見出し画像

診療内科、初診予約取れない問題

これなんとかならないのかなー。
でもしょうがないよね。
初診は時間が掛かるし。。。

私は一歩、社会に出ると、
わー!って取り巻かれる体質である。

ASD、ADHD、学習障害を持った
お子さんを持つという女性に出会った。
彼女は初対面から私に依存してきた。
なんせ知り合ったばかりで友達というより
今は、ピアサポーターという立場で話しを
聞いてて、彼女に発達障害の兆候を感じたけど
後に息子さんの話しを聞き、役満となった。

発達障害の遺伝率は8割と言われているからだ。
ここでやっと彼女自身の発達障害の可能性を伝えた。
「実は私もそう思っていました。」
さめざめ泣く彼女。
さらに掘り下げると、虐待やリストカット
不登校などのバックグラウンドもある。

しかしなぜ彼女自身、医療と繋がれなかったのか。
初診の扉がとても重いのもあるが
そこには旦那さんの障害に対する否定もあった。
「うちの嫁・子は普通だ!」
「嫁は怠けているだけだ!」
「精神科なんて薬売りだ!」

…などと、怒るのだ。
これじゃあ、医療や福祉と繋がれない。

そもそも普通じゃなくていいじゃないか。
普通だ!って喘いでる時点で
心の奥底で普通じゃない事が
実はわかっているから
アレルギーを起こしているのだ😓

ただ、発達の「障害」の部分を「特性」
へと導けるのはその道のプロ達なのだ。
旦那さんは精神医療に偏見を持っているが
こうやって家族を医療や福祉から
遠ざけてしまう事が多いのが日本だ。

私の昔お世話になった
アメリカ人女性英語教師は
ラブロマンスや下ネタ、おしゃれ、トレンド
ごく一般的なライトなスラングなどを
教えてくれる面白い先生で、
当時ラブロマンスで凹んだ話しをしたら

「カウンセリング受けないの?」
…と、ケロッと言われた。
私はびっくりした。
カウンセリングって重い病気の人が
受けるものだと思っていたが
アメリカでは気軽にメンタルについて
プロのカウンセリングを受けるそうだ。
それこそ歯医者へ行く感覚で気軽に。
それこそ病気になってしまう「前」に。

私がショックを受けたように、旦那さんも
そんな風にショックを受けるだろうと思えるし
日本では
「え⁉️精神科⁉️」
「え⁉️自閉症⁉️」
…と、リアクションされるので
やっぱり医療や福祉と繋がるには勇気がいる。

しかし、旦那さんは、精神科受診の末
お兄様を自殺で亡くされているという
とてつもなく深いバックグラウンドを持っている。
精神医療にトラウマ級の不信感を抱いても仕方ない。

正解などない。
誰もが皆、自分の真実を持っている。
人と人は異なる細胞同士なのだ。

実は市内に評判の良い心療内科がないか
私の訪問看護師に尋ねが
「むしろナースの目からみて合わない
 処方してるクリニックしか浮かばない」

…という恐ろしい回答を受けた。

日本の精神科って薬だけ出す病院が多い。
私は3件目でようやっと発達障害を
見抜かれそこから世界が変わった。
障害者にはなったけど、
様々な恩恵を受ける事ができて生きている。

この成功体験に辿り着くまで
10年以上の時が経っている。
この10年の間にやっと精神医学も発展して
ADHD、大人になって発覚する発達障害等が
テレビで話題になり、取り沙汰され
トレンド入りし、今は、一般的になった。

こうなってくると、社会の器も広がるので
例えば元々、指定難病だった
病がそうじゃなくなったように
発達障害もいつか変わっていくのかな?
...などと、思う。

いや、しかし

発達障害の偏見、精神科の初診・誤診問題
なんとかならないかなー😅

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?