に働きぶりによって、賃金が変動するのが理想、
ということじゃないでしょうか。

公務員はやはり民間ほど成果主義でマージンがついたりしないので、
配属や、細かく割り振られた仕事によって、働きぶりが大きく違うにもかかわらず、
賃金は年齢とか階級によってのみしか差がつけられていないといって過言ではない、という事態がおきているような気がします。
公務員であっても、多少は成果主義も反映されているとは思いますが…。
そこがネックになっていい人材が集まりにくかったり、来てもすぐやめたり、
という状態につながってしまうところがあるんじゃないでしょうか。
福利厚生の制度だけはしっかりしてるのが公務員の強みでしたが、
人手不足感が強く人材獲得競争革激しい今は民間でも法定の制度よりも先進的な福利厚生を提供してるところたくさんあるようですし…

いやしかし、
成果主義が苦手、他人と競い合って結果がみえてしまうのは苦手、
賃金をさておいてもマイペースに仕事できた方がいい、
というような方は、公務員向いているかもしれません。

日本って、この職業でこの賃金だからこの働きぶりでも仕方ないよね、とはならず、
たとえ薄給激務でもサービスの質落とすべからず、
職場の内部事情がどんなに悪くても、
お客様には最高のホスピタリティを、
それが美徳!
みたいな雰囲気ある気がしますが…
やはり働きぶりに応じた賃金であるのが理想のように思います。

難しいですね。