我々の役割

女子W杯が開催されていますね!
なでしこジャパン、調子いいですね!
是非、優勝してほしいですね!

そんな中、マルタ選手というスーパースターがいるブラジル代表がグループリーグ敗退…

スポーツには勝敗がある。

スポーツは残酷。儚い。

よってスポーツをやってる者は全員勝利を目指してプレーする。

だがしかし、勝者がいれば敗者もいるのがスポーツ。

常に勝つのは極めて可能性が低く、一握りだ。

だからスポーツは美しい。

僕がサッカーを好きな理由はいくらスーパースターが相手にいようともそれが即ち勝敗に直結する訳ではなく、所謂ジャイアントキリングが起こるからです。

私の好きな作品の一つにスラムダンクという作品がある。

その作品に登場する絶対王者の山王の監督が負けた時に
「負けた事がいつか財産になる。」
と言っていた。

そう「負け」は「財産」なのである。
いや「財産」にしなければならない。
「勝ち」を目指して試合をし、勝てなかった。
勝ちに届かなかった。
届かなかった訳なのだから、そこに届くまでに必要な事が「負け」には詰まっているのだと僕は思う。

その負けを「いや俺達の方が良かったんで」と目を背けていたら財産になどならない。

相手が教えてくれている、俺達のもっと良くなる点を自分達から放棄している。

対戦相手に感謝して。
という言葉を耳にするが、本当にそうだと思う。
上には上がいる事を教えてくれる。
自分が目指している所はどんなに果てしないんだという事を教えてくれる。
この相手にどう勝つ?と考えて練習して、立ち向かっていく事がスポーツの醍醐味ではなかろうか?

先日、中学2年生のミニゲームにスタッフチームの一員として参加した。
その中で「コーチ達うめー」と流行りの言葉で言えば憧れて脚を止めてしまう選手と「絶対勝つ!!」と立ち向かってくる選手と近い年代同士では見せない姿を見せる選手の反応がとても面白かったが、その時間すらも自分の成長の為に、そして楽しむ為に真剣に使ってる選手は言わずもがなですね。
指導者は行く方向を指して導く者と書きますね。
なので、僕はコーチは入れるだけ入って、育成年代の子達をプレーでやっつけてあげれば良いと思います。

そしたら負けず嫌いの選手であれば、何回でも立ち向かって来ると思います。

なので
我々の役割は
「負け」に「相手の基準」に
「試合が要求してくる基準」に
そして
「自分達の目標」に
本当の意味で目を向ける事かもしれないですね。

認めて、目を背けず、受け入れてからがスタート。

なんてな。笑

最後までご覧頂きありがとうございました。
髙田

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?