ももも

好きなものについて、思考と言語化が目標。 書くことが導いてくれるという体験をすること。…

ももも

好きなものについて、思考と言語化が目標。 書くことが導いてくれるという体験をすること。 21:00-22:00 書く

最近の記事

【Kis-My-Ft2と対立】「キ・ス・ウ・マ・イ~KISS YOUR MIND~」MVから分析する。

Kis-My-Ft2「キ・ス・ウ・マ・イ~KISS YOUR MIND」分析今回はKis-My-Ft2の7枚目シングルである「キ・ス・ウ・マ・イ~KISS YOUR MIND~」(以降、「キ・ス・ウ・マ・イ」と表記)を分析・考察する。 本楽曲は3枚目シングルとして前々回扱った「SHE!HER!HER!」と同様、江原グリコ株式会社のWatering KISSMINTのCMソングとなっていた。 メンバー/第三者前回前々回と「SHE!HER!HER!」「Luv Sick」の二楽

    • 【Kis-My-Ft2と対立】「Luv Sick」MVから考える。

      Kis-My-Ft2「Luv Sick」分析今回はKis-My-Ft2の9枚目シングルである「Luv Sick」MVを分析対象とする。 「SNOW DOMEの約束」と両A面シングルとして発売された「Luv Sick」はメンバー・藤ヶ谷太輔が主演を務めたドラマ『仮面ティーチャー』の主題歌となっている。 メンバー/敵的存在前回「SHE!HER!HER!」MVでは剛健な男性とメンバーという対立構造、敵対関係が見出せた。今回対象とする「Luv Sick」においても敵的存在が登場す

      • 【Kis-My-Ft2と対立】「SHE!HER!HER!」MVから考える。

        Kis-My-Ft2「SHE!HER!HER!」今回はKis-My-Ft2の3rdシングルである「SHE!HER!HER!」MVを分析対象とする。 MV 概要 まずはMV全体の設定や世界観に触れておこうと思う。この楽曲は江崎グリコ株式会社が発売していたガム・ウォータリングキスミントのCMソングになっている。そのため、〈息・吐息〉〈キス〉がMV中でも多く演出されている(楽曲タイトルにもこの意識は表れているだろう)。 例えば、冒頭メンバーは布を被り、口元だけ見えるような状態で

        • 「Everybody Go」MVを考える。

          Kis-My-Ft2「Everybody Go」楽曲概要 今回はKis-My-Ft2のデビュー曲である「Everybody Go」のMVを分析する。 メンバーである玉森裕太、藤ヶ谷太輔が主演を務めたドラマ『美男ですね』の主題歌にもなっており、彼らが初めてCDシングルとして発売した楽曲である。 大きな特徴としてローラースケートでのパフォーマンスが挙げられる。1987年にデビューしたとされる光GENJIが行っていたローラースケートパフォーマンス、Kis-My-Ft2はこれをデビ

        【Kis-My-Ft2と対立】「キ・ス・ウ・マ・イ~KISS YOUR MIND~」MVから分析する。

          「君、僕。」を考える。

          Kis-My-Ft2「君、僕。」今回はKis-My-Ft2の22枚目シングルである「君、僕。」のMVについて分析を行う。 2018年に発売された本楽曲はタイトルにもあるように君と僕の二名にスポットを当てたラブソングである。「君がいるから、僕がいるんだ」「震える君を誰より近くで愛してあげたい」といった歌詞があるように、僕から君への想いが表されている。 また、メンバー7人で構成されたKis-My-Ft2のデビュー7周年という節目にもなりうる楽曲であり、Youtubeに投稿されてい

          「君、僕。」を考える。

          「A10TION」MVサムネイルを考える。

          Kis-My-Ft2「A10TION」の分析今回はKis-My-Ft2の楽曲「A10TION」のMV・特にサムネイルについて分析し、思考することを試みたい。 「A10TION」はデビュー10周年を記念した楽曲として、アルバム『BEST of Kis-My-Ft2』に収録されている楽曲である。これまでの楽曲に登場した振り付けや、MVに登場した小道具などが散りばめられた作品となっている。 この楽曲を対象とする上でサムネイル画像に関心を持った。Youtubeで表示されるサムネイ

