こんにちは！パパコミュニティーDADDIESの運営者・たくやです。

私たちDADDIESは月に２回、オンラインでワークショップをしていて、今回はそのワークショップの中で考えさせられた「子育てとお金」について書いていこうと思います。

DADDIESでは毎月夫婦間のコミュニケーションや人生をよりよくするためのマインドセット、正しい金の知識を学ぶためのワークショップをメンバーが主体的に開催してくれています。

そして今回はメンバーの中でもお金のプロとして活動されている河野亮平さんにワークショップを担当していただき、子育てとお金をテーマにお話をしていただきました。

親が自分に対してお金を使ってしてくれたこと

みなさんが大人になるまで、両親から学費や生活費、お小遣いなどいろいろとお金の面で援助を受けたり、助けてもらったことがあるかと思います。その中で特に印象に残っているものってありますか？

僕は恥ずかしながら社会人になるまで気が付かなかったのですが、両親が姉と私二人を奨学金を借りずに大学を卒業させてくれたことです。

両親は僕が生まれた頃から二人で美容院を自営していて、僕自身も3年前に警察官を辞めて自営になったので、自営をしながら子ども二人を自己資金で大学まで行かせることがどれだけ大変ですごいことなのかを、今更ながら心から尊敬と感謝でいっぱいです。

メンバーの中には大学時代に野球でアメリカの大学に留学に行ったりしている人もいて、どれだけ両親が自分たちの将来のためにお金を使ってくれていたのかを考える、とてもいい機会になりました。

他にもメンバーから出た言葉は以下のとおりです。

親として子どもにお金でしてあげたいこと

両親にしてもらったことに続いては「自分が親として子どもにお金でしてあげたいこと」を考えて発表しました。みなさんは、自分のお子さんに対して、お金を使ってどんなことをしてあげたいですか？？

人によっては「旅行や留学などの『体験』にお金を使ってあげたい」と考えていたり「習いごとや学び」など、自分が両親にしてもらったことを、子どもにもしてあげたいと考える人が多かったです。

中には自分の結婚式の日に札束で数百万円をもらったので、子どもが結婚する時には同じようなことをしてあげたいというパパもいました。（かっこよすぎる！）

僕自身も子どもとの旅行であったり、留学などの「体験」や「環境」にお金を使ってあげたいなと思う一方で「親がお金で子どもにしてあげられることなんて、実はそんなにないのでは？と思いました。

親がお金でできることなんて限られている

めっちゃ私事なんですが、独立して以降仕事があまりうまくいかなくて経済的に家族に負担をかけてしまっている時、ふと「今、俺が死んだら保険金も入るし、住宅ローンも止まるんだったら、その方が家族のためになるんじゃないか？」と思うことがあります。（重い話をめっちゃポジティブに話してます笑）

そんな時にいつも行き着く答えが「お金で買えるものはたくさんあるけど、父親や愛はお金で買えない」で、お金は幸せの交換券である一方で、必ず子どもや家族を幸せにしてくれるものではないということ。

そう考えたら、僕たち親が考えることってお金を使ってできることよりも、お金じゃ買えない何かを与え続けることが大切なんじゃないか？と思うんです。それは愛情であったり、一緒に過ごす時間であったり、何か一生懸命になっている姿を子どもに見せることだったり、会話をたくさんすることだったり。

結局お金で買えない何かを与え続けた結果、お金を使ってできる幸せの掴み方もちゃんと考えられるような子どもが育つんだろうなと思いました。

まとめ

「子育てとお金」って言うと学費がいくらかかるとか、生活費が・・・みたいな話になりがちですが、今回はもっと本質な「お金を使って親が子にしてあげられること」について深く考えるいい機会になりました。

ワーク担当者の河野さんも言ってくれてましたが、今振り返るとたしかに親からたくさんお金を使ってもらったし、僕たちが幸せになるためにたくさん苦労もかけてきました。

でも実際は我が子にお金をたくさん使ってあげられるということ自体が、親にとっての幸せになっていて、やらなきゃいけないのではなくて、やってあげたいからやっているんだってことなんですよね。

それに気付けてから、我が子の幸せを願う親としてのあり方も少し変わった気がします。

そして改めて、そんな気づきを全国のパパさんたちと一緒に得れたことが何よりも嬉しかったです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました！

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