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変な家/雨穴

今話題の一冊。
来年映画化もするらしい。

 
私が雨穴さんの本を読むのはこれで二冊目で
まず先に「変な絵」を読んだ。

 
表紙にもある、変な間取りから話は進んでいく。
私が気づいた違和感は一箇所くらいだったので
こんなに奥が深いものかと感心した。

 
後半の展開が意外な方向に舵取りし
非現実的なように思わなくもないが
先日の青森県放火事件のように
家や一族というのは一種の逃れられない宿命がある人もいる。

本家や分家にとらわれている身からすると
それは分からないでもない。

 
個人的には「変な絵」の方が好みだった。

 
しかしこれは映像化できるのだろうか。
ようちゃんの箇所はまだしも
映像化は難しいように私は感じた。

 
ただ、「金田一少年の事件簿」もドラマ化したわけだし
プロにかかれば、上手くいくのかもしれない。

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