          「A10TION」MVサムネイルを考える。

          「BRAVE TUNING」MVを考える。

          二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)「BRAVE TUNING」の分析今回はKis-My-Ft2のメンバー・二階堂高嗣のソロ曲「BRAVE TUNING」のMVについて分析し、思考することを試みたい。 この楽曲は2021年5月に行われた配信ライブ「Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2021 HOME」のために制作され、同年5月にYoutubeにMVが投稿された。 曲のコンセプトとして公式HPには以下のように記載されている。 HPにあるようにこの「BRAVE TUNIN

          「BRAVE TUNING」MVを考える。

          「Luv Bias」を考える。②

          Kis-My-Ft2「Luv Bias」の分析 前回に引き続き、Kis-My-Ft2の27枚目シングルである「Luv Bias」について分析を行う。 MVにあるレイヤー構造 前回はYoutubeに投稿されているMVを中心に分析を行った。映像の全体あるいは端々にある横断的な流れ、奥行きのある構造、直線で分割された画面から、「左ー右、手前ー奥、上ー下」の3つの方向(3つの軸)が重なるレイヤー的な構造を見出した。 しかしこれはMVに限った、映像のみにある構造ではなく、この作品全

          「Luv Bias」を考える。②

          「Luv Bias」を考える。①

          Kis-My-Ft2「Luv Bias」の分析今回は2021年に発売された、Kis-My-Ft2の27枚目シングル「Luv Bias」のMVについて分析し、思考することを試みたい。 この楽曲は玉森裕太が出演したドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』の主題歌となっている。 タイトルにある luvはloveの別表記、つまり愛、愛情といった意味を持つ。biasは偏りや傾向といった意味を持つ。詳しい意味づけは不明であるが、公式ホームページにも「恋する気持ちを歌った」とあることから恋

          「Luv Bias」を考える。①

          「運命Girl」MVを考える。

          Kis-My-Ft2「運命Girl」の分析今回は2013年に発売された、Kis-My-Ft2の6枚目シングル「運命Girl」のMVについて分析し、思考することを試みたい。 6th SINGLE 『My Resistance -タシカナモノ- / 運命Girl』 | Kis-My-Ft2|MENT RECORDING この楽曲はKis-My-Ft2が出演したセブン&アイのCMソングとなっている(上記リンクで「My Resistance-タシカナモノ」と合わせて表記されている

          「運命Girl」MVを考える。

          「Fear」MVを考える。

          Kis-My-Ft2「Fear」を分析する。今回はKis-My-Ft2の28枚目のシングルである「Fear」のMVについて分析し、思考することを試みたい。 28th SINGLE『Fear / SO BLUE』 | Kis-My-Ft2|MENT RECORDING 「Fear」は昨年9月に発売されたシングルであり、メンバーである北山宏光が主演を務めたドラマ『ただ離婚してないだけ』の主題歌となっていた。 楽曲コンセプトへの理解のために、補助的にドラマのあらすじを見ておく。

          「Fear」MVを考える。

          「Smokin' Hot」MVを考える。

          「Smokin' Hot」MV 今回はKis-My-Ft2の29枚目のシングル「Two as One」に収録されている「Smokin' Hot」のMVについて分析したい。 この曲は興和株式会社「ウナコーワ エース」のCMソングとなっており、Kis-My-Ft2自身もこのCMに出演している。 Smokin'(Smokingの省略形)は蒸気を立てる、湯気の出るほどといった意味を持つ。Hotは暑い、火照るなどの意味を持つ。この点から蒸気が出るほど、身体が火照るような暑さといったコ

          「Smokin' Hot」MVを考える。

          「Two as One」ジャケット写真を考える。

          Kis-My-Ft2「Two as One」を分析する今回はKis-My-Ft2の29枚目のシングルである「Two as One」のジャケットについて分析し、思考することを試みたい。 Kis-My-Ft2はジャニーズ事務所に所属する7人組グループである。昨年デビュー10周年を迎え、11年目の今年はアリーナツアー・ドームツアーと活動している。 そんな中、8月17日に発売される「Two as One」はメンバーである玉森裕太が主演するドラマ「NICE FLIGHT!」の主題歌と

          「Two as One」ジャケット写真を考える。