ふだんの緑が桜のおかげで

４月８日（月） 『転生したらスライムだった件』をひたすら観て１日が終わった。 他は特に何もしていない。 しいて言えば、日課の散歩を少しばかりと夕飯を作ったぐらい。 疲れきっている時は「何もせずに休む」が鉄則だとウツの療養中に本なんかで学んだけれど、そうすると罪悪感や焦りがでてきて、けっきょく脳は休めている気がしない。 休むってほんと難しい。 満たされないと、心から療養できる日はこないのかもしれない。 ４月９日（火） ウツやコロナで８年間続けてきた自営業がダメになって、何

病院の帰り道はだいたい不満がある。

４月５日（金） 今日はじいちゃんの前立腺ガンの診察の日。 今回から担当してくれることになった先生は、親切で丁寧な人で安心して任せられる。 前の先生は、説明不足でひたすらこちらの不安を煽るし人を舐めてるような態度で、病院をかえようかと思ってたほどだったからほんとに良かった。 いつも思うのだけど、病院の待ち時間ってどうにかならないんだろうか。 病院側の都合もあるだろうから一方的に文句を言うつもりは無いけれど、そこを考慮しても、患者への配慮が足りないんじゃないかと思うことが多

理解することが全てじゃない。

３月２４日（日） 古賀及子さんの連載エッセイ『５秒日記』がきのう更新されて「これは明日の朝コーヒーを飲みながら読もう」と思い、今日の朝を楽しみに待った。 車でファミマに向かいコーヒーを買う。 そのまま車内で、Xから連載エッセイのリンクを開いた。 これはまさに今日の朝かんじていたことで、同じ感覚を人と共有できているような気がして嬉しい。 にこにこしながら読んでいると、途中で仕事の電話が鳴った。 楽しい夢を見ていたのに、無理やり起こされたような不快感がある。 がっかりした気

映画『正欲』を観た。 なぜ正しい欲と書いたタイトルにしたのか、その答えが、メッセージが、映画を通してひしひしと伝わってきた。 無理に理解しようとしなくて良い。 認めあって共存できればそれで良い。

西成とお好み焼きとフリーレン

３月２１日（木） 夕飯前にじいちゃんがお菓子の袋をごそごそやっているのが聞こえたので注意しにいった。 すると、じいちゃんはさっとお菓子を隠して気まずそうな顔をしている。 かわいすぎやしないか。 子供のような行動がおかしくて「少しだけなら食べていいよ」と許してしまった。 ３月２２日（金） 大阪市西成区にて。 高架下を歩いていたら、横の道から飛び出してきた自転車とぶつかりそうになった。 その自転車に乗っていたおっさんに「あぶないやろ！」と怒鳴られたので、「こっちのセリフや」

よそ様の日常を楽しむ。

３月１８日（月） 何か本を借りようと図書館に行ったけれど、疲れてるせいか本を読む体力がないことに気づき、何も借りずに外に出た。 近くの森でウグイスが鳴いている。 鳴き声を聞いたのは今年初めてかもしれない、暖かくなって活発になったんだろうか。 近くを散歩してみると、スズメの鳴き声も聞こえて、「ぴぎゃーぴぎゃー」と激しく鳴く鳥もいた。 どういう意図でそんなに激しく鳴いているのかは分からない。 けれど、必死さだけはひしひしと伝わってくる。 その必死さになぜか笑ってしまい「必死

お口直しはハンバーガー

３月１３日（水） 今日はマクドでのり塩じゃがバターベーコンてりたまを食べた。 名前が長すぎやしないか。 その名のとおり色んな味が混ざっていて、全ての味がぼやけている。 不味くはないけど、これならサムライマックかダブルチーズバーガーのパティ２倍にすれば良かった。 １食分のカロリーと楽しみにしていた気持ちが無駄になった気がしてしっかり凹んだあと、口直しに炙り醤油風ダブル肉厚ビーフを食べた。 ３月１４日（木） 昨日一昨日と車中泊をして、朝から晩までずっと仕事で運転をしていたか

危うく人権を無くすところだった。

３月７日（木） 「やばい漏れる」 中年がいつになく真剣な表現で下半身に力をいれ、振動で漏れないようにすり足で素早く歩く姿は、無様で、滑稽で、それでいて、キモい。 ３月１１日（月） ここ数日、悩み事で頭がいっぱいで何も手につかなかった。 ストレスが睡眠の質に影響して、寝ている間はずっと夢を見ているような気がする。 こんな時は、ただただだらしなく映画やアニメを観まくるのが1番体に良い気がして、しっかり怠けた。 最近ぐっときた短歌、置いておきます。 ３月１２日（火） ぽっぽ

家にも外にも可愛いのがいる。

３月４日（月） 荷物の配送先に到着すると、芝生が綺麗なドッグランがあって、そこに３匹のマルチーズがおとなしく座っていた。 ぼくが車と玄関を往復するあいだ、いっさい吠えることなく楽しそうに後を追ってくる。 そのかわいい姿に表情がゆるみ、今日1番の笑顔で次の目的地へ車を走らせた。 家に帰り、じいちゃんの部屋にストックしているティッシュを取りにいくと、夕飯前だと言うのに、じいちゃんはお菓子の袋をがさごそとやっている。 「こら！」と言うと、びくっとして体が少し宙に浮いた。 子供の

休日の混み具合に怯えた誕生日

３月１日（金） ３日ぶりに会ったじいちゃんはいつもより可愛く見える。 玄関で靴を履いているじいちゃんに「かかとちゃんとあげてや」と伝えると、「めんどくさいな」とぼやいた。 じいちゃんの認知症の進行を抑える薬をもらいに病院へ行く途中、交差点に黄色い帽子を被った幼稚園児とお母さんが居て、子供の目線に合わせるようにお母さんはしゃがんで何かを喋っている。 そんな光景を見ると「自分の子は、かわいくてしかたないんだろうな」と、いつも思う。 ３月２日（土） 野菜は煮たり炒めたりすると

クズな自分をいましめる。

２月２８ 忙しいと日常を観察する暇がない。 のんびりしている時は、何気ない日常も面白いものだなあと思ったりもするのだけど、ひとつのことに追われると、それ以外のことについつい盲目になってしまう。 やるべき事とやりたい事が多すぎて、全てが中途半端になっている。ダメだなあ。 夜。 キャベツ半玉 ほうれん草一袋 しめじ一株 豆腐 豚バラ200グラム これでもかと具材を入れてみそ汁を作った。 味の素も入れたけれど、これで本当に美味くなっているのだろうか？ バカ舌だから味の素の美味

雨あがり

２月２５日 どれだけ大好きでも、イラッとしてしまうことはある。 そんな時は、なるべく離れるようにしている。 不必要に怒ってしまわないように。 時間をおくと「そっけなくしてごめんね」という気持ちが湧き上がってきて、また、優しくなれる。 ２月２６日 このことばが、ずっと心に引っかかっていて頭から離れない。 2月２７日 田んぼが雨に濡れ太陽の光が反射してキラキラ光っている。 その風景に心惹かれて写真を撮った。 何気ない日常もキラッと光る瞬間がある。 その時を、のがさずに残して