顔がこの世に向いてない。

今日はまの瀬さんの『顔がこの世に向いてない。』を紹介したい。

この作品は少年ジャンプ+で無料で読める。興味があるなら読んでみることをお勧めする。色々と考えさせられる内容だ。そして、もし本当に好きだと感じたのならば単行本を買ってほしい。私の好きな漫画家さんの一人なのです。

この漫画の主人公は性格はいいが見た目がいまいちな女の子、野宮。その女の子の容姿を逆に好みに感じるイケメンな男の子、北見の物語が中心となって物語は進む。

設定で言えば少女漫画のようだ。だが、実際は少女漫画よりも残酷に現実が描写されている。彼女は幼い頃からその容姿のせいであまりよくない境遇に立っている。

作中で彼女はいう。誰も優しくしてくれなかったくせになんで人には優しくしなきゃならんのだ!と。彼女はもともと努力家で性格もいいやさしい子だった。それがただ顔がよくないというだけで馬鹿にされ、傷つけられた。

彼女の言っていることは間違いなく正しい。それを考えると女の子の場合容姿は一番大切かもしれない。男である私も容姿で悩むのだ。世間一般で見た目に気を使う人が多い(偏見かもしれない)女性ならなおさらだろう。

第三者の意見として聞いてほしい。容姿は生まれ持ったものだ。いくら悩んだところで解決はしない。別にあきらめて受け入れろとは言わない。でもいつまでもうじうじ考えることは病んでいるのと同じだと、現実から逃げても何も変わらないと気付いてほしい。気付いた後どうするかはあなた次第だ。素直に受け入れ前を向くのもいいと思う。その事実から顔を背け先に進むことも悪くないと思う。整形ということもありだろう。

自分自身と向き合うことはこの世で一番つらいことだと思う。この漫画のオチがどうなるか検討がつかない。顔がいまいちな女の子が無事ハッピーエンドを迎えるのか、はたまた自分と向き合い進んでいくビターエンドを迎えるのか。もしかしたら現実を受け入れられずにバットエンドを迎えるかもしれない。この作者がどういった考えを持っているか想像しながら今回の紹介は終わりにする。

そして、容姿に関しては語ろうと思えば無限に話が出てくるのでここいらで今回は終わりたい。

今日もお疲れさまでした。


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