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釈迦牟尼が 紀元前530年頃に悟りを開いた場所, インド・ブッダガヤの大菩提寺(紀元前260年創建)を訪ねた, 1984年1月3日

釈迦牟尼はサンスクリット語の発音ではガウタマ・シッダールタに近く, パーリ語の発音ではゴータマ・シッダッタに近いらしい。兎にも角にも, 1983年9月から10月にかけてベツレヘム, ナザレ, エルサレムなどアブラハムの「世界宗教」であるキリスト教とイスラム教の聖地を訪ねた拙者は(上に挙げたなかではイスラームにも直結はエルサレムだけかな, まぁイスラームもキリストを預言者としては認めてるわけだけど), 「世界三大宗教」なんぞという言い方をする時に先に言及した二つに加えられる仏教の信徒の巡礼地をも, 訪ねることになったのであった。

歴史の古さで言えば仏教が一番長い歴史を持っているわけだけど, 信徒の人口はキリスト教やイスラム教の方が桁一つ多いようで(拙者は仏教徒ではないけれど, 言わせてもらえばあれらの二つの宗教は広範な地域に普及・布教していく背景にかなりの程度「帝国」による侵略・支配や戦争があるからね, それがなければあそこまで信仰が広がらなかったということは誰もが認めざるを得ないでしょう, 仏教の場合は「その種の」侵略や戦争と無縁だから; カッコ長ぇ)。

それと, 信徒人口だけで言えばヒンドゥー教も仏教より桁一つ多いわけだけど, あれは歴史的に且つ教えの中身的に「世界宗教」になるのは無理でしょう。さらに言えば, アブラハムの宗教の「始まり, 始まりぃ〜!」はユダヤ教になるわけだけど, あれも「世界宗教」にはなり得ないよね, 当然。まぁ一応言っとくと「世界宗教」になれる宗教が他の宗教より歴史的に価値があるなんてことはなく(「世界宗教」, 特にアブラハムの宗教は歴史の中で人類にかなりの害を及ぼしてきた側面があって, 文字通り「世界」大の規模を持つ宗教であるだけにその弊害の大きさも甚大; まぁそれが甚大・深刻なものであることからも歴史的検証をする価値は大きいとも言えるんだろうけど, またまたカッコ長ぇ), 一方で民族宗教だって「歴史的な」評価を加えるに値するものは沢山あるはず。ただまぁ例えばユダヤ教について言えば, 基本的にユダヤの民が「神」に選ばれた民と看做されているわけだし, 後に続いたキリスト教やイスラームのような「世界宗教」になることは教えからして無理な話ではある。この話, 長過ぎたなぁ。以上, 無神論者によるざっくりとした宗教談義でありました!

それはともかく, ブッダのことなら, 若い頃, 手塚治虫の名作漫画(沢山あるからなぁ!)の一つ「ブッダ」を全巻読んでいたのだ。細かいところは忘れちまったけれど(もう40年経ってるんだから許せ, と自分に言ってる)。

ブッダガヤ に行く前の話 〜 1983年4月26日に日本を発って, ソ連・ヨーロッパ諸国・トルコ・シリア・ヨルダン・パレスチナ/イスラエル・エジプト, 再びのトルコ, 更にイラン, パキスタンを旅してからインドへ, インドではアムリトサル, ダラムサラ, デリー, アグラなどを旅し, 年末には首都デリーからヒンドゥー教の「聖地」ヴァーラーナシーに移動, 1984年の「初日の出」は ガンガー(ガンジス川)で拝んだのだった

長ぇ長ぇ見出し。まぁインドの歴史も長いし。自分用の備忘録兼ねて, ヴァーラーナシーに辿り着くまでのインド旅 note の各リンクは, 下にリンクを置く前回の旅 note の第1章にあって, その冒頭のリンク note *1 アムリトサル 旅 note の第1章にはソ連からパキスタン, つまりインドに入る前までの道のり, その各国各都市・街・遺跡などの旅 note へのリンクに関する説明あり。

さてさて, 

ヴァーラーナシーから ブッダガヤに向かう旅(旅日記抜粋)と ブッダガヤ で撮ったたった2枚の写真

7泊8日滞在したヴァーラーナシーを発って, ブッダガヤに向かったのは, 1983年1月2日。以下は, その日の日記の前段。

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旅日記の次の頁は, 次の一文で始まっている。

定刻とそう変ることなく, GAYA駅 9PM頃 着。

「定刻とそう変ることなく」とわざわざ書いたのは, 少なくとも当時のインドではそれが極めて珍しいことだったから。それはともかく, そこからはリクシャに乗って, ブッダガヤ に向かった。

実は(というほどのことでもないが, 笑), 昨年2021年1月4日に以下の note を投稿していて, 上に掲載した旅日記抜粋についてはそのとき載せてなかったけれど, 今日2022年1月5日の本 note よりは多くの文字数のテキスト(宗教の教科書ではありません, 当たり前か!)を添えていた。

note ブッダガヤの大菩提寺で仏塔を観た翌日は 〜 Tower of Power ♫

目次は,

1. 前説
2. 1984年1月3日、ブッダガヤの大菩提寺(だいぼだいじ、マハーボーディ寺院)へ
3. ブッダが悟りを開いた場所、ブッダガヤの大菩提寺(だいぼだいじ、マハーボーディ寺院) 〜 1984年1月3日 早朝なり
4. 仏塔, 仏(ほとけ)の塔, Tower of Buddha の形をしたブッダガヤの大菩提寺を拝んだ後に聴く、力(ちから)の塔 〜 Tower of Power ♫

