見出し画像

【1分小説】24# 大ジャンプ :奇妙

人は何かに挑戦する時、ジャンプをする。

決まった目標に狙いを定め“腕を振り上げ”。
勢いを付ける為“しゃがむ”。
そして“ジャンプ”という名の挑戦。

目標を掴めるか否かは誰にも分からない。
さらに…

知識が全く無いモノに挑戦する時もあるだろう。
知識があっても不安や恐怖が勝る事もある。
そこで大事なのが…

自分のやりたい事への挑戦という覚悟


「何だか、疲れちゃったな…」
ある女性は呟く。

「あなたの目標は好きで決めたのですか?」
人影は無いが、謎の声だけが聞こえてきた。

「自分で目標を決めて勉強してるのに」
「疲れてしまったの……」

「あなたは今“しゃがむ”事で勢いを付けている途中」
「そして、その踏ん張りには時間が掛かる」
「でも大丈夫、しゃがむ事って楽な体制じゃない?」

それ以降、女性は謎の声が聞こえなくなった。

1分間立ち寄って頂き誠にありがとうございます。
あなたの時間を奪ってしまい、大変嬉しく思います。
また次の作品であなたの時間が奪われぬよう、ご注意下さい。

私の1分じゃない小説はこちら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?