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強くなるにはバランス。もっとふざけて練習してもいいんじゃない?


持久力が理想に近い状態でもjogはするか?

自問自答。
答えは「YES」である。

どうもこんにちは。

今回は以上のことに関して自分なりの考えを書こうと思います。

大事にしていること

僕がトレーニングで大事にしていることは、満遍なく体に刺激を入れることです。

いわゆるバランスってやつです。

陸上長距離は、
「ランニングエコノミー」
「乳酸性作業閾値」
「最大酸素摂取量」
の3要素が主に鍛えられて強くなる。本に書いてありました。僕もそう思いますが、それだけでは不十分な気もします。
(違ったら本当にすみません。)

その本はこちら

大学の図書館で見つけて読みました。

皆さんもご存知かと思われますが、城西大学の陸上長距離部の監督をされてます、僕の大好きな櫛部清二さんが著者であり、とてもわかりやすく中長距離のことを1〜10で説明しています。

皆さんも読んでみることをお勧めします。

話は戻ります。

では何が不十分なのか、
僕は陸上が早くなる要素は上記に記した3要素だけではなく、
例えば、
スピード、神経系、筋肉、筋肉の質、脳を騙せる能力、メンタル、やる気、モチベーション、呼吸器系、解糖系、新糖性、水分量、性格、気候耐性、疲労、疲労回復能力
など、ざっと出てきたものを書きましたが挙げればキリがないです。

冒頭に持久力が理想に近い状態にあってもjogはすると言いましたが、それはバランス良くトレーニングするためです。

持久力あるからといってスピードトレーニングだけをやったらマラソンを完走できるでしょうか。
自分は無理だと思います。
むしろ走り切れても5000mや10000mでもタイムを狙っていくには難しいと推測します。

自分はjogは1キロ5分前後、ペース走は1キロ3分40秒前後、インターバルは400m76秒前後でやります。

もちろんこれより早いレペテーションや、遅いLSDも取り入れますが、練習において、さまざまなにランダムされた、インターバルやペース走をこなしている感じできていますが、
もっというと、ペースをもっと弄ってもいい気もします。
例えば、
ペースそうで言えば1キロ3分41や3分47で1秒刻みでペースに変化をもたらせたり、もっと細かく0.1秒刻みでペースを考えてみたり、それで距離を8444mにしてみたり、たまには靴をjogシューズでやったり厚底でやったり薄底でやったりしてみてもいいんじゃないかな?

要は、先程あげた「ランニングエコノミー」と「乳酸性作業閾値」の間の能力が必要だったり、「乳酸性作業閾値」から「最大酸素摂取量」の間の能力が不必要な訳ないんですよね。
もっと簡単に言うと体に色々なバリエーションの刺激を与えることが大事だと言うふうに思いました。

練習例は

いつも8000mペース走、ヴェイパーフライ、1キロ3分40秒

今回、9425mペース走(4325m〜6477m)を1キロあたり1秒あげてみたり下げてみたり100mずつ変化させてみたり、靴をjogシューズで、的な感じやったら面白い。
(極端すぎました)
それでいて、もし寝坊してスタートまで30分しかアップ出来ないとなれば脳が起きてなく体が機能してない状態でのトレーニングになるし、おにぎりを前回より1個減らしてみたら体が使えるグリコーゲンに制限をかけたことに、風が吹いたら筋力、メンタル的なトレーニングになるし前よりもペースが維持しにくく風力によっては1キロあたり5秒くらい変わってくるかもしれないと考えたらトレーニングなんて無限大に存在するし、さまざま要素を勝手に鍛えたことになる。

今日はこれしてみよう!明日どうなるかな?
どんなマインドで挑もうかな?今日はこれかな?明日体がどうなってるかな?
なんて考えたらワクワクが止まらない。
ここに遊びの要素があるでしょう。
(タイトル回収)

(競歩やってみませんか?
速くなるかもしれませんよ?)

