ニャンコ、トラウマる
折角扉の開け方を極め洋々と外出して昼寝する…
なんて生活を始めたばかりの猫が外出中に恐怖を味わい
ひきこもるというストーリー。
引き戸と細長い取っ手のドアの開け方を覚えてもう止められない、
そんな自由を獲得したかに見えた若い猫、
こちらも今の内なら事故さえなければと結構喜んでいたのに、
猫に降りかかったのは未知との遭遇か?
真の敵はどこにいた?
成熟してきて段々と家の中で険悪ムード、
全員ストレスを抱えての生活から解放されたかに思えたのに…。
(ストレスと盛りの要求が扉を開かせた)
そして事件は起きました。
ニャー‼゛
悲鳴が上がった、ってあれ、どこ!?
(家猫同士の戦いかと思ったら違った)
あ、なんか走って逃げてったか追いかけてった!
・・・
・・・
捕獲後、チビッたらしくて臭うので取り敢えず濡れタオルで拭き拭き。
(洗面所や風呂場へ行ったり水道の音を聞くと察知して暴れる。)
疲れか何かかちょっと怖い思いしたからか大人しくなったね
→翌日
部屋から出てこない、高いところの隅っこに
帰ってきてから家猫にも敵認定されるという二重苦。
(外のにおいがどんどん強くなっての侵入者扱い?)
すっかり外が楽しくなくなったらしい若猫。
よく見ると尻尾が腫れているような?
エ? もしかして、くつろいでいる所を奇襲で尻尾噛まれた?
それは恐怖を覚えるわ。
家の中の猫が一番恐ろしいと思って生きて来たのに
まさか表で初めての明確なダメージ。
外には行きたくない、敵認定されて中でも肩身が狭くなった。
なんて悲しい・・・。
そして残念。
春の繁殖期で野良猫の巡回コースに入ったらしく、
家猫も中からそれも察知していて益々気が立っているという感じ。
匂い消しにちょっと無理して洗ってやろうかと思ったけど
傷があるんではしばらく延期。・・・でも、まだ若い猫だから
3~4日もすれば半分忘れて
また出かけるようになるんじゃないかな?…という気もします。
これをして家族曰く、人類が宇宙人に初めて遭遇した時
どういう風に遭遇するかで変わる、と例えました。
友好的か攻撃的かで、また何かされたかされてないかで衝撃も変わると。
ま、そんなので言うなら、トラウマにならない事の方が勿論いいですね。
それにしてもこんな一日の出来事でネコの行動、性格が変わるとは、
それはそれで新鮮でした。攻撃的じゃない性格(今の所・顔つき的にも)、というのも大きかったのかもしれません。
以上猫がまさかのトラウマを抱えた話でした。
このしおらしさ、
ベタッと慣れる事はないものの貰われるなら今だな、という気もします。
もし何かあれば報奨金として頂戴します。