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【視点の高さ】下から上は見えないけど上から下は丸見え

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

主に「学校教育」をテーマに発信しています。

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①「教育」全般に興味がある人
②「教育」に悩みや不安がある人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

原則、
月・水・金の
週3回の頻度で

有料記事も織り交ぜながら
発信します。

無料部分でも
有益な学びは、
たくさんありますので

ぜひ、最後までお付き合いください。


理不尽な上下関係ではなく

先週、元同僚の先生(仮にA先生とします)から
こんな話を聞きました。

与えた仕事が進んでなかったので
そのことを若手の先生に指導したところ
ごまかしに近い反論が返ってきたとのこと。

「まさか反論されるとは
 思わなかった!(苦笑)」

と残念そうに言うので
詳しく話を聞いてみたところ

「確かにそこで反論はおかしいかも・・」

僕も同じような感想を持ちました。

経験のある多くの先生なら、
同じような反応をするはずです。

なぜ若手はA先生の指導に対して
反論したのか?

・・・・

いろいろな捉え方があるとは思いますが、
その中の一つとして、

A先生の方が
自分よりも視点が高い
という事実を理解していないのかも。

そんな話をA先生としました。

先輩であり経験を積んできたA先生の方が
視点は圧倒的に高いのに、

自分もA先生と同じ視点でものが見えていると
勘違いしているのかもしれません。

アドバイスの意味

そもそも、
アドバイスの意味とはなにか?

より高い視点から
自分の盲点を指摘してもらって
ゴールまでの道のりを短縮するためですよね?

なのに、それを忘れて
指摘されたことに反論するのは、・・
マインド的にもったないです。

なにより
今後アドバイスをしてもらえなく可能性がある。

これってめちゃめちゃ損ですよ!

視点の高さで見えるものは全然違う


僕が伝えたいこと。

それは、

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下のレベルから上は見えないけど
上のレベルから下は丸見えだってこと。

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言い方を変えるなら、

自分より視点が高い人の
頭の中は見えないけど
自分よりも視点が低い人の
頭の中は丸見えなんです。

ピンとこないかもしれませんが
山の頂上をイメージすると
わかりやすい。

山を登っている最中は
山頂の様子を見ることはできません。

でも、
山頂から、登山者の様子は
丸見えですよね?

これが視点(=抽象度)です。

ちゃんとマインドができている
先輩先生であれば
後輩の手抜きを一瞬で見抜きます。

それは、怖いくらいに・・。

それを指摘してあげるかどうかは
その先輩の裁量になっていて、
(関係性が悪くなるのも避けたいので)
最近はあまり叱らない風潮がありますが。

指摘していただくうちが華

本当に僕はそう思うんです。

そのうち笑顔でスルーして
誰も、何も指摘してくれなくなりますから。

そしたら、「詰み」。

こんな怖いことはない。

身の程を知る

教育現場に限らず、
仕事では常に

自分の視点(レベル)はどれくらいで
相手の視点(レベル)はどれくらいか

理解しておいた方がいい。

マウントをとるつもりは毛頭ありません。

でも、
教師という仕事は
人間理解に関わる深い領域ですから。

経験知と見識における
自分と先輩の差は
わきまえておいたほうがいい。

仮にあなたの先輩の授業が
あなたの目から見て
イマイチだったとしても、

授業以外のところで
おそろしいほど強みを発揮できる
先生だっているんです。

僕も新人の頃
先輩を先輩と思わない態度を
とっていた時期がありました。

まあ、
この先輩は認めてもいいかな・・

生意気にもそんな風に
先輩を値踏みしていたのですが、

とんでもない!!!!!

その先輩は当然
自分よりも視点が高かったわけですけど、
それって自分が認識できうる
ギリギリの視点なんです。

だからアドバイスをもらっても
そのアドバイスの意図がわからなかった。

成長していくにつれ、

「あの時はこういう意図があって...
 だから、あんなアドバイスをくれたんだな」

ってことがわかるようなってきて、
しみじみ恥じ入った経験があります。

そんなこともわからずに、

最初のアドバイスをもらった際、
相手の抽象度を理解できていないと、

「いや、そのアドバイスはちょっと違うかな」

こんな感じで

自分の低い抽象度の範囲内で
残念な判断をしてしまうことになるんです。

これは本当に恐ろしいことです。

成長の機会を
みすみす逃していますから。

アドバイスをくれた
先輩に対しても失礼の極みですしね。

素直が一番

多少、違和感を感じたとしても
とりあえず全部受け入れる。

それが教員なりたての人にとって、

自分を成長させる一番の近道

です。

「守破離」の「守」のステージ
にいる人間が持つべきマインドセット。

もし違和感が拭えないのであれば
自分がレベルアップするまで
大事にとっておけばいい。

ジャッジするのは
その時でも遅くはないです。

本気で成長したいのならね。

素直と謙虚さって
成長する人に必須の要素だと思います。

今日はここまで。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


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