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自転車事故の際に保険金が給付されず~泣かないためにも・・・

万が一の自転車事故に備える保険がいろいろ販売されていますね。
XなどのSNSなどにも自転車事故に対応した損害賠償保険の広告が表示されています。
ちょとみてみてみると、それぞれに、補償の内容や掛金などに違いがあり迷いますね。

ところで保険の契約内容などによっては、いざというときに保険金(賠償金)支払われない場合があるので注意したいですね。


| 自転車保険はみな同じなの?

自転車事故に対応した損害賠償保険の仕組みとしては
○ 個人賠償責任保険(自転車特約を含む)
○ 個人賠償責任保険(自転車特約を含む)+傷害保険を付加した商品(交通傷害保険等)
○ 傷害保険(交通傷害保険等)+個人賠償責任保険(自転車特約を含む)を付加した商品
が基本的な立て付けになります。

つまり、基本的なベースとなる商品が個人賠償責任保険(自転車特約を含む)であるのか?それとも傷害保険(交通傷害保険等)であるのかによって、保険掛金料や損害賠償額額、補償範囲などに若干の違いが生じます。

|保険契約の前に・・

これまでにも自転車損害賠償保険を選ぶ際のポイントについて書きましたのでそちらを参考にして欲しいと思いますが、どのような補償を期待するのか、他にどのような保険に加入しているのかを確認して、対象商品を選択することが大事です。

|いざというときに保険金等が給付されない?

せっかく契約した自転車損害賠償保険等であっても、いざ事故が発生したときに相手方に対する賠償金や自転車の運転者等の死傷に対する補償金が給付されない(支払われない)という場合があります。

(サイクル安心保険パンフより引用)

その主なものは以下のような場合です。

① 補償対象(被保険者)が特定の個人であった
補償対象が特定の個人(被保険者)のみの契約となっている場合があります。
個人記名による保険契約の場合には他の親族等を対象としておらず被保険者として記名されている本人のみが補償の対象です。クレカなどの付帯保険の場合に注意してください。

② 保険の契約が切れている(自動更新でない)
保険の契約満了期日を失念していると保険契約が切れてしまい(失効)、いざというときに保険の適用がありません。

③ 傷害保険に未加入
 賠償責任補償のみのコースに契約していた場合、自転車乗車中に転倒して死傷しても保険金が給付され(支払われ)ない。搭乗者の死傷事故を補償する傷害コース(傷害保険)などに加入していなかった。

④ 契約中の損害賠償補償額が低い
とりあえず自転車保険に加入しようとして最低の賠償額の保険契約しかしていなかった。そのために高額な損害賠償金を請求されても対応できなかった。

➄ 年齢制限があった
父親が高齢のために年齢制限に引っかかってしまった。
保険会社の製品によっては補償対象範囲(被保険者)に年齢条件(制限)を設定してるものもある。

⑥ 一定の等級以上の後遺障害に該当しない
賠償(支払い)対象となる等級の後遺障害に該当しない傷害の場合には給付対象とならない種類のものだった。また一定の日数以上の入院期間に達しなかったため見舞金等も支給されなかった。
※ TSマーク付加保険(赤色や青色シール)の場合には、相手方に対する傷害の程度が一定等級以上の後遺障害が生じた場合でないと賠償対象にならず、物に対する損害の補償はない。
また、TS(青色、赤色シール)の場合には15日以上入院した場合でないと入院見舞金や一時金の給付がない。

⑦ そのほか、日本国籍を必要とするものなど様々な条件や特約契約などがありますので、その内容によっては保険金等が給付されないことがあります。

いざというときに保険金等が給付されないことがあるので、面倒でも保険会社の提供する資料や約款等をよく読んで比較検討して、必要な補償内容に応じた保険契約を行うことが大事です。

|安心できる自転車保険

上記記載のように損害賠償金等が給付されないという事態に陥らないためには「サイクル安心保険」への加入をお勧めしています。
それは
○ 団体保険のために掛金が安い(団体割引30%適用)、
○ 年齢制限がない(補償範囲が広い)
○ 国籍条項がない(海外からの研修生なども対象)
○ 自動更新のために契約更新忘れを防止(更新通知の発行とカードや銀行口座の自動決済)、
○ 障害者の加入もOK(一定の要件あり)
○ 家族全員が補償が対象(個人契約コース以外)

(サイクル安心保険パンフより引用)

○ 示談交渉サービス付き
○ 賠償責任補償額は最高額は3億円(より格安な1億円コースもある)
○ 個人賠償責任(日常賠償)補償付きのコースがある

(サイクル安心保険パンフより引用)

○ 人身事故のみならず物に対する賠償も対象(車に傷を付けた場合なども補償)
など、コースやタイプによって若干異なりますが、安心して契約することができる保険なのです。
(一財)全日本交通安全協会が運用する『サイクル安心保険』」、一度資料をご確認ください。

(サイクル安心保険パンフより引用)

https://www.jtsa.or.jp/jitensyakai/


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