美味しくない物を美味しくないというのは無粋なのです。
その料理を作ってくれた人に失礼ですし、他の人にとっては美味しいかもしれないからです。なので「美味しくない」とか「不味い」とか言わないで「ちょっと自分の口に合わないな」というのが「粋」というものなのです。

こんな感じのことを故・池波正太郎先生が書いたエッセイで仰られていました。

さて、ある日のこと。町を歩いていてお昼ごろになった時に一軒のバーミヤンが目に入りました。

バーミヤンは、すかいらーくグループが運営する中華料理のファミリーレストランチェーンです。1973年に1号店がオープンして以来、48年以上の歴史を持ち、現在では全国に約800店舗を展開しています。

店先のポスターで台湾フェアをやっていると知り、昔、台湾に行ったこともあるので入ってみました。

このフェアは台湾全土に約100店舗を展開する名店「潮味決(チャオ・ウェイ・ジュエ)」との初コラボや、本場の台湾屋台グルメを堪能できるイベントととして2024年3月14日(木)～5月9日(木)まで開催しているそうです。

台湾の有名店との共同開発というのはそそられます。

なので、メニューにあって美味しそうだった「潮味決」と共同開発した「番茄牛肉麺(ファンチェニューローメン)」と台湾で食べた懐かしい「ルーローハン」を注文しました。

豆板醤とトマトペーストで煮込んだ麺だそうです。
牛肉も大きいのが入っていて食べ応えありそうです。

届きました…「( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？」
見た目がだいぶ違う気がします。
スープの中に肉が沈んているのかなとも思いましたが、その気配はありません。

麺はチェーンとかで出すような普通の中華麺。
スープは全体的なまともりもなくボやけた味でした。

ルーローハン。苦手な人もいるので不特定多数の人が食べやすいように八角抜きです。
こちらも八角を抜きにしても「( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？」

両品とも、ちょっと私の口に合わなかったみたいでした。
両方合わせて千円越えはちょっと残念でした。

でも、今話題の猫ちゃんロボに出会えたので良しとしましょう。

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