見出し画像

あの時があったから今がある。

皆様お元気ですか?
早いもので年が明けて、2ヶ月が経とうとしていますね。

時間というのは意外とあっという間に過ぎてしまいますね。
ですので、なるべく後悔はしないように、そして、あの時があったから今があると思えるように日々過ごしていきたいです。

僕には師匠がいるのですが師匠との会話で
僕「あの時は楽しかったですね。」
師「あー、それは言っちゃダメだ。過去を生きるな。あの時があったから今があると、今を生きろ!」と言われた事があります。

今回のnoteは、そのあの時があったから今があるに関連するnoteを作成してみます。
ご興味ある方は是非ご覧ください。

それは僕が当時お世話になっていた横浜FCでの出来事で
それまではトレーナーとしてメディカル面の仕事をさせて頂いていたのですが
フィジカル面も担当して欲しいと言われた年です。

サッカーを高校までやってきていたので、フィジカルトレーニングというものが大体どういうものかはボンヤリとしてイメージはありましたが、詳細に至るまでは全く無知で言葉通り「右も左も分からない状態」でした。
そんな僕を見かけて、当時のトップチームのフィジカルコーチの方が僕の担当するアカデミーの練習やアカデミーの会議に出てくださったり、練習前の時間には僕の話(悩み)をたくさん聞いてくださいました。
なので僕の師匠だと僕は勝手に思っています。笑

師匠が僕にまず言った言葉は「俺の事を見ておけ。俺が見本をやるから、髙田くんの判断で、俺の良い所は取り入れてもらって構わないし、俺の悪い所は取り入れなければ良い。そうやって髙田くんのスタイルを作っていけ!」でした。
そこまでかなり悩んでいたので、めちゃくちゃ感動して涙しそうになっていたのを今でも思い出します。
そして「トップチームは仕事がある程度細分化されていて、俺で言えば今はフィジカルコーチだから、フィジカルのみを担当しておけば良い。だけど今のアカデミーはそうはいかないので、この機会を活かしてフィジカルもメディカルも知識をつけておいて両方出来るようになる事を目標にしてみると良い。そしたらこの先どちらの仕事のオファーを頂いても対応出来る様になる!」とアドバイス頂きました。
実際師匠は国家資格を持っていてトレーナーもできる方なので説得力もありましたし、師匠みたいになりたい!頑張ろう!と思えました。
Jリーグのクラブでトレーナーもしくはフィジカルコーチとして関わっていると年に数回、当時のJFAハウスに集まって研修に参加出来ます。
僕はアカデミーで1人で両方を担当していたので、両方の研修に参加出来ました。
師匠のアドバイスと師匠がその研修で様々な方にご紹介してくださったおかげ様でフィジカルの事を相談できる人も出来、今でもその方々には大変お世話になっており、最近もその方々とやり取りさせて頂く事があり、心の底から、あの時「いや、僕はメディカルだけで。」なんてクラブに言わなくて良かったな、助けてくれた師匠のおかげ様だ。と感じております。

師匠のアドバイスのおかげ様で、今帯同させて頂いている東急SレイエスFCではサッカーU-15ではトレーナー(メディカル/フィジカル)として、Topチームではフィジカルコーチとしての役割を任せて頂いております。

フィジカルとメディカルは繋がっている事も多々ありますし、そもそもリハビリテーション(リコンディショニング)もトレーニングも身体を今ある状態から向上/改善させようとする目的は同じだと思っています。
なのでこれからトレーナーかフィジカルコーチになりたい方、そして今どちらかに従事されていて、もう一方の方にも興味がある方は是非勉強されてみるとまた新たな景色や視座が見えてきて幅が広がってくるのではないかな?と思います。

なんだか偉そうにすみません。言葉が下手なもので。もっと勉強しておきます苦笑

そういえば去年JクラブのTopチームのコンディショニングコーチをされている方から、選手の成長についてこんな話を聞いた事があります。
ピッチ外とピッチ内は繋がっているとか、考え方とかの話をしていたら
「それまではこちらが何かを提案しても、「俺はこうだから!」みたいな感じで頑固というか視野が狭い印象だったのが、何がキッカケかは分からないけれど、こちらの提案に、「そういうのもあるんですね!やってみます!」と受け入れるようになったり、周囲への気を配る範囲も広がったりしてきて、この選手変わったな。と感じていたら試合でのパフォーマンスも格段に上がったんだよ!」という貴重なお話を伺いました。

これも景色や視座が変わって、物事は繋がっているから、相互作用で両方の基準というかが高まって行った好例だと思います。

ただ、身体は1つしかないので、ドラクエの作戦「いのちだいじに」で興味がある事は是非やられてみると良いと思います!

拙い文章で大変失礼いたしました。「あの時があったから、今がある!」と改めて思いました。というnoteでした。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
それでは、また次回宜しくお願いいたします。

髙田

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?