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「禅、シンプル生活のすすめ」より生活に取り入れたいシンプルな思考法

この本を読んだ動機


僕は「禅」や「仏教」「哲学」的なものに興味があって
それらに関する本をたくさん読んでみています。

色々な人がいろいろなことを言っているのをふんふん言いながら眺めるのが楽しいのですが、

これまでの人生の経験から


「どんなところを目指していても結局日々の一つ一つの行動だよなあ。」

と感じているのですが、

でもやっぱりいろいろな人のいうことや考え方がすごく気になって

「誰のいうことを聞けばよいのかわからない~」


みたいな状態になることってあるあるだと思うんですね。


そんな中でこの「禅」という考え方は普段の生活の中でよりどころにすることができる大切な教えが説かれているんじゃないかなと思ったわけです。


・禅を象徴する考え方



「不立文字、教外別伝、直指人心、見性成仏」


文字や言葉にとらわれることなく、今ここにいる自分の
「本来の姿」に出会う事

他人の価値観に振り回されないように、余計な悩みを抱えないように、
無駄なものをそもそも排除しちゃおうってことですよね。


実に効率的。

スタイリッシュ。

スティーブジョブズが傾倒していた気持ちもわかります。

「禅ビギナーズ・マインド」

こちらの本も買っているので読み次第共有します。


悩むものなんてそもそも排除しちゃえば悩むこともできなくなるのです。
ってことですね。

これはイチロー選手の考え方にも近いと思っていて、

「特別なことをするために特別なことをするのではない、特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。」

「びっくりするような好プレイが、勝ちに結びつくことは少ないです。
確実にこなさないといけないプレイを確実にこなせるチームは強いと思います。」

「第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。」

一流になる人は同じような思考を持っているのだなと感じました。

この本ではこのような禅的な考え方を生活の中に取り入れるための習慣
紹介しますが、特に重要だなと感じたものを5つ抜粋したいと思います。



①:一人の時間を作る


日本人の理想としている生活であり、最も美しいと言われている生活が

「隠遁生活」

といわれています。

昔の偉い人なんかはさっさと引退して山の中で暮らしていたそうですが


鳥の声や水の音を聞きながら本を読んで、

1人で酒を飲みながら月なんて眺めちゃったりして

常に自由な心で誰にもとらわれることなくあるがままの姿で生きる。


こんなこと現実ではなかなかできないですが、

たまには普段の人間関係や雑然としている環境から抜け出して

自然や知らない場所に赴くようにしたいと思いました。

今のところ行きたいところは京都なのでタイミングを見つけていきたいと思います。


➁朝の空気をしっかり味わう


規則正しい生活をしていくことすら難しい中で

朝の空気を味わうなんて何を言っているんだと感じる人もいると思いまが

この「味わう」というところに意義があります。

ただ朝を過ごしていてもその時に感じる風や光の差し込み方四季の移ろい
等で同じものは何一つないのです

朝起きるだけではなく、朝一番の新鮮な空気を体に取り入れて自然の変化を体で感じることが心身を健康に保つために重要なのだと感じました。

「朝起きるの嫌い!!!!」

「でも起きれたときの空気とか散歩の感覚は好き!!!」

お風呂と同じですね。

面倒だけどやってみて後悔したことない。


③持ち物を減らす




お気に入りの服を一着しか持っていないローランドさんではありませんが、



「物の命を使い切る」


この感覚は非常に重要にしたいと思っています。

禅を代表する「庭」に京都・龍安寺の石庭や大仙院の庭園があるそうで、

それらは「枯山水」と呼ばれ、池や遣水を用いずに、石や砂などを使って山水の風景を表現しています。


実際には存在しない水を、水のないところで体現する


今あるものを活かして作る。


見方によっては、一つのものでも多様の見え方があり、
その使用方法も無限にあるということを感じることができます。


ものが沢山あることが自由では決してないということ。

「ものを自由に生かす心が大切である」


心に刻みたいと思います。


④部屋をシンプルに整える


「簡素」「質素」の違いが分かりますか??

この本の中では

簡素:
無駄なものをそぎ落として本当に必要なものを見極め大切にしていくこと
質素:
価値の低いものの中で生活すること
価値とは値段だけではなく、その物に対する思いの深さ

と紹介しています。

①「掃除!!」「断捨離!!」

➁心がときめくものを使う

③必要でありかつ心躍るものを手元に残す

④上記繰り返し


僕はこの考え方が個人的にすごく好きで

実際に服を購入する際には自分がおじさんになっても着ていたいと思う服をどれだけ高くても購入することにしています。

身の回りのものすべてがこんなことになったらどれだけ幸せでしょうか。

にやにや



⑤食事では、一口ごとに箸を置く


禅の食事の心得として「五観の偈」というものがあります

1:多くの人を思い感謝をしていただく
2:自分の行いを反省し静かに頂く
3:好き嫌いせず欲張らず味わっていただく
4:健康な体と心を保つために良薬として頂く
5:円満な人格形成のため合掌して頂く

この五つのことを思って食事を頂けることを感謝し、一口ごとに箸を置く

「食事はただ、空腹を満たすための行為ではない。」


グッときました。


瞑想の方法の一つに

「マインドフルネスイーティング」というものがありますが


そもそもの食事に対する向き合い方を見直さなければと強く感じました。


僕の最近の生活習慣についたnoteもありますので是非興味のある方はご覧になってください~!!

また下に禅について詳しく書かれているnote記事も紹介するので是非参考にしてみてください~!

最後まで見てくれてありがとうございました~!

今後もこう言ったほんの紹介や自分の暮らしの中での気づき等あれば発信してていくのでよろしければフォロー・いいねお待ちしております~!

それでは~



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