5歳と1歳の息子たちをもつ父親です。息子たちの成長を書き記すことで将来のボウズたちへのプレゼント（酒の肴）になれば、と筆を執っています。

さて。お父さんは強硬日程で初めての国、スリランカに行ってきた。土日はキミたちと過ごしたいので、体に鞭打っていつも通り（笑）スケジュールはタイトにして金曜中に日本につけるようにした。
金曜の夜に家に着いたときにはキミたちはすでに爆睡を決め込んでいたけど、土日はゆっくり遊べるね。フライトの接続が悪く、2時間しか寝れなかったけど日本に帰ってきてもなんだか元気で深夜まで残務をこなしてしまったよ。反動は土曜の朝に来て、すこぶる今朝は眠かった笑。

今朝はキミたち二人を連れて近くの公園に。お兄ちゃんのキミはサッカーがしたくて、「パパ見て、パパ見て」と最近覚えたドリブルの様子を見せてくれる。弟のキミは、遊具に向かったり、ブランコに向かったり、で目が離せない。弟のキミに付きっきりになってしまうお父さんの様子にお兄ちゃんのキミはちょっといじけてしまっていたね。ごめんごめん。

弟のキミは遊具の滑り台にドはまりだ。小さな滑り台なのだけど、キミにとっては新たなチャレンジで勢いよく滑ってくるものだからお父さんは下で構えてキミを支えている。
キミは着地を綺麗にできないから、そのままにしているとガコーンとお尻から滑り降りた後に反動で頭をぶつける。お父さんはキミが地面に頭をぶつけないように下で注意深く待っていたよ。
お兄ちゃんが仲間に加わって二人揃って滑ってくることもあったけど、お兄ちゃんが一緒だとキミも更に思い切りが良い。一緒に滑り降りるから安心感が違うね。
滑り降りるとキミはまた遊具の階段の方へ走っていき、全身いっぱいつかって5段ほどの階段を登り、また滑り台へ向かっていく。
これを飽きずに何度も何度も繰り返していたよ。

思い起こすとお兄ちゃんも滑り台が大好きで、ちょっと前はお兄ちゃんが同じことをしていたな、とお父さんはしみじみ思い出していたよ。
滑り台は小さな子供たちにテッパンの遊具で、みんな大好きだね。ちょっと前までは、お兄ちゃんも小さな身体で遊具を登って笑顔いっぱいで滑り台を滑り降りてきていた、お父さんはハラハラしながら下で支えていたよ。でも今はそんなお兄ちゃんがキミにとっては百戦錬磨の心強いパートナーだね。

お兄ちゃんが一緒なら大丈夫。キミはいつもそんな表情だ。

そして滑り台の後はお兄ちゃんの漕ぐブランコに突っ込んでいき、吹っ飛ばされていたね。いくらお兄ちゃんが好きでも、ブランコを漕いでいるところに突っ込んではダメだ。この光景はチビ達のブランコあるあるだが、お父さんの不注意だ。ごめんね。お兄ちゃんもキミも悪くないね。

お兄ちゃんもちょっと前までは色んなトラブルを経験して、一通り泣いて、今日がある。キミにとっては頼もしい背中だね。この前キミたちをお父さんのサッカーに連れて行ったとき、お兄ちゃんはすっかり戦力となり、弟のキミの面倒を見ていた。キミはお兄ちゃんが近くで遊んでいるから泣くこともなく、安心しているようだったよ。お父さんもお兄ちゃんをすっかり信頼してサッカーに取り組んでいる。

お兄ちゃんは5歳、そしてキミは1歳。

夜ご飯のあと。キミは両手を指し伸ばしてだっこーと要求し、テレビを見ているお兄ちゃんのそばに駆け寄っていたね。お兄ちゃんはキミはぎゅーっと抱きしめる。キミはお礼に（？）お兄ちゃんのほっぺたにチューとしていたよ笑。

お父さんもお母さんもそんな光景を間のあたりにして、とても幸せな気分になったよ。

無理をしたスケジュールでもこういう姿を見ることで、お父さんは疲れも吹っ飛ぶね。

明日も朝はキミたちと公園だ。滑り台選手権だね。

これから羽ばたくキミたちへ。ずっと仲良くね。