今日は横着して, 上掲の自分の note の第3章から, 写真ともども転載してしまう。

ブッダが悟りを開いた場所、ブッダガヤの大菩提寺(だいぼだいじ、マハーボーディ寺院) 〜 1984年1月3日 早朝なり
というわけで、長い長い前置きをし、且つ前章の最後で「宗教」全般に妙に呆れてしまったところで、以下、写真掲載、ゴータマ・シッダッタ、じゃなかった、「たった」の 2枚!!
因みに無神論者の筆者、宗教はみな好きでないけれど(宗教は単に知的関心が向く対象、まぁ生まれ育ち的に仏教の寺や神道の神社に郷愁みたいなものは感じるけれど)、強いて言えば、仏教が醸し出す「雰囲気」はわりと好きな方ではある。例えばユダヤ・キリスト・イスラームなどの唯一神や創造主信仰のアブラハムの宗教が人間の生活を無闇矢鱈とルールで縛るのと違って、何処か(西洋のその概念とは異なるのだろうが)そこはかとない「自由」「の・ようなもの」(って映画のタイトルじゃんかよ)を感じるところがあって ... いやそれはいま思いついただけなんだけど(笑)、仏教って寺とか教義とか持ったところで宗教の一つではあるものの、他の宗教と比べると、何だろう、「宗教」臭さよりも「哲学」みたいなものを感じる面が強い気がする。
まぁとはいえ、自身は仏教の信者、信徒では全く無いし、そんな大雑把なハナシはこれで終わりにして、ようやくの、たった 2枚の写真の掲載。

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朝もやに包まれる、37年と1日前(転載にあたっての注: まぁ言うまでもないんだけど今日2022年1月5日から遡れば38年と2日前!)1984年1月3日のブッダガヤの大菩提寺(だいぼだいじ、マハーボーディ寺院)なのであ〜る。ああ、色即是空(意味わかってんのか、笑)。

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さて今日も, 

仏塔を見た後は力塔を聴こう ♫

仏塔, 仏(ほとけ)の塔, Tower of Buddha の形をしたブッダガヤの大菩提寺を拝んだ後に聴く, 力(ちから)の塔 〜 Tower of Power ♫

前章にリンクを載せた昨年2021年1月4日付 note の第4章を再び。

Tower of Power 〜 NPR Music Tiny Desk Concert 2018
Set List
"On the Soul Side of Town"
"So Very Hard to Go"
"What Is Hip?"

ブッダが 「悟り」 を開いたブッダガヤの大菩提寺を訪ねた翌々日は 〜 フラワー・トラベリン・バンド の "SATORI" ♫

なんつって, ナン

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つって, ナン, 

じゃなくて, 何たって, ってか, 何のことかと言えば, 昨年2021年の今日, ってか2021年1月5日, 以下のような note 投稿をしていたのだ。

目次は,

1. ブッダが 「悟り」 を開いた場所、ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディ寺院)を訪ねた 〜 1984年1月3日 早朝
2. Make Up 〜 フラワー・トラベリン・バンド (Flower Travellin' Band, 1973)
3. Shadows of Lost Days 〜 フラワー・トラベリン・バンド (Flower Travellin' Band, 1973)
4. Hiroshima 〜 フラワー・トラベリン・バンド (Flower Travellin' Band, 1972)
5. Satori Part III 〜 "Hiroshima" の原曲, フラワー・トラベリン・バンド (Flower Travellin' Band, 1971)
6. SATORI 〜 フラワー・トラベリン・バンド (Flower Travellin' Band, 1971)
7. 付録: ラホール(パキスタン)で観た、ガンダーラのブッダ(仏陀)
8. Bonus track 〜 "Killing in the Name" by Rage Against the Machine (1992)

ではでは, 上掲 note の第6章を, 以下に再び。

SATORI 〜 フラワー・トラベリン・バンド (Flower Travellin' Band, 1971)
ではでは、ようやく(?)のこと、今日の note 投稿のタイトルに上げたフラワー・トラベリン・バンドの SATORI,
それは 1971年リリースの彼らの 2枚目のアルバムのタイトルなんだけど、前年 1970年リリースの最初のアルバム "Anywhere" はカヴァー曲のアルバムなので、オリジナルを揃えたアルバムとしてはこれが 1枚目。
アルバムの収録曲は、"Satori Part I" から "Satori Part V" までの 5曲("Satori Part III" は前章で載せた)。
ここでは、まずは "Satori Part II" を歌詞と共に載せ、その後でフル・アルバム(後者はいつか消えるかもしれないし、note から下ろすよう著作権者から要請があれば少なくともここからは直ぐに外そうと思う、でも大丈夫なのかもしれない、分からない!)。
Satori Part II 〜 from Flower Travellin' Band's 1971 album "SATORI"

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。

SATORIFlower Travellin' Band's 1971 album
All tracks are written by Flower Travellin' Band.
Side A
1. "Satori Part I" 5:25
2. "Satori Part II" 7:06
3. "Satori Part III" 10:44
Side B
4. "Satori Part IV" 11:01
5. "Satori Part V" 7:58
Joe Yamanaka ジョー山中 – vocals
Hideki Ishima 石間秀樹 – guitar
Jun Kozuki 上月ジュン – bass
George Wada 和田ジョージ – drums

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