もうこれだわ

ハイキュー
ハンターハンター

化学を否定する

昨今の世の中には、化学に基づくトレーニングが飛び交っていることと思われますが、所詮自分に合っていなければ意味なーい!

昔、本で閾値トレーニングについて、6000mを閾値ペースでつっけで走るのと1600mを4本に分けて間を200mのレストを取ってやるのでは乳酸作業性閾値の向上の効果は変わらなかった。同じペースで
的なことを聞いたことがあるのですが、
(違ったらすみません)
じゃあ1600mの方をやろう、となりますが、

自分にとってそれはない!

確かに化学的には効果は一緒かもしれませんが、そればかりに固執すると1600m以上の距離に対して(長い)と感じるようになり、上手く脳を騙すことができませんでした。
また辛くなったらやめる癖もついてしまったりしたので悩むところ。
練習が上手くできるようになるのが目的ではなく、試合でより良い順位やタイムで走るための練習ですからね!

そんなこともあり、指導者の人の言ってることや論文を100%正しいと思ってません。
むしろ、粗を探すようにしてるまでもあります。
(こう言う性格なんですみません)

かと言って全くその練習をしないのも違うと思います。
まぁ、結局バランスですね。

最終手段

あーもー何言ってるかわかんねーし、結局何したらいいんだ?
みたにになったらとりあえずレースに出ればいいんじゃないですか?
(結果を求めずに)

レースは一番効果のある練習で、一番疲労度の高い練習な気もします。
目標とする試合に一番近い条件で走ることができますし、普段の練習に加えて普段味わうことの出来ない、競り合いとか、レース運び、それをレース中に考えること、焦らないことなどを一度に学ぶことのできる最高の練習ではないでしょうか。

なんでもすることのデメリット

バランス良く鍛えるぞーとか言って、色々なことをすれば色々なことが体にフィードバックされます。
しかし、そのフィードバックを感じ取り反省しなければ次に進むことはないでしょう。

観察力と感性です。

駒澤大学の大八木監督もボーディーメンテのCMだかで、感性がないと強くなれんと言っていました。
自分は先ほど述べたことに繋がると解釈し日々練習に励み、ガーミンコネクトに日誌として、その日のことを出来るだけ詳しく書いていくことに力を入れています。

いつもより良かったのか、何が良かったのか?変わらなかったのか?良いことと悪いことが相殺されて変わらなかったのか?ただ単に変化がなかったのか。
そんな風に考えてみてもいいんじゃないでしょうか?
(あの人髪切ったなー、前より可愛くなったなーとか)

同じように見えても道のりは違います。
そこから得られることは大きい。昨年はベストが出なくてもジェットコースターのような人生だったので、経験と知識とデータはこれまで以上に集めることができました。

これからも感性に加えて観察能力も鍛え、一つのことから得られることをどんどん増やしていければとそんな風に思っています。

この記事の反省点

最初は
「体力が無限にあったらjogはするか」
というタイトルで書き始めましたが、
体力が無限とはどういう状態なのかを定義できませんでした。

この記事を書いてて何度も手が止まりました。体力が無限ってことはスピード持久も無限なのか?脳の糖の供給も無限になるってことなのか?
そうするとバランスでスピード以外の部分は理想状態になってしまうのか?スピードも体力と定義だできるよな?
など、結構ガバガバになってる記事だなーと反省しました。

体力が無限とはなんですかね。
そのまま解釈すると、全ての体の要素が理想状態であることになってしまう。

今度考えてみよう。
(自分の宿題)

あとがき

こんなふうに、ちょっと疑問に思ってることを書きました。寮の風呂で書き始めたら止まらなくなってしまい1時間20分くらい格闘してました。

将来、研究者になってみるのも悪くないですね、

寮の皆さん。
長風呂してご迷惑をおかけしてすみませんでした。🙇
この場を借りて謝罪いたします。

半戸でした。

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